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へその緒のでき方と取れ方についての質問です。

1.胎児は、母体からへその緒から栄養をもらって成長しますよね。そこで気になったのですが、受精卵が着床し、胚ができます。そして細胞分裂が始まり、成長していくのですが、どの段階でどのように胎児と母体を繋ぐ線(へその緒)は出来るのでしょうか。また、へその緒は胎児のへそに繋がっていますが、母体のどこに繋がっているのでしょうか。

2.赤ちゃんが生まれたときは、赤ちゃんと母体はまだへその緒で繋がっていると思いますが、どこかで切るのでしょうか(血管だと思うので、ハサミでチョキン!では大出血になる気がしますが)。また、切るとしても、帝王切開でもない限り、子宮の中では切れませんが、母体に残ったへその緒はその後どうなるのでしょうか?
(馬など、野生の哺乳類は普通に産んでいるので、切らなくても産むときに取れるのかもしれませんが)

人間の誕生から生まれるまでを考えれば考えるほど分からなくなりました。検索しても、この辺りの情報は見つかりませんでしたので、よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

ameyoです。



>へその緒は、母体中では、へそなどの特定の場所には繋がっておらず、赤ちゃんを包む膜(胎盤)に繋がっているのですね。

はい、そうです。下の模式図をご覧になってみてくださいね。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%83%8E%E7%9B%A4

>つまり、着床した場所と、赤ちゃんのへそが繋がる訳すね。

そうです。赤ちゃんの命を支える胎盤と臍の緒です。着床した場所がマズいと子宮外妊娠で妊娠継続できなくなったり、子宮口に掛かるような位置に胎盤が出来てしまうと「前置胎盤」と言って、お産が始まってまもなく胎盤が剥がれてしまうためにこれまた非常に危険な状態となります。

>しかし、動物番組などで、馬などが出産するときは、へその緒が繋がってなかった気がします。何か、膜に覆われて、ズッポッっと出てきていたと思います。あれは、胎盤と子供が一緒に出てきているのでしょうか。

臍の緒は繋がってますよ。膜(羊膜)に覆われたまま出てきたのなら、臍の緒は「その中」です。馬などの生まれ落ちてすぐに立ち上がる動物は、親が切ってやらなくても子が立ち上がろうと藻掻くうちに自然に切れるようですね。
胎盤は子が出てから30分後くらいに「後産」で出ます。
http://www.azumino.matsumoto.nagano.jp/NATURE/al …

>また、人間ではそのようなことは起こらないのでしょうか。

胎盤が赤ちゃんと一緒に出てくる状況というのは、下で書いた「早期胎盤剥離」ですから大変危険な状態ですね。胎児は仮死状態になっていると思います。胎盤は、赤ちゃんが完全に外界に出て自力呼吸を始めるまでは、子宮壁にくっついていなければならないものなんです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

頂いたURLは非常に参考になりました。
胎盤と母体は太い血管では繋がってないのでね。胎盤が剥がれても大出血に繋がらない理由がよく分かりました。

確かに、自発呼吸をするまでは、へその緒から酸素を貰っているので、窒息してしまいますね。早期胎盤剥離の場合も同じですね。

馬など包まれて生まれてくる膜は羊膜ですね。胎盤とは違うのもよく分かりました。


知りたいことは、ほとんど解決しましたが、最後に一つだけ分かれば教えて下さい。

それは、へその緒の出来方です。

1.胎盤と受精卵の接触部が胎児の臍となり、へその緒ができる。そして、成長していく。

2.受精卵から細胞分裂を繰り返し、胎児のおよその臍の位置が決まり、その臍からへその緒が伸びていき、胎盤と繋がる。

3.胎盤からへその緒が受精卵(または胎児の臍めがけて)伸びていき、胎児と繋がる。

4.『2』と『3』が同時に起こる。

5.その他

恐らく『1』だと思うのですが、最初の細胞分裂で左右が決まるはずです。そう考えると、受精卵内で胚が回転しないと、場合によっては右肩に臍が出来たりすること考えられるのですが、そのようなことはありません。へその緒の位置が決まってから最初の細胞分裂が起こるのでしょうか。
そう考えると、胎児の臍から伸びていきそうな気もします。

卵が先か鶏が先かみたいな話ですが、ご存知でしたら教えて下さい。

お礼日時:2007/10/29 01:42

#1です。

補足ですが...

ヒト以外の動物は、おそらく臍帯は親が咬みきるでしょう。
繋がって出てきた胎盤は親が食べてしまうと思います。普段は草食性の動物でさえ、胎盤は残さず食べて出産の痕跡を速やかに消すと教わった覚えがあります。
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この回答へのお礼

なるほど。へその緒は、母体中では、へそなどの特定の場所には繋がっておらず、赤ちゃんを包む膜(胎盤)に繋がっているのですね。
つまり、着床した場所と、赤ちゃんのへそが繋がる訳すね。

生き物ってうまく出来てますね。
うか。
しかし、動物番組などで、馬などが出産するときは、へその緒が繋がってなかった気がします。何か、膜に覆われて、ズッポッっと出てきていたと思います。あれは、胎盤と子供が一緒に出てきているのでしょうか。
また、人間ではそのようなことは起こらないのでしょうか。

お礼日時:2007/10/28 13:30

こんにちは。



1. 受精から2週間頃(妊娠4週頃)、すでに原始的な臍帯(付着茎)が現れ、妊娠6-7週頃には臍帯としての形態が整います。
  臍帯の胎児側は胎児の臍部に、母体側は胎盤に繋がっています。

2. 赤ちゃんが生まれると、臍帯の付け根から5cmくらいの所を結紮して切断します。血管なんですが、切断されると素早く止血される仕組みになっていて大出血にはなりません。
  また、臍帯の母体側は胎盤に繋がっていますから、胎児を分娩した後に胎盤が子宮内から自然に剥がれて出て来ます(俗に「後産(あとざん)」といいます)ので、母体内にいつまでも残ることはありません。
  ちなみに、赤ちゃんがまだ母胎内にいるうちに胎盤が剥がれてしまうとことを早期胎盤剥離と言いますが、非常に危険な状態です。なぜなら、胎児は臍帯を通じて胎盤と繋がり母体から酸素と栄養を受けていますので、それが剥がれる=窒息してしまうことです。子宮内に出血もし大変に危険な状態になります。
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