片付けられない女は何で女？

Question

時々テレビで「片付けられない女」のことをやっていますが、ご覧になった方いますか？脳の一部に障害があって片付けられないとか原因がいろいろあるそうです。
私自身は主婦で、「片付けられない女」ではないです。でも興味があって、そういった番組があるとついつい見てしまいます。

それで疑問なのは、なんでいつも「片付けられない女」ばかりで「男」は登場しないのか？ということです。「男」ならしょうがないし、テレビ的には「女」の方がインパクトがあるからでしょうか？
テレビにでてくる女の人は、仕事を持った主婦の方も独身の方もいます。それなら「男」でも条件的に一緒だと思います。

ある番組では、女性リポーターがすんごく散らかった部屋を見て「ご主人に怒られませんか？」と言っていました。怒られたらするとかそういう問題ではないと思うし、私が旦那だったら見かねて自分で片付けるか出ていくかすると思うけど、一緒に住んでいる旦那さんだって「片付けられない男」なのでは？と思います。片付けが嫌いだとしても最低限、生ごみは捨てるでしょう？
よかったらご意見をお聞かせください。

Q-chan-sokkuri · Accepted Answer

わたしの次女は、5歳のときADHD（注意欠陥多動障害）と診断が下りました。
この子は、わたし、わたしの父と叔父の幼いときにそっくりです。わたしは未診断ですがADHDだと思われます。

脳の構造が変わっているため、脳内の神経伝達物質がうまく伝わらず、さまざまな症状が出るものです。

家の中が片づけられないほかにも、
日時が決まっている用事が行えない、
人との約束の時間に間に合わない、
物事の優先順位が付けにくい
他人の顔色を読むことや世間話などが非常に苦手というより、できないです。

これらの雑用は、家事一般、オフィス内の定型業務、事務など
雑用とかルーティンワークと呼ばれていることです。
一般には女性に押し付けられていることが多いので、
「学歴があって勉強はそこそこできるのに
どうしてできないの？」と
勤務先、家庭、地域社会において、
つねに叱責や非難されることになります。

女性のADHDはつねに叱られるため、
「どうしてこんなこともできないの」と自分を卑下して、次第に自己評価までが低くなり自信を失ってしまいやすい。

同じADHDでも男性は家事一般、ルーティンワーク、世間話、自治会やPTAといった地域社会などの雑用から免れていますから、目立ちにくく、
この点での自己評価を低下させることは少ない。

わたしも、以前から自分は変だと思ってましたが、
大学卒業後、社会人になってから、
「変わっている」「女じゃない」などの
思いやりのない言葉を投げつけられ傷つきました。

No.#7で挙げられている、「片づけられない女たち」（サリ・ソルデン著）にも述べられてますが、
女性差別という社会の歪みのために、
女性のADHDは傷つきやすく自信を失いやすいんです。
自信を取り戻し、自己評価を高め、社会で生き残っていくための知恵が述べられてます。

日本ではとかく「普通である」「目立たない」「世間と同じである」ことが重視され、また期待されます。

わたしの妹もADHDの傾向が強く、
家事やガーデニングが苦手です。
瀟洒な一戸建てが立ち並ぶ新興住宅地に一軒家を購入しましたが、妹の家だけ庭の手入れが行き届かないため、
「世間に恥ずかしい」と自分を責め続けてます。

わたしはあまり世間の目を気にしない方ですが、
同じマンションの普通のお宅？のように
我家のインテリアが美しく整ってないことで
自分を責め苛むこともあります。

aruarunainaiさんのおっしゃるとおり、
妹の住む住宅地や、我家のマンションの「男性陣」はどうしたのでしょうか？

家事は男性の仕事ではないのでしょうか？

わたしは自分がADHDではないかと確信してから、
夫に家事・育児にできるだけ協力を要請するようになりました。
それまで専業主婦を3年弱経験しましたが、
専業主婦は辛かった。
再就職したくなり派遣社員として職場に復帰して7年が経ちました。

家事も満足にできないのに
子どもをほったらかしてまで外で仕事をして、と
今でも自分を責めることはありますが、
以前専業主婦をしていた頃よりは、気持ちが落ち着いてます。

方や、家事も満足にやらず
子どもと妻をほったらかして外で仕事をしている夫は
自分を責めるでしょうか？

たぶん自分を責めることはないでしょうね。
男女では、世間から刷り込まれている社会的メッセージの違うからだと思います。

なんだかまとまりがなくなりましたが、
長い書き込みを読んでいただいてありがとうございました。

参考URLは、「片づけられない女たちの集うページ」です。ご参考まで。

参考URL：http://www.ojiji.net/katazuke/

gimpei · Answer

回答３から再びですが。
おそらくＴＶ報道の主旨と質問者の疑問は
かなりズレがありそうだと思ってますので、
そこを踏まえて、出来る限りはわかって
もらえるように回答します。

>>なぜテレビが女性ばかりをとりあげるのか？

男性だと、だらしないのか、病的なものか
区別しにくいからだと思います。女性の事例
なら、「だらしないだけとは考えにくい。
きっと病気なんだな」と視聴者が報道の主旨を
理解しやすいということです。少なくとも私は
単身生活の女性の事例でそう感じました。
夫婦の場合よりも単身者の事例の方が問題が
わかりやすいでしょう。

>>片付けられない女の旦那さんだって、生ゴミを
>>片付けるとかそれくらいはするでしょう？でも
>>してない

その女性リポーターは、ちょっと無神経ですね。
でも旦那さんもしてる人はしてますよ、きっと。
それで旦那さんがフォローすれば全てが解決
すると思いますか？単なる家族関係の問題では
ない、病気なのだとしたら、フォローはかえって
病気の進行につながることも有り得ます。

もしかしたら、旦那さんがルーズなせいで、
奥さんの方が疲れきって、そういう事例に近い
扱いを受けているかも知れません。でも全ての
ＡＤＨＤとされる主婦がそうでは絶対にないです。
おそらくは質問者が女性に対する差別・偏見に
敏感なことと、ＡＤＨＤをよく知らないから
そういう疑問が出てるのではないかと思いますが、
差別・偏見と病気は全然別の問題です。

わかりにくいですか？
こう言えばいいかな。もし、ＡＤＨＤの奥さんと
だらしない旦那さんという組み合わせの夫婦が居た
としたら、だらしない旦那さんは本気で片付けを
出来なくはないでしょう。でも、奥さんはどうしても
出来ない。それが病気ということです。そこで
旦那さんが片付けしたところで、病気が直った
訳ではない。

もし「報道が偏見を生まないか？」という質問で
あれば、ある程度はそうかも知れません。
そういう風に理解されるのもＡＤＨＤを知らない
からです。「ヤラセ」との回答も知らないから
でしょう。まぁＴＶのはそうかも知れませんが。
ＡＤＨＤに罹ってる人は確実に存在します。私は
仕事でそういう人と接してます。男女差別も
大事なことでしょうが、病気や障害をもつ方への
無理解や差別の方が深刻に感じます。

yukarikihara · Answer

以前はあれの男版をよくやっていたように思いますよ。
「男の一人暮らしの部屋は汚い」と決めつけのステレオタイプが存在するので、少々男の部屋が汚くたって誰も驚かなくなってしまったんではないでしょうか？

toitoi777 · Answer

やはり家の中のことは女性がするものという構図ができているんだと思います。
＞テレビ的には「女」の方がインパクトがあるからでしょうか？ 
その通りでしょう。興味本位でこの番組は作られているのでしょう、きっとね。

あと余談になりますが、某番組で女性にばかり料理を作らせるのがあります。これも何で男は出てこないんだろうかと思いました。こちらも料理＝女性という考えなのかも。

失礼しました。

molamola · Answer

「片づけられない女たち」（サリ・ソルデン著）と言う本が有ります。
著者自らがADDで悩んでいて、アメリカでははっきりと「病気」と認められているそうです。

何故女が？と言うのは、この病気の特徴は知能に異常も無く（むしろ優秀な方）
特に外見的には全く異常が感じられない。
ただ「整理整頓（物に優先順列を付け順番に処理して行く）」の能力が極端に人より劣る。
仕事などの大きい事はきちんとこなせるのに、でも細かい雑事が出来ない。
片付け・時間・支払いの三点が特に難しい。
部屋は物が溢れ、待ち合わせの時間に遅れ、毎月の支払日になると慌てて請求書を探す。
これは端から見ればルーズでだらしないだけだが、本人は必死で何とか上手くやろうと思っても
いつも行動が追い付かずに心ばかり焦って、自分はどうしようもない人間だと
自己嫌悪に陥る。
子供の頃はADDの女児は男児より目立たないが、大人になリ社会に出て家庭を持つと
細かい雑事は女の仕事となリ、目立つようになる。
男の場合は仕事さえやっていれば部屋が汚くても許されるし、細かい支払いや手続きは
女に頼めば良いので、そう問題にならず生活に影響も出ないから。
会社でも仕事とは無関係の細かい雑用は女の役目（アメリカでもそうなのかと意外でした）
家庭でも日々細々とした雑事に追われて、それを無難にこなす事が出来ず
女のクセに、と評価が低くなるばかり・・・
一生懸命やろうとすればする程、こちらにかまけてあちらが増々おろそかになってしまう・・・

と、本人にとってはとても辛い状態でだそうです。
決していい加減なわけでは無く、その能力に欠けて「どうしても出来ない」のです。
原因は、ある脳内物質が不足している為だそうで、現在のアメリカでは
ADDと診断されれば、例えばレポートの提出期限を延ばして貰える等
病気として措置が取られるそうです。
優秀なレポートを書く能力が有るのに、期日に間に合わないと言う事で
その能力を失わないようにと。

普通の病気と違って、目に見える症状や検査の数値が現れないから
一般には信じ難いかもしれませんが、運動能力や芸術面の持って生まれた能力は
個人差がとても大きいですよね。
私はこの本を読んで「極端な能力差」も、まだ解明出来ない
脳内物質とかの影響があるのかな？なんて思いました。
極端に音痴な人は音を識別する物質が、とても読めない字しか書けない人は
形を認識する物質が足りないとか・・・？？？
TVの特集は興味を持って見ていますが、いつも女子アナがバカにし呆れた様に笑うので
「ADDという障害で」と言いつつ、まだまだ他の病気の様には認めていないですね。

参考URL：http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/487290074X/qid%3D1030878968/249-9339926-6745949

zoo_gone · Answer

ＡＤＨＤ　っていう病気のことですね。。
”本当に”この病気だったら、脳の発育の問題ですから、本人が改善したくても能力がない・・ということになります。掃除以外の部分で症状が出る人もいますし。

解明はされていないと思うのですが、女性だと、掃除に関係するような脳の一部分に欠陥が出やすいとか、あるいは、女性であることで家事についての問題を指摘されているのかな？　と思います。
逆に男性だと、家事に関しては問題視されにくし（掃除できない男性も知人にいますが）、欠陥そのものが、違う行動関係に出やすいのかも知れません。


＞片付けが嫌いだとしても最低限、生ごみは捨てるでしょう？ 
＿＿＿”嫌い”なのか、病気なのかで全然違うと思いますが。
病気なら、生ゴミであっても、そこにあるとわかっていても、”どうしても行動できない”ことがあります。本人がある程度自覚していて、他に重大な症状がなければ、普通の人が週２回出すところを２週間に１回程度、ものすごく頑張ってやっています（知人の既婚女性＝ＡＤＨＤです）。

＞一緒に住んでいる旦那さんだって「片付けられない男」
・・・慣れですかね（笑）　確かにＴＶにでてくる既婚の女性に関しては、（ヤラセだとは思いませんが）家族のことを思いやることが出来ない人が多いみたいに感じます。
前出の知人女性は既婚で、確かに掃除はしませんが（やりたいと　いつも思っていることがかなりのストレスで、そのことだけで頭がいっぱいになってしまって、買い物も洗濯もできなくなってしまうそうです）、家族のことを思えば、（たたんで片付けられないけど）洗濯だけはちゃんとするし、（後片付けも必要最低限ですが）料理もやります。よほど汚くなると、他の家事を一切やらずに、台所だけの片付けＤＡＹ　とか、寝室の掃除だけの日とか・・　大したことのないことでも彼女には１日仕事みたいです。しかも翌日には、発熱したりして寝込みますし＿。

<<==　本当に病気の人だと、ヤラセどころではないんです。　
実際、どういう病気なのか、世間の皆さんにもっと知ってもらいたいです。

damdamdam5656 · Answer

そういう人がいる可能性を否定しませんが、きっとヤラセに違いないと思います。
深刻な病気のひとがいると言う趣旨でNHKのプロジェクトXかなにかで取上げ
られるのならともかく、一般家庭を覗き見趣味で面白おかしくバラエティ
ー番組に登場させること自体が疑わしい。


こういうことがあたかも一般化しつつあると、社会を堕落させる方向に
誘導させるつもりなら、報道機関の社会的責任というものをどう考えて
いるのか聞いてみたいものです。

myeyesonly · Answer

gimpei さんの回答に追加して、もう一つ、そういう事例にでて来る方に以外と育った家庭環境に問題を抱えていてその反動が無意識のうちにそういう事例となって現れている例が以外と多いということがあるかと思います。
その場合にはこういう形態ででるのは女性が多いようです。
ただ、この手の番組は gimpei さんおっしゃる通り、そういう精神・神経領域の病気についての検討なしで、単純に『女なのに』ってしか扱っていない点を見ても『女は美しくあれ』というエゴそのもの的な番組だなと思ってます。

男の場合は汚くても当り前という、ある意味片付けが出来ないという事がまかり通っているんでしょうね。
やがて亡びるであろう種族?の最後の悪あがきなのかもしれません。(爆)

gimpei · Answer

そのＴＶで取り上げられている事例はまず間違いなく
ＡＤＨＤ(注意欠陥多動性障害)のことでしょう。

質問の内容からすると、こういう神経生理学的な状態
と単にルーズで片付けしないだけのタイプを混同して
いるのではないかと思えます。

ＴＶが女性の事例ばかりを取り上げるのも、好意的に
解釈すれば、そういう混同を避けるためと言えます。
男性の事例を出せば「病気じゃなくて単にだらしない
だけなんじゃないの？」と思う人が多くなるだろうと
いうことです。

後半の疑問は、ＡＤＨＤをもっと知れば解消すると
いうか、全く別の疑問に変わるかもしれません。
ＡＤＨＤは「片付けられない」だけの問題では
ありません。もっと複雑で多種の症状があります。

kozpooh · Answer

お～、そう言われればそうですね。私も結構この特集みたりして「うえ～、
女の人なのに汚いな～」って思ってました。
確かに男性だって一人暮らしなら自分で身の回りのことをしなければいけないから、女性だけこうゆう風に取られるのは嫌ですね。
結婚しているならお互いが気を付ければ、あんなに汚くなりませんよね。
なんか考えさせられました。ではでは・・・。

片付けられない女は何で女？

わたしの次女は、5歳のときADHD（注意欠陥多動障害）と診断が下りました。

回答３から再びですが。

以前はあれの男版をよくやっていたように思いますよ。

やはり家の中のことは女性がするものという構図ができているんだと思います。

「片づけられない女たち」（サリ・ソルデン著）と言う本が有ります。

ＡＤＨＤ っていう病気のことですね。

そういう人がいる可能性を否定しませんが、きっとヤラセに違いないと思います。

gimpei さんの回答に追加して、もう一つ、そういう事例にでて来る方に以外と育った家庭環境に問題を抱えていてその反動が無意識のうちにそういう事例となって現れている例が以外と多いということがあるかと思います。

そのＴＶで取り上げられている事例はまず間違いなく

お～、そう言われればそうですね。

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ＡＤＨＤ　っていう病気のことですね。