No.3ベストアンサー
- 回答日時:
非常に簡単に見分けることが出来ます。
すぐにやる、やることに何ら抵抗を感じない、または、やることが生き生きと意識できるものは、to なしの原形不定詞を使います。
つまり、今すぐに、と言う感覚がないとき、または、目的語の心を変化させる必要があるときto do の形になるのです。
多分、一番、応用が利くのは、上に述べたように、目的語の心を変化させる必要があるときto do の形になる、ということです。
以下は、以前、もう、2年程前から計50回以上ぐらい、このサイトに投稿している説明です。
使役動詞は、「誰々に、何々をさせる」のような意味合いで使います。
例えば、He made me clean the room.「彼は僕に部屋の掃除をさせた。」です。
使役動詞で問題になるのは、主語+使役動詞+目的語+補語の形のときの、補語の部分に来る動詞の形です。to clean のように、to が付く形が来るのか、ただの clean だけでいいのか、をよく間違えます。
以下、その説明です。
makeは、完成状態を目的語に取ります。例えば、
I made a chair. なら、「完成した椅子」を作ったことになるわけです。この完成と言う感覚が、即時と言う感覚を生み出し、
make+目的語+原形不定詞 と言う語順を選ばせているわけです。
他にも、I helped him to clean the room.とtoがないI helped him clean the room. は、多少違い、toがある場合は、直接的に助けるのではなく、彼以外の誰かに私が掃除を手伝えと言ったと言うような間接性を暗示させます。それに対し、to なしの場合は、直接的に手伝う、つまり、自分も雑巾を持って、と言うことです。これと同じで、to がない形は、それだけ、直接的なニュアンスを持ちます。そう言えば、感覚動詞の場合も、補語に原形をとりますよね。I saw him kick the ball. これも、感覚は、心の中での、それだけ生き生きした再現を暗示するからです。
それに対し、force の方は、単に強制するだけですから、目的語は、強制される方向へ動くわけで、その動きをtoが表していると思えばいいと思います。つまり、to は、目的語が、何か、迷うと言うか、どうしようかなと、逡巡する間の時間差を表すと、見ればいいと思います。
He made me clean the room. 有無を言わせず、または、非常な権力と言うか権威を持って、または、自分の方で、相手に抵抗すると言う試みもなく、「私は部屋の掃除をした。」結果に重点があり、過程については述べていない。
He forced me to clean the room. 彼は、私が嫌がっているのに、脅したり、何かの権力のようなものを使って、私が抵抗しているのにもかかわらず、「私に部屋の掃除をさせた。」結果と言うよりも、過程に重点がある。
この他にも、to が必要かどうかを迷うものにhave,get があります。
The teacher had the students clean the room.「先生は生徒に部屋の掃除をさせた。」haveが使われているのは、もうすでにそこにあるものを持つという感覚があるからです。つまり、教員にとって、生徒が掃除をするのは当然のことであって、特に生徒の気持ちを変化させる必要性がないからです。つまり、主語+have+目的語+動詞の原型 という形で、toをとりません。
The man got his wife to take care of the children.「男は妻に子供たちの世話をさせた。」
この文では、getが使われていますが、getは、変化を意味します。つまり、It got dark. 「暗くなった。」のような文のgetの使い方と同じです。明るい状態から暗くなったという意味ですね。「男は、妻に、いろいろ言葉を尽くして、(たとえば、今度の休みには皿洗いをやるからとか、次の出張でお土産を必ず買ってくるとか)妻の心を動かし、子供の面倒を見てもらった。」という意味です。目的語の心の変化を表すのがtoです。
もっと心が変化すると、intoが使われます。
He deceived her into thinking he was rich. 「彼は彼女をだまして彼が金持ちだと思い込ませた。」
などですね。
No.8
- 回答日時:
>4.しかし、同じ使役動詞でもgetやcauseはCの部分はto不定詞をとります。
また、これらの動詞を使う場合は、主語が人ではなく、事柄になることが多いのです。○ 上記の後半の部分の根拠はどこにあるのでしょうか。「get+目的語+to...」の主語は「人」の場合が多いようです。手近な辞書(ジーニャス英和)で調べると、すべての例文において「人」が主語になっています。
● I couldn't get him to stop smoking.
● I got the door to shut properly.
● He got his wife to mend his shirt.
○ 「Cambridge Dictionary」でも下記の例文しか出ていません。
【get (CAUSE)】
1 [T] to cause something to happen, or cause someone or something to do something:
● I can't get my computer to work!
2 [T + object + to infinitive] to persuade someone to do something:
● Why don't you get Nicole to come to the party?
※ ときどき根拠の明確でない「怪しげな解説や例文」を見かけます。そのまま鵜呑みにすることなく、自分で検証する必要性を感じます。(まあ、どんな解説をしようが、その人の自由なのですが・・・。)
この回答へのお礼
お礼日時:2007/12/03 08:19
皆さんご回答ありがとうございます。
まさかこれほどまでに丁寧に回答していただけるとは思いませんでした。
大変恐縮なのですが、まとめてお礼させていただきます。
ありがとうございました。
No.7
- 回答日時:
No.3・6の taked4700 です。
気になって make+動詞の原形と言う形をgoogle で引いてみました。そうすると、"make sit" site:usの検索結果 71 件中 とか、"make come" site:us の検索結果 約 357 件 という結果が出ました。"make think" site:usの検索結果 129 件と言う結果も出ました。これは驚きですね。make+動詞の原形と言う形と言う形はそんなに使われているのでしょうか。
でも、やはり、No.4のParismadamさんのご説明の仕方は、矛盾が出てしまうと思います。例えば、force は、 I force to go fishing. のような言い方はしません。want to のように to不定詞をもともと目的語に取る動詞だけでなく、非常に多くの動詞が 使役動詞の形で使われますから、
>5.従って、この例文の場合は、I want to doという基本文に、目的語youを割り込ませることで、doの主体を変化させたという働きになっているのです。
>toがあるのは、I want to doの名残というわけです。
の説明の仕方は、誤解を与えるものだと思います。
No.6
- 回答日時:
No.3の taked4700 です。
No.5のGさんのご指摘どおり、普通に使う分には、have,make,let の三つが原形不定詞を取ると言うことで、いいですね。ただ、言葉の意識として、to が入った場合、何らかの距離感のようなものが感じられると言うことだと思います。
次に、No.4のParismadamさんのご説明の仕方は、巧みですが、into を使ったものとの統一性が取れないですね。
第5文型と第3文型を同一視するということは、自分も、以前から言ってきたことですが、それは、第5文型のOCの部分が、そのまま、第3文型のOに置き換わるような感覚があるということです。
I want to go fishing. から、I want you to go fishing. が出来たと言うことなら、I made go fishing. が、I made him go fishing. のもとにあるということになりますが、普通は、make do の形はありません。
No.5
- 回答日時:
アメリカに住んで40年目になりました。
何か私なりにお手伝いできるのではないかと思います。英語を使えるようになりたいと言うのであれば、これは簡単な回答, になります。 make, let, haveの文章であればtoなし、これで終わりです。
I make you do so.
I let you do so.
I have you do so.
これだけです。 後はまったく知る必要はありません。 特に文法用語なんて知らなくてもこれさえ知っていればいいのです。 逆に専門用語を並び立てる試験文法学者さんに限って、実際には変な英文を作ったり変な解釈をしていたりします。 おかしなことです。
と言う事で、簡単に身につけて次のことを身につけることで英語力が増していくわけですね。
No.4
- 回答日時:
はじめまして。
ご質問1:
<I make you do so なのか I make you to do soなのか>
1.I make you do soになります。理由はmakeが「人に~させる」という意味の使役動詞だからです。
2.使役動詞は、動詞+人+原形不定詞(原形動詞のこと)という語順になり、人は目的語O、原形不定詞は動詞を補う補語Cになります。つまり、詞形動詞はSVOCの第5文型になります。
ここでは、youがO、doがCになっているのです。
3.使役動詞にはmakeの他に、have、letなどがあります。これらの動詞は全て「動詞+人+原形不定詞」の語順になり、to不定詞は不要です。
例:
I make you do so
=I have you do so.
=I let you do so
「私はあなたにそうさせる」
4.しかし、同じ使役動詞でもgetやcauseはCの部分はto不定詞をとります。また、これらの動詞を使う場合は、主語が人ではなく、事柄になることが多いのです。
例:
It get you to do so.
=It cause you to do so.
「それがあなたにそうさせる」
5.以上の例を見ただけでも、以下の違いがわかります。
(1)toを使わない使役動詞(make、have、let):
1)人が主語になります。つまり、これらの動詞には「主体の意志」が働いているということです。
2)ここでは主語の意志が目的語の意志より強くなっています。つまり、主語>目的語の関係にあります。
(2)toを使わう使役動詞(get、cause):
1)一般に物、事柄が主語になります。つまり、これらの動詞には「主体の意志」はなく、「自然にそうなる」「そうならざるを得ない」という「自然・必然の状況」が働いているということです。
2)ここでは、主語の意志より目的語の意志が強くなっています。つまり、主語<目的語の関係にあります。もともと主語が物なので、「意志」はなく「偶然」「必然」という意志とは拘らない運命的な事象になるからです。
6.以上から、使役動詞の2種の動詞の使い分けは以下のようにして見分けます。
(1)主語が人であるか物・事柄であるかを見ます。人ならmake系(動詞+目的語+原形不定詞)、事柄ならget系(動詞+目的語+to不定詞)になります。
(2)しかし、主語が物・事柄であっても必ずしもget系ではなく、主語に意志があるかのように感じられ、主語の意志>目的語の意志の関係にある場合、つまり目的語の意志にかかわらず主語に強制的に(やむなく)そうさせられた、という「強制的な意志」が働いている場合は、make系になります。
例:
The accident caused him to walk in such a way.(O)
「事故が原因であんな歩き方をするようになった」
The accident made him to walk in such a way.(O)
「事故のせいであんな歩き方をしなくちゃならないようになった」
訳し方でニュアンスの違いが汲み取れると思います。
(2)また、主語が人であっても必ずしもmake系ではなく、主語の意志<目的語の意志の関係にある場合、つまり主語がそうさせようというのではなく、自然にそうさせてしまう何か「運命的な・必然の状況」が働いている場合は、get系になります。
例:
He made me work until midnight.(O)
「彼が私を(強制的に)夜中まで働かせた」
He caused me to work until midnight.(O)
「彼のせいで、夜中まで働くことになった」
下の例では、He「彼」は私を働かせたくはないが、例えば彼の失敗などが原因で、私を含む他の同僚も夜中まで残業せざるを得ない状況(必然の状況)が働いているのです。
7.従って動詞による使い分けをある程度覚える必要がありますが、同時に、文脈や状況判断により、使い分けるコツを知る必要があるということです。時間があれば、英文に接することで自然に覚えてきますが、受験生など時間が限られている場合は、ある程度暗記することが必要なのです。
ご質問2:
<I want you do so なのか I want you to do soなのか>
1.I want you to do soになります。
2.I want to~は「(主語)が~したい」、I want(人)to~は「(目的語)に~してほしい」という意味になります。
3. I want to do so「私はそうしたい」は、to do so「そうすること」という名詞的用法のto不定詞が動詞wantの目的語Oになっています。
つまり、この文はSVOの第3文型になります。
4.I want you to do so「あなたにそうしてほしい」は、目的語にyouを置くことで、to do soの主体を「私」から「あなた」へ変えたのです。
つまり、I want you do soとI want you to do soでは、wantの主体はどちらもIで同じですが、do「する」の主体がそれぞれI、youと異なってくるのです。
5.従って、この例文の場合は、I want to doという基本文に、目的語youを割り込ませることで、doの主体を変化させたという働きになっているのです。
toがあるのは、I want to doの名残というわけです。
以上ご参考までに。
No.2
- 回答日時:
例えば I make you do so なのか I make you to do soなのか、又は I want you do so なのか I want you to do soなのかどのように判断すればいいのでしょうか?
決まりなのどあるのでしょうか?
よろしくお願いします。
【回答】
基本形は 他動詞 + 目的語 + to do ~です。多くの他動詞はこの形になります
感覚動詞・知覚動詞・使役動詞の時には、他動詞 + 目的語 + do ~の形になります。
感覚動詞
feel A do Aが~するのを感じる
知覚動詞
hear A do Aが~するのを聞く
see A do Aが~するのを見る
使役動詞
let A do Aに~させてあげる
make A do Aに~させる
No.1
- 回答日時:
>決まりなのどあるのでしょうか?
決まりはありますが、こうして見分けるという方程式で
答えが出てくるようなものはありません。
辞書を引くと、[動詞 + 目 + 原形]などのように書かれて
いる動詞がtoを使わない動詞です。
これは、もうリストがあるなら、頭から覚えた方が早いです。
「ええ~と、たしか、あれはこうだから」
とやって答えが出てくればよいのはテストのときくらいで、
思い出しながらやるようでは流暢に英語をしゃべることはでき
ません。
がんばって。
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