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年賀状の印刷のためにと、
来年はデジカメも使う機会が増えると思うので
プリンター(できれば便利な複合機)を購入しようと思っています。

今まではキャノンの「PIXUS475PD」という古いプリンターを使っていました。
写真の印刷が遅いし、汚いし・・・
買い換えようと思ってもいろんな種類があるし、
何がよければ何にいいのかとか全くわかりません。

自分なりに思ったのが、
キャノンはインク色数が少なく解像度が高い。
エプソンはインク色数が多くて解像度が低い。
ような気がしていますが。
キレイな画像を写すには、
解像度とインク色数はどちらを重視したほうがよいのでしょうか?

A 回答 (5件)

>キレイな画像を写すには、


>解像度とインク色数はどちらを重視したほうがよいのでしょうか?

きれいの定義にも依りますが、
両方です。

インクが4色しかないと言うことは、混ぜないので基本的に4色しか作れないということです。

でも、何故多色の印刷ができるかと言うと、狭いエリアに多数の点を並べて遠くから見ているからです。ディザによる階調制御と呼びます。
絵画の点描と同じですね

TVの場合は、RGBの3色ですが明るさをコントロールできるので、各色の系統で256色とか512色の表現を遠くから眺めていることになります。3つのドットがあれば全色出せます。

でもプリンタの場合は、色の濃さを変えられないので4色(黒以外は実質3色)か6色(黒以外は実質5色)で、3ドットよりももっと多数のドットを使って多色の表現をしているわけです。

当然解像度が高くても、インクの色が少なければ多色を表現するのに、6色インクよりも多数のドットを使用することになり、実質解像度が下がります。
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この回答へのお礼

早速の回答ありがとうございます。
解像度・インク色数両方視野に入れて検討したほうがよいのですね。
奥が深い・・

お礼日時:2007/12/02 11:27

>キャノンはインク色数が少なく解像度が高い。


>エプソンはインク色数が多くて解像度が低い。

どの機種の何処をどう比べてこの様な判断になったのでしょうか?
同じ価格帯の機種なら解像度はどちらもあまり変わらないですし、4色のエプソンプリンタも在れば、10色のキャノンプリンタも存在します。

複合機よりもプリント機能に関してはプリンタ専用機種の方が同価格帯なら印刷品質は高性能です。プリンタ+スキャナ等をそれぞれ買うよりは確かに安いですがその分単機能機よりもコストパフォーマンスは落ちます。

現行機種に関して言えば写真が汚いという物はほぼありません。
高解像度印刷が出来るから綺麗と言うのもインク数が多いから綺麗と言う事もありません、そのプリンタに合った環境で高品質用紙で刷ってやれば今のプリンタは皆綺麗です。
一番確実なのは(販売店によって可不可はありますが)ご自身のデータを持ち込んでテストプリントをされてご自身の目で確かめる事です。
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この回答へのお礼

早速の回答ありがとうございます。
某サイトでのランキングで上位のものをざっと比べて
勝手な判断でしたが、キャノンで10色なんてのもあるんですね!
複合機はやはり性能が落ちてしまうのですか・・・
スキャナ等特に使う事も少ないでしょうが、あれば便利だなという程度なので、
プリンタ専門機種のほうがよいのかな、と思いました。

>今のプリンタは皆綺麗です。
今持っているプリンター(4年前購入)がとにかく印刷が雑なので、
本当に大丈夫か?とどうしても神経質になっていましたが安心しました。

お礼日時:2007/12/02 11:40

キヤノンとエプソンでは印刷の手法が異なるので一概に解像度や色数だけで決められる物ではありません。



キヤノンやHP、Lexmarkなどのプリンタメーカーが使うのは半導体技術の延長線上になる印刷技術を使っており、サーマルインクジェット(CANON名ではバブルジェット)と呼ばれる方式を使います。
これは、インクを専用のヒーターで暖めることで膨張する(気泡が出来る)力を使ってインクを紙に吐出するという方式で、沢山のノズルを一つのヘッドに沢山並べられることと、より小さなインク吐出ノズルを短い間隔で並べられるという点が利点となります。また、廉価にヘッドの大型化も出来るため高速印刷に適しています。
ヘッドは着脱式のものがほとんどで、個人で交換も可能です。
欠点としては、ドットコントロールが難しいこと。1つのノズルから吐出されるインクは必ず一定量しか出ないため、ノズルを微細化しないと高画質化は難しいことなどがあります。尚、技術的にはこの製品は高速印刷に適していますが、最近は大差がありません。

EPSONは、ピエゾヘッドを用いています。これは、EPSONとリコーなどがインクジェットに採用しています。この方式では電圧をヘッドにかけることでヘッドのノズルの加圧部が変形しその圧力でインクが押し出される仕組みとなっています。この方式ではヘッドは特殊な精密構造をしており着脱は難しくなります。しかし、加圧部の力の入れ具合でドットの口径(インクの量)を長生することができます。その結果少ないドット数で美しい色を再現することが可能になるのです。
ただし、ヘッド当たりのノズル数はサーマル方式に比べて少なくなりますし、ヘッドの故障はプリンタの故障と同じとなります。
技術的には高画質印刷に適していますが、最近は大差がありません。

これがどういう影響をするかというと、
CANONが9600×2400ドットなどの超高解像度になる理由は、1ドット辺りで再現できる色の数が少ないと言うことにあります。例えば、画を描く際にさが1mmで統一されている筆を使う場合と1mm、3mm、5mmの3種類の筆を使うことができる場合では、1mmのものの方が詳細に描くことが出来る反面、沢山筆を動かし描く必要があります。
その割に3mmや5mmの筆も多用したものと比べて大きな差が生じるかというとそうとは限らないかもしれません。ピエゾ方式とサーマル方式はその差になります。

尚、色数の違いは色数が多いほど中間調の色を再現しやすくなります。例えば夕焼け空を描くとして、12色の絵の具で描くのと24色の絵の具で描くのはどちらが簡単でしょうか?解像度に決まりがあるとして例えば1インチで9600×2400個の点までしか使うなという定義があったなら、どちらが綺麗に描けるか考えてください。同じ解像度で同じ技術を使っていれば、後者の方が綺麗に細かくグラデーションを描ける可能性が高くなります。

ただし、ピエゾとサーマルなどの技術に差がある場合は必ずしもそれが画質の差になるとは限りません。これは、絵描きさんの描き方の差とも言えます。同じ写生をしても違う描き方になることはあるように、差は生じるのです。

インクジェット及びレーザープリンタにおける解像度は、1インチ辺りの点の数であり、その1つ一つのドットが1677万7216色(フルカラー)を再現できるという意味ではありません。そのため、大事なのはどちらかを重視することではなく、実際の出力がどうかということになります。家電量販店などでは写真の出力テストなども行ってくれることもありますから、確認するのが良いでしょう。

個人的には、お金を出せるなら複合機の最上位(MP970やPM-T960/990)が個人向けでは最高画質になるだろう。プロフォトユーザーでA3印刷をするなら別です。今やA3印刷用途以外の最上位はEPSONもCANONも複合機で、写真向けの性能は単体機より高くなっています。それ以上になるとA3プリンタになります。

尚、頻繁に写真印刷やその他の出力をする場合(1ヶ月に1度以上)にはピエゾ方式が、印刷頻度が少なく時々大量印刷をする場合には、サーマル方式の方が個人的な経験では良いと思います。ピエゾはやはりサーマルより使わない時間が長いと故障しやすい傾向があります。これも3年前に比べると大幅に改善されており、ほとんど気にしなくても良いかも知れませんが・・・
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この回答へのお礼

お礼遅くなり申し訳ございません。
キャノンとエプソンは印刷の手法が違うのですね!
とても興味深く読ませていただきました。
解像度とインク色数だけでは単純に決められないということがよくわかりました。
非常に詳しく説明していただきありがとうございます。
イイ勉強になりました。

お礼日時:2007/12/03 20:50

プリンタの修理屋です。



理屈の上でいくと、C(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)の3色で全ての色を表現することが出来ます。
黒は3色を全て同量づつ混合、白は紙の色で表現します。

現実には色々と問題もあり、
まず、理論上の理想の黒が無いこと。そのため黒のインクを装備しています。ただ、黒は一番使うインクですので、インク全体の消費量を減らす、印字速度を上げるといった目的もあります。

自然界では各色の濃度(階調)は無段階で変わるため無数の色表現が出来ます。
インクジェットの場合、インクの吹き出し量は基本的に固定でオンかオフの2階調。(キヤノンでは大小2つのヒーターを使い4階調の表現が可能な機種もあります)
ですから、インクの粒を小さくして何度も重ね打ちすることで細かい階調を表現しています。

昔のプリンタの画質が悪かったのは、このインクの粒が大きかったことが原因です。最近○○ピコリットルを盛んに言うようになった理由です。


インクの粒の大きさはさておき、インクの濃度以下の表現は出来ないわけです。
肌の色や空の色の様に微妙な色の変化があり、インクの濃度よりも薄い色を表現する必要がある場合、プリンタはドットを間引いて印刷します。
そうすると、ザラザラした感じが出てきます(粒状感)。それを防ぐために薄い色のインクを装備するようになりました。これがフォトシアン、フォトマゼンタ(エプソンではライトシアン、ライトマゼンタ)です。
色の薄いインクで高い密度でインクを打ち込みますので、粒状感は出なくなるわけです。

(最近のプリンタではインクの粒が非常に小さくなっていますので、6色のプリンタは不要と言う考え方もあります。画質に関してはあくまでも比較したときに分かる程度と考えていいです。)

また、インクを何度も打ち込むわけで、多色になればなるほどインク量が増え、用紙がインクを吸収しきれないこともあります。乾きが遅くなり、あとで噴射したインクが滲むこともあります。
そこで、よく使う色を装備してインクの総量を抑えようとしたのが、キヤノンの赤と緑のインクです。
7色以上の機種では各社考え方の差が出ていますね。

エプソンが多色と言う印象をお持ちですが、プロ用機種まで入れるとキヤノンは10色の機種があります。

他の方も言われていますが、よほど画質にこだわるのでなければ、どれを買っても後悔はないと思います。
ただ、はっきりいえるのは多色になるとランニングコストもかなり上がるということ。
インクの消費だけではなく、廃インクのたまり方も早くなりますのでメンテナンスの頻度も高くなります。
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この回答へのお礼

お礼遅れて申し訳ございません。
ピコリットルとは初めて耳にしましたが、とても比較しやすい単位ですね!
>6色のプリンタは不要と言う考え方もあります
>多色になるとランニングコストもかなり上がる
迷いまくっている私にとって背中を押してくれるありがたいお言葉です。
わかりやすいアドバイスありがとうございます!

お礼日時:2007/12/03 20:58

こんにちは。

他の方と意見がおなじかもしれませんが、

>キャノンはインク色数が少なく解像度が高い。
最高解像度が高い(9600×2400dpi)のは
MP610/MP830/MP970/IP4500/mini360と種類は少ないです。
(他の機種は最高解像度は半分、Proシリーズは4800×2400dpi)
また使用インク数も基本は5色(2種類の黒を使用)、Proシリーズは8色ないし10色、MP970も7色使用しています。

>エプソンはインク色数が多くて解像度が低い。
エプソンはPM-3700CとE-300Lをのぞき、全て最高解像度が5760×1440dpiです。
また使用インク数は基本は6色ですが、PX-Aシリーズ、PX-Vシリーズ、Eシリーズは4色、PX-Gシリーズは8色インクです。

あと、#4さんも触れていますが、最小インク滴も重要になります。この数字が少なければ少ないほど、粒状感ゼロで印刷できます。
キヤノンの場合は最小1pl(ピコリットル)~3pl
1plの機種はMP610/MP830/MP970/iP4500/mini360
エプソンの場合は最小1.5pl(ピコリットル)~4pl
1.5plの機種はPM-A840/A940/T960/T990/D870/G860/G4500/PX-G930/G5300

後はランニングコストも考慮して、インクが全色独立型になっているかを確認してください。3色カラー一体型はその色のインクがなくなると全てがムダになるので私はお勧めしません。
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この回答へのお礼

お返事遅くなり申し訳ございません。
最小インク滴とは初めて知りましたが、とてもわかりやすく機種を並べていただきありがとうございます!!
キャノンMP610とエプソンPM-A840でとても悩んでいたのですが、
皆さまの意見を聞き、だんだんと考えがまとまってきたところ、
ここでハッキリと決まりました。
>インクが全色独立型になっているかを確認してください。3色カラー一体型はその色のインクがなくなると全てがムダになるので私はお勧めしません。
独立型のほうが高くつくのかな~と勝手に思っていましたが、考えてみればそうですよね。今までは3色一体でした。。

昨日キャノンMP610を購入しました。
皆さま本当にありがとうございます!

お礼日時:2007/12/03 21:09

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