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お世話になります。下記(2)の文章の subject と counterparts の意味がつかめず文意の把握に困っています。解説をお願いします。
(1)の subject to は ~になりやすい という意味だと思いますが2番目がよくわかりません。またcounterparts が何を指しているのかよく理解できません。

(1)There was and still is a widely held belief that airplane travellers are subject to greater respiratory infection.
(2)It was known well before the mid-1980s, when the NRC took up the issue for the first time, that commercial air travel subjected passengers and crew to environmental conditions without counterparts in other built environment.

注)NRC=アメリカ学術研究会
  
よろしくお願いします。

A 回答 (10件)

without counterparts という表現が、『匹敵するほどの悪いものは無い』の意か、『匹敵するほどの良いものは無い』の意か、あるいは、単に『(良し悪しには中立で)類似するものが無い』を指すか、は文法というより書かれた言葉の意味の解釈の問題ですね。

言い換えれば、書き手の言いたいことの把握という問題です。

質問者様自身が、3番へのコメント欄で、わざわざ前後関係の訳を書かれていますが、そこでは、飛行機内の、気圧低下とか、喫煙問題とか、機内オゾン濃度とか、放射線とかが記されています。これらが健康にマイナスな事であるのは明白ですから、この場合のwithout counterpartsは、環境の苛酷さ・劣悪さで『匹敵するものの無い』という意味であるのは、明々白々です。

そもそも、元の質問の(1)で呼吸器感染症のリスクが高いと書いてあるのですから、それだけでも、(1)と(2)を続けてよめば、悪い意味であることは一読して瞬間的にわかりますね。

言語は、コミュニケーション=意味の伝え合い です。
我々は日本語でコミュニケートするとき、文法や語彙を分解して分析することなしに、トータルに意味を伝え合っています。

without counterpartsの辞書的な語彙の意味では、良い意味か悪い意味か決まっていないからと言って、この文章で、『単に特殊だということで悪いということは言っていない』と解釈するなら、誤読ということになるでしょう。
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この回答へのお礼

再度の回答、ありがとうございます。
最初読んだ時には(1)と(2)の間で主張の転換をしようとしている場合も含めて考えていましたが (1)、(2)、及びそれに続く文も同じ主題の元に記述されているとみればこれも素直に読めますね。
まだまだ勉強不足のようです。
ありがとうございました。

お礼日時:2007/12/09 10:24

>また、後で出てくる「built environment(=きちんとした環境が築かれている交通機関)」の中には「counterparts(=同様なもの)」がないという表現の中から、「environmental conditions」には「きちんとしていない、ひどい、劣悪な」というニュアンスが含まれていることが分かります。



○ マイナー・チェンジです。

→ また、後で出てくる『「built environment(=きちんとした環境が築かれている交通機関)」の中では「counterparts(=同様なもの)」がない(または、考えられない)』という表現の中から、「conterparts」、すなわち、ここで用いられている「environmental conditions」には「きちんとしていない、ひどい、劣悪な」というニュアンスが含まれていることが分かります。
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この回答へのお礼

丁寧な解答をありがとうございます。
やはりここでは「悪い」イメージで書いているのですね。
その後論文を読み進めていると、少し長めの段落でしたが、この部分を含め当時の状況を説明している部分だったようです。

早くこの文章だけからでも正確に意味を把握できる実力を身につけたいものです。

ありがとうございました。

お礼日時:2007/12/09 20:07

○ 正しい解釈へのポイントは「without counterparts in other built environment」にありそうですね。



【counterparts】
 「匹敵するもの」の意味を持っており、「without」を添えれば「匹敵するもの(の存在)なしで」、すなわち「(同じようなものの存在が)考えられない」という訳で良いのではないかと考えられます。

【other】
 「(飛行機以外の)他の(乗り物の)」ですね。

【built】
 ある辞書によると「formed as to physique or bodily contours」という説明があります。「(形や見かけなどが)きちんと築かれている」という意味です。「environment」を添えれば「きちんと築かれている環境」、すなわち「きちんとした環境が築かれている場所」、さらに「other」の意味を添えれば「きちんとした環境が築かれている(飛行機以外の)乗り物」となります。

○ ポイントの部分の日本語訳は「(飛行機以外の)きちんとした環境が築かれている他の交通機関においては考えられないような」となりそうです。他の交通機関とは、自動車、列車、船舶のことですね。

○ もうひとつのポイントは、「environmental conditions」です。この表現自体には「悪い」イメージはありません。しかし、前で用いられている「subject ... to ---」という言い方の中に「(病気などを)受けさせる」とか(悪い状態に)曝す」というマイナスのイメージがあります。また、後で出てくる「built environment(=きちんとした環境が築かれている交通機関)」の中には「counterparts(=同様なもの)」がないという表現の中から、「environmental conditions」には「きちんとしていない、ひどい、劣悪な」というニュアンスが含まれていることが分かります。

○ 全訳
 「NRCが初めてこの問題を取り上げた1980年代半ば以前でも、民間の航空会社によって、乗客や乗務員が【きちんとした環境が築かれている他の交通機関においては考えられないような】(劣悪な状態の)環境に置かれていたことはよく知られていました。」
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No.7です。


若干補足します。subjectはONLINEのWebLSDによるとbe subject to [~を受けやすい]という意味があります。
http://lsd.pharm.kyoto-u.ac.jp/ja/service/weblsd …
またcounterpart は、下記辞書の意味をふまえて平たく言うと、「項目は同じかほぼ同じだが背景、内容は等しくない」ということかと思います。
noun [C]
someone or something that has the same job or purpose as someone or something else in a different place:
・Bars in Madrid offer more, and better, food than their American counterparts.
The Longman Advanced American Dictionary CD-ROM
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この回答へのお礼

わざわざ補足までありがとうございます。
subjectも連続して違う用法が出てきたので少し戸惑った単語でしたが、皆様のおかげで区別がつきました。
ありがとうございます。

お礼日時:2007/12/09 10:33

environmental conditions without counterparts in other built environment.



予め決められた機内環境の条件でない環境ということではないでしょうか。
従って、
「飛行機を利用する旅行客は、呼吸器感染しやすいことはよく知られていたことであり、今でもそうである。NRCがこの問題を最初に取り上げた頃、商業飛行では、乗客、乗員を、(予め)決められた環境条件(設定)でない機内環境下で輸送して(飛行させて)いたことは、1980年代の中ごろ前まではよく知られていたこであった。」
というような感じでしょうか。
すなわち、乗客、乗員に配慮した機内環境(気圧等)の設定がありながら、そういう環境下にせず飛行していたということかと思います。
想像をふくらまして意訳してみました(誤解しているかもしれません...)。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
ご指摘の可能性を含め、読み進んでみます。
これからもよろしくお願いします。

お礼日時:2007/12/09 10:28

subject to ~ はわかりますね?


~の支配下、影響下、という意味合い。
The schedule is subject to change without notice.
と言ったら、この日程は予告無しに変わることがあります。
と言う断り書きです。

counterpart というのはビジネスでいえば、ランクが同格の相手方のこと。without counterparts in other built environmentというのは、他の人工的環境で匹敵するようなものはなかった、と言っています。

文の意味を訳せば、

(1)過去から今にわたるまで、飛行機の乗客は(地上より)高率の呼吸感染(の危険)に曝されていると広く信じられている。

(2)NRCがこの問題をはじめて取り上げたのは1980年代半ばだったが、それ以前に既に、商業フライトは、乗客と乗員を、他の人工的環境では匹敵するものが無いほどの(=匹敵するものが無いほど悪い)環境条件にさらしている、ということはよく知られていた。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
#4番様の回答を私は、単純比較ではなく特殊性の表現と理解したのですが、#5番様は明確に比較論としての「悪さ」の表現として扱われているようです。4番様に対する私の解釈が間違っていましたでしょうか。
この文章から読者が受けるイメージはどちらが近いのでしょうか。
訳自体もさることながらこの「イメージ」ははっきりと把握したいので、何か追加説明がありましたらお願いします。

回答ありがとうございます。

お礼日時:2007/12/08 16:01

こんにちは。


(2)のsubjectが動詞で、(1)のsubjectのbe subject toとは異なることはおわかりでしょうか。
subject 人 to 環境条件 で
なになにが、人をこれこれの環境条件下に投げ入れる(=環境条件下に置く)ということです。

built environmentというのがちょっとイメージわきづらいですが、建造された環境というのは、建造物内の環境というような感じでしょうか。文脈も考えると、ふつうのビルディングや体育館、客船、電車というようなことですかね。

counterpartsは「対応するもの」ですから、ここは「他の種類の建造物内の環境では対応するもののないような」といった感じですかね。

商業的な飛行機旅行が、乗客や乗員を、他の種類の建造物内では対応するもののないような環境条件のもとに置くことが、NRCが初めてこの問題を取り上げた1980年代半ばよりもずっと以前にすでによく知られていた。

ちょっとこなれてないので、少し変えると、

商業的な飛行機旅行によって、乗客や乗員が、他の種類の建造物内では対応するもののないような環境条件のもとにおかれることが、NRCが初めてこの問題を取り上げた1980年代半ばよりもずっと以前によく知られていた。

という感じでどうでしょうか?
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
なるほど、counterpartsは「対応するもの」ですか。
そして訳が「対応するもののないような環境条件」ですね。
これなら、単純に比較して「良い」「悪い」を論じているのではなく飛行機の中という特殊性を論じているのだということで文脈上も意味がすっきりと通じてきます。
subjectについてはほぼ、何か使役的な意味合いを持たせた動詞(正確な表現ではないですが)で「人をして~の状態にせしめる」的な意味かなとは理解しておりました。
しかし本当に英語の実力不足を痛感してしまいます。

ありがとうございました。

お礼日時:2007/12/08 15:48

再度訂正します。


It was known well before the mid-1980s, when the NRC took up the issue for the first time
この部分の約でチョンボしてます。
NRCがこの問題を最初に取り上げた1980年代半ば以前、,,,,はよく知られていた。
失礼。
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この回答へのお礼

何度も回答をありがとうございます。
しかしまだしっくりきていません。
念の為に前後の文章(私の訳文ですが)を記載します。
----------------
飛行機の旅客と乗務員からの苦情は2度に渡りアメリカ議会がアメリカ学術研究会に民間航空機に関する空気質と安全性に関する研究を要求することを促した。最初の学術研究会委員会のレポートは1986年に公表されたが第2報は最近2002年になってようやく公表された。苦情はシックビルの調査においてしばしば報告されるように多岐にわたり、非特徴的である。それらの中には、乾燥、目のチカチカやかゆみ、鼻づまり、喉の痛み、鼻腔の痛み、肌の乾燥などを含んでいる。
(1) 過去から、そして現在においても飛行機の旅客は呼吸器感染症になりやすいと広く信じられている。
(2) NRCがこの問題を最初に取り上げた1980年代半ば以前、・・。
気圧は非常に早く変動し、旅客を地表の気圧レベルから2400m相当の気圧レベルにまで到達させる。喫煙は1980年代の半ばまで許されており、数千種にも及ぶ成分が機内に放出された。オゾンは1960年代半ばから民間旅客機で測定されている。成層圏で生成されるオゾンが高高度を飛ぶ飛行機と遭遇する可能性があり、機内のオゾン濃度を高めるのはよく知られていることだった。さらに宇宙線の強度も高度と緯度に従い増加する。1980年代半ばまでには、飛行乗務員やしばしば搭乗する旅客が一般の人よりも相当に多い量の放射線を浴びる可能性のあることがよく理解されていた。
-------------------
文脈からすると80年代半ばまでは(「までは」、なのか「までには」なのかまだ少し曖昧ですが)飛行機の中の環境は悪いと認識されていた、ということの様ですが、まだ「環境の悪さ」を指摘した英語としてその表現がピンときません。
申し訳ありませんが補足説明がありましたらお願いします。

お礼日時:2007/12/08 14:47

訂正します。


全訳は
「NRCがこの問題を最初に取り上げる1880年代半ば以前にも、旅客機での旅が乗客や乗組員に他の環境と同じような状態を与えないとよく知られていた。」

航空機の中は環境的に他の環境と違っていたと思われていた
おそらく悪い意味ですね。
すみませんでした。
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be subject to... ...を余儀なくされる、というフィーリング


「NRCがこの問題を最初に取り上げる1880年代半ばまでは、旅客機での旅が乗客や乗組員に他の環境と同じような状態を与えないと思われていた。」
subject 人 to 環境 人に環境を与える、受けさせるというフィーリング
この受身が be subject to
counterparts は environmental conditions のことで
たとえば
environmental conditons in ships
environmental conditons in cars
environmental conditons in the building
などを意味して counterparts in other built environment. ということです。 other biuld environment はつまり、in ships / in cars / in the building / somewhere / in/at/on some placesなどのことです。
ここでは without がポイントで「他の環境でのコンディション以外」という意味で「航空機の中は環境的に他の環境と違って(安全)と思われていた。」ということです。
environmental conditions without counterparts in other built environment.
を直訳すると「他の環境での環境状態以外の状態」
(以上、参考意見です。)
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