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世界史の中国についての質問です。
南北朝時代では屯田制や均田制が用いられてましたよね
それって兵士に開墾させその土地を国民に貸し収穫の一部を国に納め一定期間後にその土地を返す、

つまり国家の土地と税収の確保のための制度ですよね?
次から質問です。
この均田制、唐の第6代皇帝玄宗以後に崩壊し荘園制になったと教科書には書いてあります。
上にも書いたとおり均田制が土地と税収の確保のための制度なら荘園制にしても税収の確保をできるのでしょうか?
いまいち荘園制ってのがわからないので均田制との違いを含め、説明してくれないでしょうか??

A 回答 (1件)

大雑把な話で大略だけですので、細かい点はご自分で。




> いまいち荘園制ってのがわからないので均田制との違いを含め、説明してくれないでしょうか??

均田制では田畑は中央政府の所有であり、そこからの税収でその田畑を守るわけです。警察と国境警備隊を併せたものをイメージして貰うと良いでしょう。
でも、そのままだと開墾する人はあまりいなくなります。ということで、中国では元々、開墾した土地の私有が認められていたのです。そういった人は、自分では盗賊に襲われてもどうにも出来ませんから、有力者に土地を寄進したりして守って貰う、ということをします。これが荘園です。


均田制が成り立つ背景を考えましょう。それは唐の支配力が強いことです。
ところが、玄宗皇帝の時代に安史の乱がおこり、節度使を増強・派遣していきますが、いわば間接統治を行っていきます。これは、その分だけ唐の中央の支配力が落ちたことを意味しますから、均田制が成り立たなくなっていくのです。
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