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2-メチルー3-ブテン-2-オールが臭化水素と反応して、
1-ブロモー3-メチル-2ブテンになる反応があるんですが、
この反応の機構がよくわかりません。

二重結合が臭化水素のHと求電子付加反応してカルボカチオンが生じ、
それがブロモニウムイオンと反応する、と考えたんですが、
どうもうまくいきません。
転位反応も考えたんですが、それ以前に二重結合が形成されないとダメなので。。。

色々考えたんですが、行き詰っています。
どなたか力を貸してください。

A 回答 (3件)

このような問題を考える場合に:


1:カルボカチオンの安定性の順序
2:Saytzeffの規則
3:アルケンの置換基の多さによる安定性
4:速度論的支配か熱力学的支配か
について、論理的に考えられると良いかと思います。
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要は、アルコールとハロゲン化水素からハロゲン化アルキルが生じる反応と同じです。

付加反応ではなく、置換反応が優先すると考えて下さい。
反応機構的にはNo.1のご回等のとおりです。アリル転位を伴うSN1型の反応と言えるでしょう。
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OHが酸触媒で抜け臭化物イオンがアリル位から入ってくる反応ですね。


2-メチルー3-ブテン-2-オールのOHが臭化水素の酸によりプロトン化されて水が抜けると、
3,3-ジメチル-アリルカチオンになります。(命名法は得意じゃないので、間違ってたら許して下さい)
ここに臭化物イオンが付加しますが、アリルへの付加は両端、1-と3-とに起きる可能性があります。
このうち生ずるオレフィンに置換基の多い方(マルコフニコフと同じ)が生じやすくなるため、末端に入る方が優位になり、
1-ブロモー3-メチル-2ブテン が出来るというわけです。
m(_ _)m
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