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購入してから7年ほど経ちます。
ここ2ヶ月前よりレーザープリンターの電源をいれますと
キーキー音がするのです。
印刷は普通にできます。
どういうことなのか?寿命なのでしょうか?
会計ソフト専用のプリンターです。
当時7万円ほどで購入しました。
NECマルチライター2050。
買い替えも考え、昨日下見にいったところ、NECのものはドラム
とカートリッジが両方ついているので永く使っても印刷がきれいということでした。
検討しているのはPR-L1150  34800円
        PR-L5200  49800円
ですが、いままでのプリンターを修理して使ったほうがよいのでしょうか?あわせてこの件もお答えいただけたらと思います。
よろしくお願い申しあげます。

A 回答 (1件)

プリンタの修理屋です。



レーザープリンタのように比較的用紙の搬送が早く、構造も複雑で、熱を使う部分があると「キーキー」と言うような異音は宿命のようなものです。
ただ、全体としてみると発生率は高いものではありません。

平成10年6月発売の機種であること、会計専用で使用していたことを考えると、耐久の問題と考えていいでしょう。
会計業務での印刷枚数は思っている以上に伸びます。

異音の発生箇所は我々でも特定が難しいことがあります。
経験的に一番多いのはドラム、カートリッジ類からです。
次に多いのは定着器部分、次が給紙ローラーのシャフトなどの軸受け部分などです。
単に磨耗で発生する場合もありますが、設置場所の環境で、シャフト類の表面が軽く錆びてきたり、タバコの煙、ヤニなどが付着し軸受けを異常に磨耗させるケースもあります。
安直に寿命と言う言葉は使いたくありませんが(機械の設計寿命を使い切る人はほとんどいません。たいていは機械に飽きがきて新しいものを購入するために寿命と言う言葉を使って自分を納得させる人が多いです。)、仮に修理するとしても無条件で訪問料金と技術料金はかかるでしょう。キヤノンのケースですけど両方で2万円になります。
その結果、ドラムカートリッジの不良などといわれたら、カートリッジの費用が別途発生します。
おそらく新品が買えるほどの金額になるでしょう。

常識的に考えれば買い替えが妥当です。

NECに関しては専門外ですので、機種の評価はいたしませんが、販売店で言われたという「NECのものはドラムとカートリッジが両方ついているので永く使っても印刷がきれいということでした。」は誤りです。

レーザープリンタはレーザーで感光ドラムに画像を書き込み、静電気の力でトナー(粉インク)を付着させ、それを紙に転写し、加熱、定着させます。
NECのように感光ドラムとトナーカートリッジが別になったものと、キヤノンのように一体型になったものがあります。
画像の美しさは感光ドラムで決まるといってもいいですが、NECなどの場合は同じドラムを長く使い続けるわけで、画質の劣化は進んでいきます。それなりの寿命は持たせているでしょうけど、永く使ってもキレイといえる根拠はありません。
むしろ、一体型のほうはトナーを交換するときにドラムも一緒に交換されますので、状態のよいドラムを使える時間が長く、画質的には有利といわれます。
京セラなどは、まだ使えるドラムを交換するのはコスト的に不利とか、ドラムにトラブルが出た場合、中に残っているトナーが無駄になると言っていますが、肝心のドラムやトナーのコストが高いようで、キヤノンとのコスト差はないようです。
市場ではキヤノンが一番売れている(とキヤノンは言っています)ようですが、一体型のカートリッジは数年前まで特許商品で、他社は採用できなかった経緯もあります。
ですから、キヤノンのほうが少数派なのですが、市場の占有率はそれ以上です。
業務で使うとメンテナンスが楽とか、サービス拠点が多く故障しても対応が早いなどのメリットもあるでしょう。
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この回答へのお礼

早速の回答をありがとうございます。
先程、文房具やさんに来てもらいプリンターの様子を見ていただいた
ところキーキー音は多少いうものの、まだ使えるとのことなので
だましだまし使おうと思っています。
レーザープリンターについて詳しく教えていただき大変ありがとういです。壊れてしまった際には是非参考にさせていただきたいと思います。

お礼日時:2007/12/12 14:43

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