体外受精で体内に戻すタイミングについて。

体外受精の件について教えてください。
１.採卵後、体内に戻すのは、月をあけた方が良いとの意見を聞きますが実際　採卵後　月をあけて体内に戻す方がよろしいのでしょうか。
もし良ければそれはなぜなのでしょうか。
２．体外受精は、連続して行ってもよろしいのでしょうか。

色々な意見を聞き皆様のご意見を頂きたく投稿しました。
よろしくお願いします。

No.1 ベストアンサー 回答者： ameyo 回答日時： 2008/01/06 12:46

こんにちは。

>１.採卵後、体内に戻すのは、月をあけた方が良いとの意見を聞きますが実際　採卵後　月をあけて体内に戻す方がよろしいのでしょうか。
もし良ければそれはなぜなのでしょうか。

採卵周期に胚を移植することを「新鮮胚移植」と言います。それに対して、採卵した周期ではない別の周期に後日移植することを「凍結胚移植」と言います。それぞれのメリットは、
・新鮮胚移植．．．胚の凍結・融解によるダメージがない
・凍結胚移植．．．子宮内膜・あるいはホルモン環境を、より自然な、あるいはより理想に近く整えて移植することができる。
新鮮胚移植と凍結胚移植でどちらが成績が良いかは、施設によって多少違いがありますが、最近は凍結・融解技術の進歩によって凍結胚移植の妊娠率が高くなっているようです。

>２．体外受精は、連続して行ってもよろしいのでしょうか。

体外受精には大きく二つの方法があります。一つは「刺激周期採卵」、もう一つは「自然周期採卵」です。両者の大きな違いは、
・刺激周期採卵＝薬剤使用して排卵を抑制してから卵巣刺激をし、採卵する
・自然周期採卵＝排卵抑制せずに、完全に自然状態で採卵するか、クロミッドだけあるいはクロミッド＋少ないhMGで卵を作り採卵する
という違いです。当然、排卵抑制をし、多くの誘発剤を使用して強く卵巣を刺激した場合には卵巣にダメージが残りますので、次の採卵までに3周期ほど空けることが必要です。自然周期採卵で、卵巣刺激をあまりしなかったような場合だと連続して採卵することも可能です。
移植に関しては、凍結胚がある限り連続して移植を続けることは全く問題ありません。

一つ一つ基本的なところからご説明しようとすると大変な分量になりますので、このような簡潔な回答になり申しわけありません。もし体外受精をこれからしようとお考えの方でしたら、体外受精に関する基本事項を医師から説明してもらうことをお勧めします。もちろん体外受精に関する書籍やしっかりしたサイトで自分で勉強することも有意義ですよ。

この回答へのお礼

貴重なアドバイス有り難うございました。
申し訳ございませんが、おすすめのサイト等あれば教えていただけないでしょうか。よろしくお願いします。

お礼日時：2008/01/06 17:55

No.2 回答者： lovelyapple 回答日時： 2008/01/06 21:22

「体外受精レッスン」という本が参考になるのではないかと思います。