『パフューム』の感想

最近、『パフューム』を読みました。映画でファンになったのですが、面白かったです。
今回は、『パフューム』をお読みになったかたに感想をお聞きしたくて投稿しました。周りに読んだ人がいなくて・・・。

よろしくお願いします！

No.3 回答者： samotorakeno 回答日時： 2008/01/09 20:35

私は映画を観てから原作を読みました

（映画化されると原作と違ったパラレルワールドになっていることがあるので
二度楽しめて得した気分になるのです）
「パフューム」は原作に沿って映画化されているのですね
読みやすい文体でさくさく読みすすめられたし、単純に面白かったです
ニオイだけでここまで話を展開できる（引っ張れる）ってすごいですね

ただ自身にニオイがなくても皮脂や汗は酸化するけどなぁ・・と思いつつ
そのへんは小説だし、楽しめればいいですよね（＾＾）

No.2 回答者： may1995 回答日時： 2008/01/09 19:56

わたしは、本を読んでそのときにあまりの衝撃と感動（というと

ちょっとまずい小説のような気がしますが）で、
人生のベスト本の1冊となりました。
あの衝撃的な作品が、映画になるなんて
絶対無理、と思いましたし、
試写会に行ったのですが始まるまでは
ものすごく落胆するだろうとおもって覚悟していったのです。
それが、これ以上の表現は無理であろうというすばらしい
映画となっていてこれまた人生のベスト映画の1本となりましたので、
どちらもみたわたしの私見ですが、
小説をご覧になってもきっとがっかりはなさらないと思います。
人殺しの物語なので、あまりすばらしいとか絶賛するのも
どうかと考えますが、しかし、小説としては
とてつもないものだと感じましたので...ぜひご覧になってみてください。

No.1 回答者： pote-nyan 回答日時： 2008/01/08 10:08

　おはようございます。

　以下はあるところ（mi○○）のレヴューに書いたものの転載です。これを書いた昨年2月、映画は公開前でした。単行本版のレヴューは文庫版よりも少なくて、それでも40件ほどありました。現在では合計すると550近い途方もない数となっています。
　掲載時に多少は読んでみましたが、私の感想は多くの読者の感じ方からはかなり外れたところにあるようです。こう言ってはなんですが、このような物語をごく平凡な感覚で捉えている人が多いな、というのが実感です。

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　主人公がやったことは相当に残虐だが、この男が自らを弁えていることには救いを覚える。この物語が更に恐ろしく、いかがわしく、非道なものに転落してしまうことはあまりにも容易なことだろう。
　それだけに始終ただ自分の世界においてのみ神であり続けた男の最期は清清しくさえ感じられる。

　何にしても、においが主題の小説は極めて少ないだろう。多分『オルファクトグラム』辺りはこれに影響を受けているのではないかと想う。尤も、ある感覚が別の感覚に置き換わるというのは、ＳＦの古典『虎よ虎よ』で既にお馴染みだ。
　それにしてもＳＦですらほとんど該当する作品を思い出せない。着想の勝利だ。或いは歴史上の謎の事件の真相はこうであったかもしれない、というジュースキントの挑戦というところかも。
　革命前のパリ市街の描写は優れている。
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　一部書き直すか削除したほうが良さそうなところもありますが、私はこんな風に感じました。ここは質問、回答や意見を何度も往復して積み重ねてゆくには不適なので、話題を更に発展させるのは厳しいかもしれません。感想が書かれたらなるべく速く対応すると、次の回答者がそれを読んで発展する可能性はありますね。
　尚、アマゾンのレビューはお読みになっていますか？　こちらは単行本版の分です。
http://www.amazon.co.jp/%E9%A6%99%E6%B0%B4%E2%80 …