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川原の石を砕いて、釉薬にしたいと思っています。

ハンマーで割った後、挽いて粉にする道具を探しています。
電動ミルではなく、手作業でしたいのです。

ある窯元では石臼を使うと聞きましたが、市販ではそば等の穀物用しか見つけられず、強度だとか、粗い石粒を入れてうまく粉になるものなのかといった不安があります。

漢方薬を作るときの薬研も思いつきましたが、これも同様の不安があります。

どちらも購入に踏み切れずにいます。

釉薬を手作業で挽いて作る経験のあるかた、どのような道具を使っているか、またその購入先などを教えていただけないでしょうか?

A 回答 (3件)

かなり金がかかりますが、それなりの覚悟はありますね。



中濃度用防毒マスク。粉塵用フィルターを購入してください。顔面全体に覆いがあるので、やけどや怪我や失明を防ぐ意味があります。なお、使い方に注意時効があるので、対面販売の店で購入し、使い方を教えてもらってください。
http://www.tech-jam.com/tool/gas_mask/index.phtml

鉄鍋。あるいは、ステンレスせい鍋
http://www.rakuten.co.jp/nakazatos/620172/621404/
http://www.rakuten.co.jp/kane6/480614/1801952/18 …

石をそのまま砕くことはほぼ不可能です。ですから、いったん赤熱するまで加熱して、取り出して、水の中に放り込み、水の冷却によって砕きます。焼き物をなさっている方ならば、試験窯、あるいは、七宝窯、楽窯のいずれかをお餅だと思います。楽の調子で赤熱するまで過熱し、火箸などで取り出して(楽の道具はお餅だと思います)、水の中に放り込み砕きます。湖の溶きに、破片が゜飛び散りますから、焼けた石の破片が顔にあたってもやけどしないために、ゴム製の中濃度用防毒マスクが必要です。

火箸などでつかめない程度の破片になったらば、鉄乳鉢の出番です。
http://www.san-ei-cleanlack.co.jp/seizai/seizai. …
破片を乳鉢の下に置き、上から持上げたにゅうぼうを落とすことで割ります。細かい破片が付近に舞い上がります。これが肺に入ると確実にけいはいになりますので、「防塵マスク」が必要です。中濃度用マスクは比較的高額ですので、こちら用のフィルターを購入してください。


http://www.kikuwa.com/

60メッシュ全通が釉薬用で、時々、ふるいで取り除いて、残りは、トッカンドッカンと割ってください。大雑把にある程度細かい粉を取り除く目的には、ステンれ酢性裏ごし器が100-1000円で金物屋で売っていますので、うらごしきでおおザッぱに石と砂を分けて、医師を粉にする。石がなくなったらば、篩で、細かい粉を除いて砂だけを砕く、というようにすると、作業が早いです。

なお、「火成岩」を前提に回答しました。したがって、「鉄が多い」ので、除鉄はまったく考えませんでした。
鉄の混入を嫌う場合には、ステンレスセ品の使用を考えてください。サイトでは見つかりませんでしたが、ステンレス性鉄乳鉢も販売されています。

カオリンや凝灰岩のように、「加熱を嫌う石」の場合には、多くの場合水を吸いますので、十分水を吸わせた後、冷蔵庫、又は、冬の寒さで、凍らせて、砂にします。注意点は、なるべく高温(-5度以上)でゆっくりと時間をかけて凍らせます。このようにすると、氷の結晶が大きく育ち、石が剥がれ落ちる様に割れます。
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この回答へのお礼

丁寧なご説明ありがとうございます。加熱・冷却で砕くことは考えていなかったので参考になりました。防塵の注意も考え及ばず、的確なアドバイスをいただき、感謝申し上げます。
ひとつだけお尋ねしたいのですが、文中の鉄鍋はどこで使うと理解すればよろしいでしょうか?

お礼日時:2008/01/17 00:07

>文中の鉄鍋はどこで使うと理解すればよろしいでしょうか?


鉄鍋は、底が球状で角がないのです、ですから、粉を取り出すときに、寸胴鍋に比べると楽です。
鉄鍋に水をはって、この中に、焼いた石を投げ込みます。

凍結を使う場合には、鉄なべに水を入れて、この中にカオリナイトなどの石をいれて十分水を吸わせます。下半分に水がある状態で、零下の屋外に放置すると、上半分のところから霜柱ができ、次第に中に広がってリンペンの様な雰囲気で割れます。
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この回答へのお礼

よくわかりました。お手数おかけしました。ありがとうございます。

お礼日時:2008/01/20 00:08

ひとつ忘れたこと



>残りは、トッカンドッカンと割ってください
の時に、粉砕助剤として、
ステアリン酸ナトリウム粉末を0.005%から0.1%程度入れてください。
ステアリン酸ナトリウム、ハルメチン酸ナトリウムを20か50%くらい混入、している試薬が販売されていたはずです。
0.005%は砂を粉砕する場合、0.1%は375メッシュ全通(上絵付け用)程度の場合で、表面積の大小で加減してください。
界面活性を使いますので、長鎖カルボン酸ナトリウム塩以外は入れないでください(手作り石鹸の使用禁止。脂肪が残っていたりグリセリンが混ざっていたりして始末に困る)。変な雰囲気になることがありますから。

濡れた状態での使用に問題がなければ(後ほど行う配合で湿式配合が可能な技能を持っているならば)、水を入れて湿式にしてしまうとけいはいの危険性が低くなります。
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この回答へのお礼

詳細な情報をありがとうございます。
素人なもので、専門的になってくるとよくわかりませんが、いろいろと勉強してみたいと思います。

お礼日時:2008/01/20 23:13

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