プロが教えるわが家の防犯対策術!

ある微生物のDNAの塩基の割合を調べると,グアニンのモル比は26.0%であった。
このとき、アデニンのモル比は何%??

また,この微生物に塩基の変異を促進させる薬物を与えると,全グアニンの10.0%がアデニンに置き換わった。
この状態で1回だけDNAの複製と細胞分裂をさせDNAを抽出し塩基の割合を調べると,グアニンのモル比は何%??
また、アデニンのモル比は何%??

ただし以下の条件が成り立つものとする。
1)この薬物により変異が起こっても微生物の生存には影響がない。
2)薬物による変異はDNAの複製前だけに起こる。
3)複製前にグアニンがアデニンに置き換わっても,そのグアニンと対をなしていたシトシンは変化せず,二本鎖の形成にも影響しない。
4)DNAの複製は薬物処理されたDNAをもとに半保存的に行われる。


この問題が分からなくて僕が通ってる塾の先生に聞いたら、その先生もわかりませんでした。。。
どなたかこの問題の解答をお願いします。

A 回答 (4件)

まず、最初の設問ですが、


DNAにおいてグアニンとシトシンは水素結合による対をなすので、
グアニンと同量(モル数)のシトシンが存在していることになるので、
シトシンのモル比もまた26.0%になります。
残りの48.0%がアデニンとシトシンということになりますが、
アデニンとチミンは水素結合による対をなすので、
アデニンとチミンは同量(モル数)あるので、
半数がアデニンとなるので、24.0%が正解と思われます。

続いての設問ですが、
グアニンの10%がアデニンに置き換わったということなので、
塩基全体の2.6%がグアニンからアデニンに変わったことになるので、
変異後複製前の塩基の存在比は、
G:C:A:T=23.4:26:26.6:24
となります。
半保存的複製では、Gと同量のCが、Cと同量のGが、
またAと同量のTが、Tと同量のAがDNAにとりこまれるので、
複製後に含まれるGCATは
G:C:A:T=23.4+26:26+23.4:26.6+24:24+26.6
=29.4:29.4:30.6:30.6
となります。全体で200なので、Aの割合は14.7%.

間違っていたら、すみません。
    • good
    • 0

DNAが2本鎖ということがポイントですね


AとT GとCはそれぞれ相補的に結合するので2本鎖にある塩基を合計するとAとT GとCはそれぞれ同量あるはずです

例えば
AATTTTCCGGGG
TTAAAAGGCCCC
というふうに1本目だけみるとTとGが多く見えますが2本合計すると同じだけの量が存在することになります

よってGが26%ならCも26%でCGは合計52% 残り48%はAとTなのでA=TですからAは24%です

次の問題は、まずGの10%つまり26x0.1=2.6がAに変わったので
Gは23.4(26-2.6)Aは26.6(24+2.6)になります

複製ではA→T T→A C→G G→Cと変わるので、Aの量だけTができTの量だけAができます

ATCG=26.6:24:26:23.4
が複製されれれば複製されたDNA鎖では
ATCG=24:26.6:23.4:26
になってるはずです

次にこれらをすべて抽出して調べるわけですが元あったDNAもなくなるわけじゃないので合計しなければなりません

A=50.6 T=50.6 C=49.4 G=49.4

2倍になったので2で割って
A=50.6/2=25.3% G=49.4/2=24.6

#1さんと答えが違うのは#1さんは最後で足し算をまちがってらっしゃるようで。
    • good
    • 0

という自分も最後で割り算間違えてるみたいで



G=49.4/2=24.7ですね
    • good
    • 0

失礼しました、#2さんのとおり、最後のくだりは


G:C:A:T=23.4+26:26+23.4:26.6+24:24+26.6
=49.4:49.4:50.6:50.6
となり、これで全体が200になるので、2で割って、
A=24.7で、間違いありません。
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!