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メートルブリッジの実験で、分からない点が3点あります。
目的は、『メートルブリッジを用いて、未知の抵抗線の抵抗と抵抗率を測定する。』です。

(1)標準抵抗の値はどのように選ぶべきか。
 電池1.5Vで、電流計は40mAでした。
 また、未知の抵抗線は約10Ωくらいでした。
 ここで、標準抵抗は10Ωを選ぶのが正解なんですが、なぜ、10Ωを選ぶといいのでしょうか。テスターで抵抗の大きさははかってないです。

(2)回路図において、すべり抵抗をなぜ入れる必要があるのか。
 回路図です。 ----電池ーーーーー-
          |               |
          |               |
     ーwwwwwww      電 流 計 A
     | すべり抵抗器          |  
     |    メートルブリッジ      |
     |wwwwwwwwwwwwwwwwwww
     |    テスター↑         |
     |      ーーー          |
     |      |            |
     |     検流計          |
     |      |            |
     |wwww---ー未知の抵抗線  
      標準抵抗
 すべり抵抗は、常に最大で使用しました。

(3)この実験のように数Ω以下の低い抵抗を測定する場合、配線のときの接触抵抗に注意する必要がある。回路図のどの部分に、特に注意が必要か。また、接触抵抗があると、式はどうなるか。

くどくなってしまいましたが、(1)(2)(3)どれか1つでもお願いします。
また、電池:1.5Vでした。

A 回答 (1件)

ホイ-トストンブリッジの実験ですね!



個々に回答する前にブリッジ回路の概念を説明します。
1.ブリッジ回路は、「未知の抵抗線」の抵抗に近い「標準抵抗値」を選ぶと「メートルブリッジ」の中心付近でバランスします。
2.「未知の抵抗線」の抵抗の倍・半分の「標準抵抗値」で「メートルブリッジ」の有効範囲を使えます。

(1)上記1.となります。

(2)もし、「未知の抵抗線」が短絡か低抵抗の場合、「標準抵抗」に大電流が流れます。
 電流は、1.5V/10Ωで150mA で高価な「標準抵抗」が劣化します。
*「電流計 A」が40mAから「すべり抵抗器」は 37.5Ω以上を必要とします。
 R = E/I から1.5V/0.04A で37.5Ω

(3)「未知の抵抗線」の両端です。回路図で示すと、
「標準抵抗」-「未知の抵抗線」-「メートルブリッジ」の「-」部分です。

(3)-1接触抵抗があると、式はどうなるか。?
「未知の抵抗線」+ 「接触抵抗」が加算され測定誤差が発生します。
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この回答へのお礼

一つひとつに丁寧な回答ありがとうございました。
とても参考になりました。

お礼日時:2008/02/06 20:49

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