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家の土台に使う材木で「集成材」と「むく材」がありますが「集成材」の方が値段は高いのですか?  土台にはどちらの方が良いのでしょう

A社はむく材B社は集成材をすすめます  

A 回答 (7件)

集成材、無垢材一般の話ではなく、土台に関しての観点ですが、


土台の役割は、柱から受ける力を出来るだけ均一に均して、
基礎に伝えるためのものです。

なので、重要になるのは、ヤング係数では無く、圧縮応力です。
集成材は強いと宣伝するところは多々ありますが、
それはヤング係数に関してが主です(一部、間違っていますが)。
土台のような置き方での圧縮応力は、集成材を使おうが、
無垢材を使おうが、素材の性質で決まります。
ただ、集成材の場合は、床下は湿度が上がりやすいので剥離の心配があります。
土台の使い方では、剥離しても強度への影響は少ないですが、
剥離を起こすと、腐りやすさは増すので、
そういう意味で無垢の方が望ましいです。

無垢とした場合の樹種ですが、桧は固いという概念があるかも知れないですが、
正確には軽い割には固いので、柱に向いている素材だと言うことです。
昔から土台には栗、ヒバなどのもっと重くて堅い木が使われていました。
また、土台に使う場合は、防腐性、防蟻性も大切になります。
防蟻剤を塗っても5年程度で揮発してしまうので、
ある程度は防蟻性のある樹種を選ぶことが良いと思います。
なので、米松などは桧よりも圧縮応力は高いですが、
防蟻性の観点から土台には向いていません。

また、防蟻性を考えて加圧注入材を使うこともありますが、
加圧注入しやすいと言うことは、柔らかい木だと言うことです。
土台によく使われる米栂は、桧よりも柔らかい(圧縮応力が低い)木なので、
本来、土台としては適切な木ではありません。

土台に向いている建材は、圧縮応力、防蟻性、防腐性を考えて、
国内のものでは、ヒバの芯持ち材が一番だと思います。青森ヒバが有名です。
栗も固くて良いのですが、狂いが大きいので、
上手な大工さんでないと狂いの面から問題を起こすこともあります。
外材でも良ければ、豪州サイプレスは、固さも防蟻性もヒバよりも上です。
ただ、同じ樹種でも、木の中心部分の赤身と、周辺部分の白太では、
固さも防蟻性も全く違います。赤身の多く入った建材を使って下さい。

理想論を言えば、これらの樹種を使うのが良いですが、
予算との兼ね合いもあるので、バランスを考えて選択して下さい。
ただ、青森ヒバや、豪州サイプレスを使っても、1本辺りの単価は1万から2万円で、
一軒の家では20~30本程度の話なので、コストの面からは見れば、
そこまで大きな影響が出るところでは無いと思います。
長く住む家を建てたい場合は、土台は一番の要の部分なので、
多少予算をかけても良いところだと思います。
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無垢は古来より使用されて実績がありますが、集成材の長期の安定性は不明です、テストはしていますが実際何十年もつかは使ってみないとわからないのです。

その意味で長くお使いになりたいなら無垢のほうがよいでしょう。
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http://oshiete1.goo.ne.jp/qa3683831.html
以前のやや似た内容の質疑回答です。
私も回答しており、且つポイントまで付与されていますがこれは回答数が多かった為に質問者の方が配慮されたのでしょう、内容を見ればお分かりの通り私の回答は内容に乏しい物です、他の回答を参考にして下さい。

結論ですが、見も蓋もない言い方になります、いい集成材を使えば悪いむくよりは良い、いいむくを使えば悪い集成材よりは良い。

会社の体質によると考えますね。
自信を持ってむくを奨める会社ですと「自前の製材場で検査をしますが立ち会いますか」とまで言います。(遅れました、私は建築士です)

A,B共に加工場を案内させ検査に立ち合わせて貰いたい旨お願いするのも一つでしょうが、一般の方が状態の善し悪しを見極めるのは極めて難しいでしょう。

コストに関しては材料のみでは集成材の方が高いようですが詳細は省きますがまず全体工事においてはおよそ同じ程度になる、と考えて下さい。
(上記質疑より引用)

結論ですが、土台以外の部分を突っ込んで比較してください。
理由ですが比較し易い部分としにくい部分があります、もっとも比較しやすいのはデザインやこれまでの実績などでしょうか、構造材の質は比較が難しい部分です。
納得できなければ代3者を入れ検査に立ち合わせるしかありませんが現実的では無いでしょう。
(設計監理が別ですとこの辺のチェックが容易なのですが・・・)

HMに依頼した以上信頼するしかないと思います、恐らく吟味した上で2社にまで絞られたのでしょう?、良い業者である事を前提として。
紳士協定ですね。

歯切れが悪く大変恐縮ですが。・・・
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土台という事なら固い材料の無垢がいいでしょう。


構造的に集成のよさが発揮できる部材ではありません。
無垢でも柔らかい木もありますので柱のメリコミがおきないように
固く蟻にもつよい材料を選ぶべきです。

価格は材によりそれぞれ上下します。一概にはどうも・・・
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私も2社にお聞きしたら、違う意見でした。

しかし、結局は集成材を選びました。
私の中では、

ムク材の良いところ---見た目が良い
集成材の良いところ---歪が少ない

という感覚があります。ムク材は材ごとに伸縮率の違いが大きいので、建物の丈夫さを考えたら集成材かなと考えそちらを選びました。特に土台なら歪の大きい小さいは大きな問題ですし。
ただ、気になることもあるんです。一つは集成材の接着剤。住宅メーカーの方は問題ないと仰るんですが、本当に体に害はないのかなあ。あと、集成材の歴史の短さです。今現在、現役で活躍している最古の集成材の建物は昭和27年に建てられたものだとか。ということは、56年しか経っていないんですよねえ。しかも、その建物は倉庫だから住宅とは違う訳だし。メーカーによっては100年住宅なんて言っているけど、100年経たないうちに集成材の接着剤がはがれて建物が崩れだしたら嫌だなあと思います。
値段は材質によって様々ではないでしょうか。特にムク材は、良いものと悪いものの値段の差が大きいと思います。ただ、両方同じくらいの品質の木材を使ったとしたら集成材のほうが高いんじゃあないかなあ。

以上、とても心配性な ど素人が自分なりに調べたことですので、鵜呑みにせずちょっとした参考にしていただければと思います。
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私の考える結論から言いますと、防腐剤注入の無垢材の方が良いように考えています。


というのは、集成材の場合、人工乾燥させた物をボンドで接合して柱の形に形成しますが、その際接合する個々の材料はそれぞれちがった木から作られています・・・と言うことはそれぞれの木の癖が混じり合っていると言うことです。
乾燥している状態では良いのですが、コレが一度水分を含むとそれぞれ膨張率がちがったりして一体的な強度が下がる可能性もあります。
通常、メーカーでは乾燥使用を前提にしているため、濡れた場合の強度保証踏破していないようです。
また、シロアリに関しても、シロアリは、木の中心部分をあまり食害しないようですから、芯持材(柱の中に木の芯部分がある)の場合、シロアリにやられて全部スカスカになることは少ない様です・・・これに比べて集成柱は、芯を持っていないですから、シロアリ被害に遭うと全体がスカスカなんで状態になってしまうようです。
最近は、集成材でも燻煙したりして改善されているようですので、以前のようなことは少ないと思いますが・・・。
ご参考まで。
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集成材は


元の材料は小さなものですが
工場で乾燥、加工、接着等しますので
加工代がかかり、樹種によっては高くなるかもしれません。
寸法安定性、強度は集成材は、むく材より優位です
ただ、集成材ができてから100年もたたないので
実験ではでていますが、実際何年、使われている接着剤がもつのか
まだデータ不足ですので
どちらが優位か決定できないと思います
あとは、使う人の好みになると思います。
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