前提として以下二つ挙げます(素人考えですのでこの前提からして違っていたら、訂正し、教えてください。)
1、黒人は骨盤角度が前傾しているから、ジャンプ力が高い傾向。
2、高く飛跳ぶためには、膝進展ではなく股関節を大きく使って、股関節進展で跳ぶべきである。
私が股関節を大きく使って跳躍動作をするためには、股割りの要領で足を外旋させ、骨盤を二本の足の間に滑り込ませるようにして沈み込まなければなりません。(自然と骨盤前傾がおこります。)
もし股割の要領を用いずに、骨盤前傾を保ちながら沈み込むと、とても浅い沈み込みになってしまいます。
ここで質問です。
Q.1 巷でよく言われる股関節進展ジャンプ、股関節がよく使えてるジャンプ、腰がたためてるジャンプetc...とは、私がやる股割り滑り込み方式のことを指すのでしょうか。それとも股割りの要領を用いない方でしょうか。
(小山さんの本で、掲載されていた股関節進展スクワットの写真(モデルは伊藤選手)はどうも股を割ってるようには見えず、実際説明にも足幅は狭め、つま先はまっすぐそろえて、というような事が書いてあったので、影響されて股割りをしないスクワットや跳躍をしていた時期もあります。)
Q.2 黒人は股割りの要領を用いずとも、骨盤前傾の状態で深く沈みこめる骨格をしており、それが優位だ、ということなのでしょうか。(私でも股割り沈み込みをすれば自然に骨盤は前傾するわけですから、そうで無いと骨盤前傾者に優位性は無いはずですよね?)
そうであれば、私はこのやり方で深く沈みこめないわけですから、何らかの改善点があるということになります。
お分かりになる方いらっしゃいましたら、ご教授願います。
A 回答 (5件)
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No.1
- 回答日時:
supermm さん、こんにちわ。
ご存知の通り体育や解剖学の考えで言うと、この場合は矢状面(身体を横から見た図)での股関節の屈曲だけで考えます。脚の外転しての外旋(股を開き、かつ脚を外に捻る)は関与しないで考えます。
これでいうと、単純にイスに座っている状態を股関節が屈曲していると呼びます。90度曲がっているとしたら膝も90度曲がり、大抵同じ角度となります。
この状態からケツ筋など大きな筋(=股関節伸展筋群)を使ってジャンプする事を、股関節伸展でのジャンプと呼びます。スクワットの下がった状態からの一発だけの伸展ジャンプ(スクワットジャンプ)と考えて下さい。
対して膝を使ってのジャンプと言うと、どちらかというと大腿四頭筋を使うような方法で腰は比較的伸びたままのジャンプとなります(腰の角度が浅くなる)。この場合膝の成している角度と股関節の角度が異なります。
単純にいうとその違いです。
ここ迄で解決に至ったでしょうか。ここ迄が普通の話しと言うか分かりやすい話しです。
そこから先というか、枝分かれというかなんというか、仙骨の動きとか内部深筋とかそういう動きが関与しているといわれる方もおられます。体育や解剖学的にはそういう動きはジャンプには関与しなくても、そういう方にはそういう動きがジャンプに影響しているとなり、不思議な方向もあります。
その流れでいうと、お話の、骨盤と仙骨の動きやなす角度などが出てきます。
その方向になると、めちゃくちゃな理論があったり、理にかなっている話しもあったりで、何ともいえないです。
この辺りは面白いです。マニアな方向では考えつつの話しになるでしょうから、遅くなっても良いようなものであれば返答入れていただければ暇なときに書きます。
まじめな疑問であればまじめな疑問点で書いてください。
どちらの問題でお考えなのか、見えずにいます。
例に出されている本はどれだかよく分からないでいます。
迅速に回答頂いたにもかかわらず、御礼が遅れてしまいました。不徳のいたすところです。申し訳ございません。
● ここ迄で解決に至ったでしょうか。ここ迄が普通の話しと言うか分かりやすい話しです。
・解決しました。股割を意識して跳ぶと力のロスがあまりにも大きいと感じていながらも、色々見たり、聞いたり迷って混乱していました。単純に考えます。
私が単純に股関節の角度を作ることを考えた場合、素人考えで胸の開き(どれだけ肩甲骨が寄るか)、背中のアーチや骨盤前傾(前傾を維持して運動ができるか)、ということを意識してトレーニングを継続していこうと考えるのですが、その意識でかまいませんか?
●その流れでいうと、お話の、骨盤と仙骨の動きやなす角度などが出てきます。 その方向になると、めちゃくちゃな理論があったり、理にかなっている話しもあったりで、何ともいえないです。
・上記の通り、単純に考えてみると悩みが解消されました。マニアに考えるとどつぼにはまってしまいそうです・・・。
●例に出されている本はどれだかよく分からないでいます。
・すいません。7~8年位前の記憶なので忘れました。短距離走者が好む股関節進展を意識した沈みの浅いリズムスクワットのことかもしれません。しかし、足は腰幅、つま先前で深ーく沈み込めるぐらい胸が開いて、背中のアーチが維持できればと思いますが、私にはきついです。骨盤前傾者はやりやすいのかもしれません。
ありがとうございました。
No.2
- 回答日時:
supermmさんhisajpさんこんにちは。
以前は御二方には大変お世話になりました。この場を借りて今一度お礼いたします。
マニアックな問題ですので私には、「回答」はとてもできないので、ご参考までにということでお願いします。
ご質問のほうではなく、前提についてですが、実際のオリンピック出場者やオリンピック強化コーチに直に聞いたお話です。(ただし陸上関係者です)
1、 黒人の骨盤前傾は有利だと皆様口を揃えます。実際に戦ってみると顕著に実感するそうです。「真似よう」ではなく、日本人に合うやり方を見つけるほうに研究を注いでいる傾向が強いと言われ、人種の違いは大きいのかなあと軽く凹みました。
2、 ジャンプは股関節本位と言われました。私も、垂直跳び、立ち幅跳びはsupremmさんのような形態をとります。(小山さんのその本は読んだことないですが、そんなクローズな感じでしやがみこみ、ましてや跳ぶなど私にはとてもとても ^^; )
お話を聞いた方々も、根拠が明確にあるのかは不明ですし、経験値でのお話の要素もあるかもしれないですので、あしからず・・。
ちなみに、垂直跳びで1mいっても、幅跳びで7m突入しても、仙骨や内深筋の意識無し(笑) この辺り楽しそうですので、今一度聞いて来てみようと思います。
パソコンがめったに使えなくなったので、この辺で消えます・・・・。
迅速に回答頂いたにもかかわらず、御礼が遅れてしまいました。不徳のいたすところです。申し訳ございません。
●「真似よう」ではなく、日本人に合うやり方を見つけるほうに研究を注いでいる傾向が強いと言われ、人種の違いは大きいのかなあと軽く凹みました。
・そうなんですか。私の場合は、何とか後天的に前傾させてやろうと思って、必死に前傾した状態で縄跳びを跳び続けたり、朝晩グッドモーニングエクササイズを鬼の形相でやったりしてました。腰が痛くなっただけかもしれませんけど、何となく効果があった(ある)気がします。イスに浅く腰掛けてめちゃくちゃ無理やりに前傾させて大学の授業に出てたこともあったかなあ(笑)
●私も、垂直跳び、立ち幅跳びはsupremmさんのような形態をとります。(小山さんのその本は読んだことないですが、そんなクローズな感じでしやがみこみ、ましてや跳ぶなど私にはとてもとても ^^; )
・混乱して股割りでとんだり、クローズで跳んだり色々してるんです。単純に考えるとやっぱり股割り跳びはロスしてる気が・・・。クローズはきついけど、力の方向がまっすぐ上だし、ロスを抑えられる気がします。クローズで深く沈みこんで跳ぶために「骨盤ギュ-ン、背骨バキッ」これ僕の勝手なイメージ。
ありがとうございました。
No.3
- 回答日時:
supermm さん、jamp16 さん、こんにちわ。
大きな負荷が掛かるスクワットジャンプですと、膝のひらきは少なくなると思います。
同様に水泳の飛び込みで長い距離を跳ぶとすると、脚はそろってくると思うのですが、そこいらはいかがでしょうか。
この辺りの自然になす角度が、本人にとって一番力を発揮しやすい角度だと思います。あえて変えて良くなるってことは無いんじゃないでしょうか。でも分からないです、、、。
骨盤の前傾が有利とよくいわれますが、果たしてそうなのか、これも分かんないです。
腰や大腿の伸展時の筋肉の作用範囲は、起始部と停止部にある訳ですが、骨盤が前傾していることがそれらの働きに有利だとすると、それは動作長の問題だけで、そうすると脚の引きつけは動作範囲が短くなって弱くなるはずです。そうすると短距離は遅くなるはずです。
これらがなんでも構わず「黒人は有利」といわれているようにしか感じないです。
それとも動作長ではなくアライメントが具体的に有効とか、何かあるのでしょうかねえ。アライメントだとしても人間の関節の可動範囲は両端の間で動くだけですから、どちらかを優先すれば逆は不利が生じます。
そういう研究を見た事が無いですが、私が無知なだけかもしれません。
骨格を問題とするのなら、単にその人の骨格での最大出力の方法にマッチしていない筋運動をしているのが問題の様に感じます。
または競技そのものが日本人やアジア人に向いていないのかもしれませんね。
となると逆に日本人やアジア人には黒人はかなわない分野もあるはずですが、果たしてそうはならない様に思います。
人種問題絡むと米国では研究しにくいでしょうし、日本では調査の対象が少ないでしょうし、競技者本人は勝てる様に工夫すれば良いのでしょう。
トレーニングとしてみると、私はあまり骨格は気にしないですし、やれる範囲で効率を上げれば良い様に思います。変えられない条件は変えられないです。
正直なところ、人種間における骨格の作用は調べた事が無いので分からないです。それどころか日本人に限っても「この骨格は○●の競技に有利」というのは分からないです。
そういえば末次さんだったかなあ、骨盤マニアな人がおられますね、、、。カールルイスさんについて、木梨さんのTV番組で熱く語っておいででした。
回答ありがとうございます。
●大きな負荷が掛かるスクワットジャンプですと、膝のひらきは少なくなると思います。 同様に水泳の飛び込みで長い距離を跳ぶとすると、脚はそろってくると思うのですが、そこいらはいかがでしょうか。
・そう思います。単純にスクワットを上げるときは結構開いちゃってる、といいますか股をわるといいますか、そうしてる人は見かけますが、ジャンプスクワットとなると・・・。跳ぶ動作が入ったときに力の方向が斜めを向くと非効率だからかなあ、と思います。
●この辺りの自然になす角度が、本人にとって一番力を発揮しやすい角度だと思います。あえて変えて良くなるってことは無いんじゃないでしょうか。でも分からないです、、、。
・私の場合は意識して角度を作ったほうが力が出ます。ですので、やはり効率的なフォームというのはあるのかなあと思って作ってきました。(私の普段の姿勢が悪く、過度の骨盤後傾を形作っているためにあえて意識する必要があったのかもしれませんが、分かりません。)
跳ぶときは意識的にへそしたを「グッ」と中に入れにいきます。
●そうすると脚の引きつけは動作範囲が短くなって弱くなるはずです。そうすると短距離は遅くなるはずです。
・彼らはすごく大腰筋が発達しているため、それであっても引きつけが強くできる、と素人なりに思っているのですが・・・。
●骨格を問題とするのなら、単にその人の骨格での最大出力の方法にマッチしていない筋運動をしているのが問題の様に感じます。
または競技そのものが日本人やアジア人に向いていないのかもしれませんね。
となると逆に日本人やアジア人には黒人はかなわない分野もあるはずですが、果たしてそうはならない様に思います。
・ほとんどの競技に跳ぶ、走るの要素が入っているわけですから、それに有利な骨格が骨盤前傾だとすれば(絶対的に骨盤前傾が有利なのかどうかは私はとてもとても断定できませんが)・・・です。
ただ、生まれつき筋量が何パーセントかアジア人よりも彼らのほうが多いということや、体の大きさ、それに高校ぐらいからすごくストレングストレーニングをしているということを考えれば、努力で追いつけるものなのかもしれないとは思います。
バック走100メートルなら金メダルいけるかもしれません。
ああ、大腰筋が極太でした。
No.4
- 回答日時:
supermm さん、jamp16 さん、こんにちわ。
>・私の場合は意識して角度を作ったほうが力が出ます。ですので、やはり効率的なフォームというのはあるのかなあと思って作ってきました。(私の普段の姿勢が悪く、過度の骨盤後傾を形作っているためにあえて意識する必要があったのかもしれませんが、分かりません。)
跳ぶときは意識的にへそしたを「グッ」と中に入れにいきます。
これは腹圧をかける事によって、運動の力が逃げなくなるのがあるかもしれませんね。
思いつきで書いているのですが、跳ぶという動作は、
「腰以下で跳ぶ」という下半身だけの動作と見るか、
「腕や脊柱起立筋なども動員する」の上半身も使うと見るかで、考え方が変わる様に思います。
主にエネルギーの発生としては下半身でしょうが、それを補う様に跳ぶ直前に脊柱起立筋などで上方への慣性モーメントを発生させ、それと合致したときに下半身が伸展すれば最大のジャンプ長を得れると思います。
水泳の飛び込みのとき、腕を振ってのジャンプなどはこれに近い動きでしょう。
対してバレーボールなどですと、上半身固定したままが多いと思われるので、比較的下半身によるものが多いのではないかと思えます。
走り高飛びは、前方への慣性モーメントを上方向へ転換して跳べるかどうかでしょうから、これは筋力以外に腱運動の要素が強くなると思われます。
>・彼らはすごく大腰筋が発達しているため、それであっても引きつけが強くできる、と素人なりに思っているのですが・・・。
発達になると、骨格ではなくて筋量の占める割合が増えると思います。そうなると
「彼らは下半身の骨格が発達していて下半身の筋量が多いから○●に有利だ」
という説明になるはずです。そうなるとこの場合は骨盤の前傾角度は
「それにより筋肉量が増えているから有利」
という展開になって、骨盤の前傾は間接的な問題になるはずです。
>ただ、生まれつき筋量が何パーセントかアジア人よりも彼らのほうが多いということや、体の大きさ、それに高校ぐらいからすごくストレングストレーニングをしているということを考えれば、努力で追いつけるものなのかもしれないとは思います。
例えば「ベンチプレスの世界記録は日本人が多い」というのが wiki にありました。実際の事は知りません。
そうだとすると、日本人にはそういう上半身や動きの質が向いているのかもしれませんね。
話しが飛びます。
私の良く覚えている範囲で、100m 走ですが、カールルイスは後から伸びるタイプで、ジョンソン(でしたっけ?)は先行逃げ切り型でした。
お二人とも黒人で、そうなると骨格と競技成績との相関性は低いとなるのではないでしょうか。
御回答ありがとうございます。
●「腰以下で跳ぶ」という下半身だけの動作と見るか、
「腕や脊柱起立筋なども動員する」の上半身も使うと見るかで、考え方が変わる様に思います。
・う~~、そういう見方をしたことが無かったです。
競技柄か、やはり私の跳躍は上半身のモーメント作りとタイミングはあまり意識していません。ということで比較的下半身を多く使う跳躍ということになるのでしょうか。
上半身はバックスイングでパワーポジションを作ることとそこからの振りおろしで床に強い力を加えるということしかしていないように思います。離陸のころにはすでに打つほうの手を回し始めているという事情もありますが。(非推奨型バンザイスパイクの人は腕や脊柱起立筋の動員をしやすいかと思います。)
●例えば「ベンチプレスの世界記録は日本人が多い」というのが wiki にありました。実際の事は知りません。そうだとすると、日本人にはそういう上半身や動きの質が向いているのかもしれませんね。
・マウントポジションされる側ですね。
●私の良く覚えている範囲で、100m 走ですが、カールルイスは後から伸びるタイプで、ジョンソン(でしたっけ?)は先行逃げ切り型でした。 お二人とも黒人で、そうなると骨格と競技成績との相関性は低いとなるのではないでしょうか。
・そう言われると・・・。発達させ方の問題でしょうから。
しかし、こと跳躍となると骨盤前傾の優位性が僕の中からぬぐえないです。映像などを見ると、彼らはいとも簡単にパワーポジションに体をもっていけてるように見えます。バレーの動画を見てて思うのは、アジア系はやはり膝進展する人もしくは骨盤角度が浅い人が多いです。
トレーニングなどで発達させて解消できるのならば、トップチームなどではとっくに解消されていると思うのです。
No.5
- 回答日時:
supermm さん、こんにちわ。
>トレーニングなどで発達させて解消できるのならば、トップチームなどではとっくに解消されていると思うのです。
これがですねえ、なんというか、監督さんしだいです。
比較的チーム競技の場合、選手は監督の戦略や戦術に叶う選手が選ばれる様です。この時点で出来上がっているという前提です。
トレーナーもアスレチックトレーナーのようなケアを主体としたトレーナーの活躍の場が多く、ストレングストレーナーなどの身体を作るトレーナーは帯同しないことが多いです。
予算と人員の問題もあると思います。それ以外に派閥や、、、?
そのため個人競技の方がそういうベースメントの部分は改良しやすいです。
だとしてもご本人が気にしない限りあるもの(肉体)をフルに使う事に主眼が行く様です。
団体と個人の競技の方法を問わず、フィジカルの向上に伴い成績が向上する場合もあれば、体力向上に時間が割かれ技術に時間が割けなくて成績が下がったとか、両方考えられると思います。
また直結しやすい競技と、そうでないものもある様に感じます。
そのためこういうのは1年で考えるのではなくて、数年を通して考えないと難しいのだと思います。
御礼が遅れてしまいました。
●トレーナーもアスレチックトレーナーのようなケアを主体としたトレーナーの活躍の場が多く、ストレングストレーナーなどの身体を作るトレーナーは帯同しないことが多いです。
・日本は本当にストレングスコーチが少ないですよね。最近はそれなりに増えてはきているのでしょうか・・・。中学、高校くらいから学校なり周囲なりにそういう存在が身近にいる他諸国との違いは大きいでしょうね。
やはり、発達させ方の差だよな、と思ってきました。
世界でぎりぎりのところで闘っている日本人がどう感じているのか、とても楽しそうな話です。
私みたいに趣味で体鍛えたり競技してる人間にはとてもとても想像がつかない世界です。
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