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先日友人と鍋を食べている時、「鯛はエビ類をたくさん食べるから体が赤いんだ」と言われました。が、どうも信用できません。エビは本来茹でないと赤くなりませんし、エビをあまり食べない鯛だっているはずです。そう考えていると、鮭の身が赤いのもなぜなのか疑問に思うようになりました。どなたか博識な方、教えてください。

A 回答 (4件)

面白いサイト見つけました。


http://www.ne.jp/asahi/to/fishroom/fishml/sakewa …

要約+私の知識で行くと・・・

筋肉には速筋と遅筋の2つがあります。速筋は瞬発力に優れますが持久力がなく色が白です。一方遅筋は持久力に優れ酸素を使うため「ミオグロビン」が多く赤色です。
(この辺ちょっと自信なし・・・)

さて魚の身が赤いのは2種類あります。
マグロなどは「ミオグロビン」という物質のためです。海洋を泳ぐのに持久力が必要なためです。一方鮭や鱒はもともとは白身の魚です。赤いのは「アスタキサンチン」というカロテノイド系の色素があるからです。これは蟹や海老の体表の主要色素でもあるようです。

さて本題の鯛ですが鯛の種類によります。よく見る赤い鯛は真鯛で海老を常食としています。一方黒鯛という黒い鯛もいます。これは雑食でいろいろな物を食べます。さて、真鯛は海老ばかり食べるので当然海老に含まれる「アスタキサンチン」も取り込みます。この「アスタキサンチン」が体表にたまるため赤くなるのです。黒鯛の場合は「アスタキサンチン」が少ないので黒いのです。

つまり友人の言っていることは正しいのです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

参考URL見ました。そういえば鮭が白身魚だという話は聞いた事があります。なるほど、オキアミの色素が沈着するんですね。鯛はエビだし。人間がミカンを食べ過ぎると手のひらが黄色くなるのと同じ事だったとは。

マグロの話は、高校の頃強い運動部に入っていた時よく科学トレーニングの講師などからマグロに例えた筋肉の話を聞いていたので知っていました。でも詳しくは知らなかったので勉強になりました。しかし、マグロと同様に止まると死んでしまう魚という事では、サメはなんで赤身じゃないんでしょうかね?不思議です。

今ふと思ったんですが、よく金魚の餌で「赤色が綺麗になる」なんて書いてある物は、やはりオキアミなんかが入っているんでしょうね。

回答の文章からすると、博識なだけでなく、ちゃんといくらか調べていただいたんですね。ありがとうございます。

お礼日時:2002/11/05 00:35

#3さんの回答でほぼ問題は解決しています。

20ポイントあげてください。
また、速筋=白色筋、遅筋=赤色筋で、ミオグロビンを含むものは赤色筋で、間違いはありません。

ところであなたのお礼の中にある2点の疑問ですが、
「よく金魚の餌で「赤色が綺麗になる」なんて書いてある物は、やはりオキアミなんかが入っているんでしょうね」
その通りです。エンジェルや金魚の色揚げ用の餌には、オキアミが主な成分です。オキアミの「アスタキサンチン」等で発色させるわけです。

「サメはなんで赤身じゃないんでしょうかね?」
サメは筋肉ではなく肝臓に酸素を多量に貯蔵することが出来ます。ですからミオグロビンが必要ないのでしょう。しかし,サメは不思議な動物です。わからないことだらけですので,責任は持ちませんが
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この回答へのお礼

ポイントの付け方まで・・・ありがとうございます。(笑)

なるほど、サメは内臓に酸素を貯蔵するんですね。少し謎が解けた気がします。

それにしても、みなさん良い回答をくださったので、ポイントがつけづらいです。うーん、まいった。

お礼日時:2002/11/05 06:22

友人の言っておられるのは正しかったたと思います。


あまりえび類を食べない鯛は、色が赤っぽくなかったはずです(確かそのために、養殖の鯛はエビ類を含んだ餌を与えているとか....。また、鯛は日に当たると日焼けして黒っぽくなるために養殖では、日よけを使用しているはず)。
鯛と同じようなので、ザリガニの赤色も同様だった気がします(どこかのTV番組[クイズ番組]でやっていたような...)。
鮭の身が赤いのは別物だったような気がしますが...
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

なんと!エビ説で正しいんですね!うーん、疑ってしまった自分が恥ずかしいです。「海老で鯛を釣る」なんて諺もありますが、やはり鯛はエビをたくさん食べるんですね。

お礼日時:2002/11/05 00:20

鮭の身が赤いのは・・・ちょっと判りかねますが・・・


鯛が赤いのは、棲息する海の深度に、関係があったように記憶してます
一般に、真鯛は深い所に棲んでますのでね、赤い色が保護色になっていた筈です
ちなみに、養殖の真鯛は、太陽が当たるので日焼けして、黒ずんできますし、浅い所に棲む魚は、大抵、背中が青黒っぽくなってるのも、上から見難くなるためのようですし、下側が白っぽいのも、下から見上げた時に、見つけ難くなるためだそうです
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

父が調理師をしていますので、養殖の魚が日焼けして背中が黒いというのは知っていました。川魚ですが、鮎なんかはスーパーに並んでいても天然か養殖かすぐ分かりますよね。

魚の腹が白い理由も、そういえばテレビで見た事があります。水面に光が反射した色と似せた保護色なんですね。自然ってすごいです。

お礼日時:2002/11/05 00:17

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