同じラテンアメリカでも、国によって盛んなスポーツが違うのは何故ですか？

同じラテン系民族でも、メキシコやベネズエラでは野球、ブラジルやアルゼンチンではサッカーと、盛んなスポーツに違いがあるのは何故ですか？

No.4 回答者： eroero1919 回答日時： 2008/04/29 12:07

そりゃ、国の歴史が全然違うからです。

アルゼンチンの公用語はスペイン語、ブラジルの公用語はポルトガル語です。そして南米にサッカーを持ち込んだのはスペインやポルトガルの船乗りたちだといわれています。
一方、アメリカに移民してきた人の多くはイギリスやアイルランドからの人々です。イギリスはサッカー発祥の地といわれていますが、実はサッカーというのは労働者階級の、というかはっきりいえば育ちが悪い連中の遊びでした。アメリカに渡った人たちはそういう人たちより多少育ちは良かったので、もうちょっと知的レベルが高い人たちが好むクリケットを元に野球を作りました。なぜクリケットをそのままやらなかったのかというと諸説あるようですが、要するにアメリカはイギリスから独立した国ですから「古いものを流用するより、新しいものを作り出したほうが偉い」っていう価値観があるようです（こういう価値観は今のアメリカでもありますね）。
ですから、新しいルールで新しいスポーツを作ろうぜ、で野球が生まれアメフトが生まれバスケットボールが生まれたようです。

メキシコはスペイン語圏ですが、アメリカの隣国なのでその影響を受けて野球がある程度は盛んなようです。しかし、メキシコで最も国民的スポーツといえばやはりサッカーです。メキシコには世界最大規模のサッカースタジアムであるアステカスタジアムがあります。その収容人数なんと11万人。
メキシコの先住民文明であるアステカ文明には、サッカーによく似た競技があったそうで、そのあたりもメキシコ人のメンタリティにサッカーが合っていたのではないか、という説もあります。もっとも、日本にも蹴鞠があるように「ボールを足で蹴るスポーツ」は世界中にあるんですけどね。

No.3 回答者： transyl 回答日時： 2008/04/28 23:18

ブラジル、アルゼンチン＝サッカーは分かります。

でもメキシコ、ベネズエラは野球だけじゃありませんよ

2006年のW杯でもメキシコ、ベネズエラ共に
本大会に出場してる位の国ですし
アメリカだってサッカーで毎回出場してますよ
アメリカにだってサッカーファンがいるんですから。

いわゆる十人十色。人それぞれってことですよ
現に日本だって何十個ものプロスポーツがありますしね。

No.2 回答者： benefactor_geniu 回答日時： 2008/04/28 22:53

正確にはわからなくて、申し訳ないですが、

結局、誰かがいつ持ち込んだか、そのときの状況(既に盛んなスポーツがあるかなど)などが問題だと思うのでラテン系だからというくくりで考えることは出来ないと思います。
メキシコ、ベネズエラはアメリカに近いから比較的早く持ち込まれて、野球が盛んになったのではないでしょうか。

No.1 回答者： vanc2010 回答日時： 2008/04/28 22:36

その質問を「同じアジア系民族でも・・・」に置き換えてみてください。

アジアだから、みんな同じスポーツが好きってことはないでしょう？
答えは「国が違うから」では？