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進研模試のサイトの大学難易度ランキングみたいなやつで
各大学の偏差値がのってました。
そこでなんか違和感感じたんですが、
国公立である神戸大と関関同立を比較すると、
普通に神戸大の各学部より上の偏差値の学部がいっぱいあるのを見ました。
こんな感じで他にもいっぱい「私立なのに??」って部分が見られました。
私立と国公立とでは例えば同じ偏差値65でも基準や意味が違うのでしょうか。
また全体的に見て私立は文系の方がダントツで偏差値が高いとも感じました。正しいんでしょうか。

A 回答 (6件)

そういうランキング表には、注釈があることが多いのですが、入試科目数、文理(特に数学の有無)、国立/私立を超えての比較は、ほとんど意味を持っていません。


ちょっといい加減な説明にはなりますが、偏差値は、分布が同じ(母集団が同じ)で、平均点が異なるテストどうしを比較できる指標として意味を持ってきます。
偏差値の特性として、ばらつきの小さい中での高得点グループの偏差値は高く出ますが、ばらつきが大きい中での高得点グループの偏差値は、低く出ます。
文理でいうと、平均レベルに大学が集中すると、上位大の偏差値が高くなって見えます。文系(特に私立)は、難関大はごく一部で、多くの大学が偏差値65~45に集中します。このため、上位大の偏差値は高く見えます。
理系は、医歯薬系というトップ集団に合格定員数がある程度あるので、上位レベルの偏差値は、思った以上に低く計算値が出ます。
よく、○○模試は学力の低い人が多く受けているから・・・という話を聞きますが分布にとっては、これくらいの差異は影響が小さい方なんです。
平均点付近の母集団の数が一番影響を受けます。

さらに、国立大と私立大の入試では、それ以前に、科目数がちがうため、総点が異なり、偏差も違ってきますので、比較そのものをしちゃダメだ、ということもあります。
だいたい、5教科全部受ける生徒たちの集団と、得意科目の3科目だけを受ける生徒たちの集団を、得点の数学的な操作だけで比べているわけですから、比較できると思う方がヘンなんですね。

ただし、ランキングではなく、あなた自身が、どちらにより合格しやすいか、という話なら、直接比較をしていかなくてはなりません。
ご質問の内容の例でいくと、関関同立をあなたが志望する場合と、神戸大を志望する場合の各々について、各大学の入試科目/配点に沿って、偏差値を出してくれるはずです。この偏差値は、ちょっと特殊な出し方をするので、その詳細を知りたい場合は、各模試の実施元に問い合わせてみてください。
模試の成績表では、志望大別の偏差値を出して、判定付けをしてるので、一度、神戸大と、関関同立を志望大として受験してみてください。同じ得点で、各々の偏差値を計算してくれるはずですので、あなたの得点についての、直接比較をしてくれるはずです。
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私の経験からすると、難関私立が国立より合格しやすいということはないです。

入試科目が少ない分、それだけ研ぎ澄ましておかないと合格は難しいです。それと・・・受験生総体として非常に強い東京志向があるというです。だから、イメージよりも実際は東京の難関私立はなかなか大変です。関関同立の中で関学が凋落傾向、同志社・立命館が人気というのも立地が影響していると思います。要するに人気コンテストみたいな部分がかなるいあるということです。地方国立の場合はある程度苦手科目があってもその配点が小さかったりすると合格することができたりします。
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一般的に、私立の偏差値は国立に比べて+5出ると言われています


もちろん科目数が少ないのが原因ですが、皆さんも得意科目と
不得意科目ではそれくらい差がありませんか
文系の人の国語と数学、逆に理系の人の数学と国語
苦手科目を抜きに出した偏差値と、苦手科目を入れた偏差値が
これくらいの差がでるのは納得されるでしょう
苦手科目のない人は別ですが、国立向きですね

蛇足ですが、受験偏差値以上に差が付くのは入学者偏差値です
早慶をはじめとする私立大学は、上位半分のほとんどが辞退します
国立は偏差値が合格の目安となるので、偏差値クラスの入学生は
入学生全体の下位に属します
以上から、それぞれの入学者平均偏差値を出すと、10は国立の
方が高くなります
ですから、入試偏差値にごまかされて、私立の方が上だとは
思わないで下さい

ついでながら、文系と理系では同レベルの場合、文系のほうが
5高く出ます

以上はあくまでも同じ模試での話です
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私なりの分析を申し上げます。


まず教科数が同じ、たとえば3教科の場合。
国立でも2次試験でも3教科というパターンがほとんどです。
従って、私立と比べることは構いません。

一番の違いは合格者の偏差値であるということです。
国立大学の場合は通常国立大学に行きたい人が国立を受験するので
上位国立であれば、ほぼ9割以上が国立大学に進学します。

私立の場合は国立の滑り止め的な要素が高いですから。
京都大学を受験する層がたとえば同志社を試験慣れと滑り止めをかねてに受ける場合があると思います。
この時、同志社の合格者偏差値を引き上げることになります。
神戸大には京大レベルの受験生は受けませんので相応の偏差値になるでしょう。

私立の場合は国立や他の私立に進学する生徒が多く
入学辞退率も5~7割とかはざらですので、実際の入学者の偏差値は
国立の純粋な数値より、落ちると考えるのが妥当です。

言いたかったことは、私立の場合は合格者の平均の偏差値と
入学者の偏差値は異なるということです。
通常、模試は合格者の平均で出します(合格率が判定ですから)
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国立大学はセンターを含むと科目数も多いですが、各校2次偏差値で出してきますよね。



多くの場合「私立用模試」と「国立記述用模試」は分けて実施され、その受験者層も異なります。現代の日本においては数学を避けるため私立文系を選択する子が圧倒的に多く、私立用模試の受験者層は幅広いのですが、記述模試の受験者は成績上位層が中心です。

その学校の偏差値は、合格者が受験生時代に受けた模試での偏差値を分析して、発表されています。よって、東大模試の偏差値50と一般模試の偏差値50が違うのと同様、私大模試の偏差値50と国立模試の偏差値50とは学力が違ってきてしまいます。

得意科目やセンター得点率の問題もあるでしょうけど、国立の記述2教科偏差値60の学校に不合格だった人が、偏差値65の次第にパコンと受かったりもするのです。

偏差値にかかわらず首都圏の難関私大は入試問題が難しいので、難関国立合格者が逆に併願私大に受からなかったりもするんですけどね。
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こんにちは。



受験科目数を見てみたらどうです?
神戸大のほうが受験科目数が多くないですか?文系でも理科、数学、理系でも英語、国語、社会から逃げられないのが国立なんです。

科目数が少なく得意なものだけで勝負できることが多い私立と、科目数が多く苦手もある程度克服しなければばらない上位国立は、難易度は大きく違うと思いますよ。なんでもできる受験者が集まる上位国立のほうが、突破するのは大変です。受験に必要な科目数が少なく、受験者数が多ければ、偏差値は上がり易いと思いますが。

おそらく今述べたような理由だと思います。偏差値だけでは難易度はわかりません。私も最初、思ったんですよね。私立ってすごいなぁ、と。
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この回答へのお礼

すみませんが一つにまとめさせていただきます。
やっぱり私立と国立では集団が違うからなんですね。
よく理解できました!
皆さんありがとうございました。

お礼日時:2008/06/08 07:48

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