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特許事務所の内情に詳しい皆さんに質問があります。

短答式試験であと数点足りず、不合格となってしまいました。
ただ、模擬試験等の感触から、
来年には合格圏内に入りそうな予感がするので、
一年でも早く実務経験を積むべく、
現在、特許事務所への転職を検討しています。

ところで、特許事務所の求人広告を見ると、
特許技術者の募集が年中行われています。
そこで質問があります。

質問1:
私の現在の仕事の任期が切れるのが、来年3月となっています。
(来年更新できるか、今のところ不明確です)
それゆえ入所の時期は、早くても来年4月からということになるのですが、
この場合、今から応募しても門前払いされるだけでしょうか?
特許業界の常識的には、入所の何ヶ月前までならば、
応募が許されるものでしょうか?

質問2:
通年募集とはいえ、年末などの忙しい時期の応募は
できるだけ避けたほうがよろしいのでしょうか?
また、弁理士論文試験合格発表後など、
有資格者の応募とバッティングする時期の応募が
不利になることはあるのでしょうか?

どちらか、答えられるほうでかまいません。
よろしくお願いいたします。

A 回答 (2件)

募集されている事務所の事情は千差万別だと思うので「こうです」ということではないのですが、



私が承知していることを列記しますので、参考になれば幸いです。
私は特許事務所勤務の受験生です。ちなみに今年の短答は失敗しました。

(質問1について)
・事務所が募集をかけるときは、大手(数十人以上の規模)以外は、「必要だから募集している」場合がほとんど。

・「必要」になったのは、仕事が活発で案件が多数ある、人が辞めたなど。

・よって、すぐにでも働く気がある人の応募を期待している。

・とはいえ、応募する側の事情も千差万別なのは承知していて、一定の条件(時期など)の擦り合わせができれば、採用されることは多い。

・ただ、今から来年の春ってのは、「その時期が近づいたら来てね」というでしょう。だって、今約束しても、事情が変わる可能性が高いでしょ。

・門前払いされるかもしれないけど、その気があるなら、複数の事務所にアタックしてみたら良いと思います(そういう時間がとれるなら)。
 事務所によって、雰囲気とか色々ですから、転職可能時期まで切羽詰まっていないからこそ、じっくり視察もよいと思います。


(質問2について)
・資格取得者と無資格者が同時に応募したら、ほとんどの場合は資格取得者に軍配があがるでしょう。なので、あえてバッティングするのは得策ではない。

・事務所の繁忙期は、企業の期末の影響を受けやすいので、年明けから3月末までが多い。しかし、その時期、受験生は転職するエネルギーはないし、有資格者はほとんど働き先が決まっている。しかし、この時期に募集する事務所は結構多い。(うちもそうですが)

・事務所としては、繁忙期に募集をしても、ほとんどヒットしない。逆に今頃から10月までぐらいが、比較的応募がきやすい時期。

 私自身の経験ですが、事務所での実務が受験勉強のサポートになることが多々あります。知識の面もそうですし、やる気の面もそうですし。
 事務所によっては、所内勉強会や先輩受験生(合格者)のアドバイスなども得られると思うので、その気があるなら、飛び込んでみられた方が得策のように思います。

 ご質問の趣旨に沿っていないかと思いますが、何か参考になれば幸いです。
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この回答へのお礼

sk6767様。

事務所側の具体的な事情がわかり、大変参考になりました。

時期的な条件等については、
個々の事務所に直接あたってみることにします。

大変ご丁寧なご回答を頂き、誠にありがとうございました。

お礼日時:2008/06/11 23:33

特許事務所の採用担当者の立場からお答えします。


但し、この答えがすべての特許事務所に当てはまる訳ではもちろんありません。あくまで、一事務所の考えということでご理解下さい。

質問1:
私の現在の仕事の任期が切れるのが、来年3月となっています。
それゆえ入所の時期は、早くても来年4月からということになるのですが、
この場合、今から応募しても門前払いされるだけでしょうか?

◆実務経験がおありで、実力があり即戦力であって、事務所のカラーに合うような方であれば、来年4月ということでもお待ちします。
これまでそのような形で採用したことは何回かあります。
未経験者など、上記の条件に合わない方であれば、残念ながら、お断りします。

特許業界の常識的には、入所の何ヶ月前までならば、
応募が許されるものでしょうか?

◆特にありません。

質問2:
通年募集とはいえ、年末などの忙しい時期の応募は
できるだけ避けたほうがよろしいのでしょうか?

◆避けて戴く必要はありません。

また、弁理士論文試験合格発表後など、
有資格者の応募とバッティングする時期の応募が
不利になることはあるのでしょうか?

◆仮に、有資格者であっても実務能力のない人と、無資格者であっても即戦力の人とが同時に応募されてきた場合で、採用枠が一人という制約がある場合、迷わず無資格者であっても即戦力の人の方を採用します。
要するに、資格の有無ではなく、実務能力の有無が決め手になります。

ご参考になれば幸いです。
合格目指して頑張って下さい。
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この回答へのお礼

manimani930様。

採用者の立場から具体的なご回答を頂き、
誠にありがとうございます。

私は未経験者なので、事務所によっては、
断られることもあるということですね。

応募の前に、条件が合うものかどうか
一応確認をとってみることにします。

大変参考になりました。

お礼日時:2008/06/11 23:47

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