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このところチベット問題や聖火リレー、四川大地震の報道で
中国のネット世論が云々という文章をよく目にします。

「チベットは中国の一部であると中国のネット世論は反発した」
「聖火リレーを成功させよう!と中国のネット世論は盛り上がった」
「四川大地震で日本の災害救助隊に中国のネット世論は深く感謝した」
「四川大地震で日本の自衛隊派遣に中国のネット世論は猛反発した」
「シャロン・ストーンの不買運動を呼びかけた」etc

さてしかし実際の中国にはそこまでの言論の自由があり
ネット世論は庶民の声をちゃんと反映してるんでしょうか?
中国共産党がネットを使って自らの意向を反映させてるだけな
可能性はどれくらいなのでしょうか?

A 回答 (5件)

危険なトピックには関わろうとしないかもしれませんが、


それ以外の分野なら意見を言う人はいますし、
ある意味では政治的関心は日本の若者より高く、
日頃の不満が政治問題や排外主義に転嫁することがあります。

北朝鮮は本当にインターネットや携帯電話自体を禁止したりしていましたが、
中国の場合は、言論統制といっても口そのものを塞いでいるわけではありません。
敏感な分野では色々と制限しようとしますが、
全部塞ぐわけにもいかないので、情報は色々と出まわりますし、
探そうと思えばそれなりに探すことはできます。
でも問題はどういう情報を取捨してくるかであり、
持ってくる情報の質を向上させるのが「インターネット民主化」の課題です。

愛国主義=正義みたいな政府指針の影響は受けていますし、
報道機関も当局の言論指導の方向性を反映します。
それに2ちゃんねるみたいな排外的ででたらめ満載の群集心理が加わって、
憤慨青年といわれるエクセントリックでやたら攻撃的な集団ができます。
この手の政治議論は、当局にとって都合が悪い方向に暴走することもあり、
必ずしも党の意向そのものというわけではありません。
ですから、一部は党の意向、一部は勝手な暴走という感じかと思います。

普通に職を持って働いている人は、インターネット人口ほど
感情がエスカレートしてるわけではないでしょうから、
ネット世論(?)と平均的な中国人の声は、全く違うわけでもないでしょうが、
全く同じというわけでもないです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
> この手の政治議論は、当局にとって都合が悪い方向に暴走することもあり、
> 必ずしも党の意向そのものというわけではありません。
> ですから、一部は党の意向、一部は勝手な暴走という感じかと思います。
だいたいこんなところが実情に近そうですね。

お礼日時:2008/06/23 12:00

ネット世論とは、中国政府によって都合の悪いものは削除されたり、都合のよいように誘導されてできた、中国インターネット界での多数を占める意見であって、世論と冠してはいても世論ではないと思います。




グーグルの中国参入時などの対応から、中国がネッの言論管理、監視をしているのは周知の事実です。

よって中国共産党の意見をかなり反映はしているでしょうが、一部おさえ切れないケースや加熱させすぎたケースもあるでしょう。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
Googleやヤフーが検閲されたり特定のサイトに繋がらなかったりという話は
よく聞きますね。

お礼日時:2008/06/23 12:01

結論から言えば、


2ちゃんねるが世論を反映している程度には、おそらく反映していると思われます。

もちろん、反政府的な書き込みは消されることもあるし、
発信者を特定して警察が見張りに付くこともあるでしょう。
一党独裁を否定したり、チベット独立を求めたり、という書き込みは
許容されないと思います。
しかし、質問者さんがあげた点に関しては、
個人の自由な意志に基づく発信だと思われます。
何よりも政府批判ではありませんから。
また、日本に関しては無理に押さえつければより多くの反発があって、
余計に政府の立場を危うくすることも考えられます。

ちゃんとした民意の反映手段のない中国では、あらゆる言論を
共産党政府が欲するものだけに絞ってしまえば、
却って共産党支配を危うくします。
むしろ、ネットである程度の自由を許容し、
民意の動向を探ったほうが、政府の安定に寄与します。
指導部はネットを良く見ているといわれています。
(参考文献:「中国が反日を捨てる日」)
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
そこそこの言論の自由はあるけど、政府のコントロールはしっかり入ってるという感じぽいですね。

お礼日時:2008/06/23 11:59

現在の中国社会の矛盾は「中国共産党が一党独裁している」ことに起因しています。


長年にわたる独裁で社会の歪みが拡大し、非常に流動的で不安定な状態にあるようです。

ですから国民の不満のエネルギーを分散し活用するため、共産党が言論統制していることは周知の事実です。
従って国内では実質的に言論の自由はないし、ネットもすべて制限を受けています。

しかし最近は優秀な留学生が世界各地にちらばって、「正しい知識」や「正確な情報」を吸収しているはずです。
将来の指導者となる彼らに期待したいです。
(もっとも、自由と思われているわれわれ日本人が、本当に正しい知識や正確な情報に接しているかというと、甚だ疑問は感じますが・・)

いずれにしても、どこの国の人間であれ、真実を見分ける「目」を持てるよう、日々努力していかなければと思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます

> 最近は優秀な留学生が世界各地にちらばって、「正しい知識」や
> 「正確な情報」を吸収しているはずです。
この説はよく聞きますが、長野で赤旗振ってるのを見たらちょっと疑問に思います。

お礼日時:2008/06/23 11:58

ご想像の通り、中国のネットは完全に共産党政府が管理しています。

 ネット世論と言うのは、中国政府の意思をそのまま反映したものです。 
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます

お礼日時:2008/06/23 11:56

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