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 (1)タイトルの3つは、どのように違うのでしょうか?
 (2)ADSLでは、一つの波に複数のビットを割り当てるとのことですが、文献を読んでもイマイチよく分かりません。教えていただけると嬉しいです。
 (3)電話回線でのインターネット接続と、ASDLでの常時接続で,本質的に違う点、同じ点はどのようなところでしょうか?

 分かる範囲で,分かる質問だけでもいいので,助力頂ければ光栄です。

A 回答 (7件)

たぶん、かなり深いところまで知りたい方ですね。



Q/タイトルの3つは、どのように違うのでしょうか?

A/電話回線とは、ISDN、アナログ電話、ADSLを用いたIP電話などなどの電話用の回線のこと。(厳密には携帯電話にも電話回線はある)

ISDNとは、Integrated Services Digital Networkの略。総合デジタル加入者線(正確には総合デジタル通信網)のこと。現在用いられるISDNはN-ISDNといわれNarrowband Integrated Services Digital Networkの略(狭帯域ISDN)
速度は最大64Kbps×2倍となる。
通信方式はデジタル方式を用い、0と1の2進で信号をやりとりします。ITU(国際電気通信連合)で国際標準化(ITU-TU)された通信技術(G.961)で、日本のISDNは国内ではINSと呼ばれ、世界で最も拡張されたISDNとなる。ADSLの天敵でもある。ISDNの利用には、デジタル専用の電話機か、ターミナルアダプタと呼ばれるアナログ信号をデジタルに変換する機器が必要。
信号帯域は、0~320KHzを用い、信号は全てデジタルで回線上を送受信される。


ちなみに、既に回答があるB-ISDNはN-ISDNをブロードバンド(広帯域)にしたもので、光ファイバ網が必須。

ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)は、既に回答がある非対称のデジタル加入者線ですが、デジタルでも、ISDNと同じデジタル技術は使っていません。詳細は以下の質問から・・・

ここからは長いです。

Q/ADSLでは、一つの波に複数のビットを割り当てるとのことですが、文献を読んでもイマイチよく分かりません。教えていただけると嬉しいです。


A/電話の仕組みはどうなっているかご存じですかね。電話というのは、自分の声を直接電気信号に換えて、送るのでアナログといいます。アナログとは、映像を映像、音を音として扱う技術。レコード、カセットテープ、VHSビデオ、普通の地上波テレビ放送もアナログで、電話機もアナログ電話とISDNのデジタル電話があります。分かり難いかな?
まあ、一番のアナログの技術は手紙や口頭で話を相手にします。それが、電話回線で電気を使って言葉をそのままの形で送る場合や、テレビの電波にするなどの方法になっただけです。ちなみに、何故電気や電波に声が載るのかというと、元々、声は、「Tone」(ここが重要)という音階という信号の集まりですから、電気にも乗るのですよ。

さてここまでは理解できましたかね。

さて、本題のADSLですが、その前にもう一つある。
アナログのモデム技術です。ADSLではなく通常のアナログ電話回線を用いて、通信する技術です。最大56Kbpsの通信技術です。
ADSLはデジタルとありますけど、アナログモデムを拡張しただけです。だから、この原理が分かれば分かります。

アナログのモデム技術は、通信する時にパソコン内のデジタル(0と1の集まり)の情報をアナログに変換する作業をし、音階としてデータをFAXを使ったことがあれば分かるでしょう。FAXを受信したときに誤って受話器で受けるとピーヒュルルルルという音がします。これは、デジタルの信号を音に換えた結果を受話器で音のまま出力したためです。
アナログモデムでは一度に遅れるビット数は56kbitとなります。そして、使う信号帯域(電話回線の中でデータを送るのに使う信号の高さ、声の高さと同じようなものです)は4KHz以下(電話は3,4KHz)です。

さてと、本題のADSLです。
一度に大量の情報を送受信できることで有名なADSLは、アナログモデムの原理を使ったものです。アナログモデムを基に、送る信号は全てToneに変換し、アナログの音に変換します。ただし、一度に送る信号帯域は、4KHz以下だったアナログモデムに対して、ADSLでは1,5Mbpsでも525KHzまでの信号帯域を使います。
ただし、一度に525KHzまでのToneを作り送るのではなく、4KHz(56Kbps相当)のToneを何十~何百と作り、それを525KHzの信号に載せることで、高い速度を出せるようにしたのが、ADSLです。
(ちなみに8MのADSLでは1104KHzとなる)
一つの波に複数のビットを割り当てる(直交振幅変調方式<QAM>)というのは、簡単にはこんなところかね?
要は使っていなかった、部分やこれまで使い切れなかった部分にも信号を載せ、送れるようにしたということです。

ちなみに、ADSLではただ単に、上の技術だけでなく、変調というデジタル信号をアナログに変換して回線に載せる伝送ビット集約技術の速度も多少高めています。(要は大きな波を一つではなく小刻みに小さな波をたくさん作り、大きな波よりロスを少なくしたくさんの信号を送る)

最後に、帯域幅をADSLが登場するまで広げなかった理由もあります。高い信号帯域は、ISDNのデジタル線でもそうですが、不安定なのですよ。特に高いほどですね。何故かというと、外からの他の信号と混信しやすいことと、電気の信号を用いるため、必ず同軸ケーブルでないと通信できないため光信号などの光ファイバなどより刺激に弱いのです。
ISDNはデジタル信号で外からの信号の影響を受けにくいので、それほど影響は受けませんが、それでもアナログの3,4KHz信号より減衰が激しく、長距離の回線には対応できません。ADSLの場合はそれがもの凄いもので、最大でも通信できる距離は7Km前後が最大。


ちなみに、一つ補足ですが、ReachDSLの最高速度が1,5Mとおっしゃっていらっしゃる方がいますが、ADSLの1,5Mbpsより低速で800Kbps前後です。
Reachは減衰率を抑えるために信号帯域幅を1,5MのADSLより抑えていますからね。実質最高速度は1,5MのADSLより遅い。これは、電話局の交換機から遠い、長距離世帯向けのDSLサービスで、最大8km前後までそこそこの速度でインターネット通信が使えるようになるという物です。



Q/電話回線でのインターネット接続と、ASDLでの常時接続で,本質的に違う点、同じ点はどのようなところでしょうか?

A/電話回線とは一般のアナログモデムでの通信ですかね。これは既に回答があります。
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この回答へのお礼

本当にありがとうございました。
とても、参考になりました。

お礼日時:2002/11/27 12:29

(1)だけ回答


 電話回線
 名前の通り電話するための回線です
 音声で3.4KHZまでの帯域は保障してくれる回線

 ISDNの回線
 ISNDは音声の電話回線より高い周波数を使います
 通常は電話回線を使用しますがその電話回線でISDNが使用できない位
 悪い時は電話局から家までの回線を振り替えてくれます
 よって 
 ISDNの回線は電話回線より高い帯域まで保障してくれます

 ADSLの回線
 たんなる電話回線でNTTでは音声で3.4KHZまでの帯域は保障してくれる 回線の上の帯域を使用しているだけです。
 よって回線(電話局から家)の当たりはずれにより同じ距離でもADSLの
 スピードに差がでます。
 いいのに替えていってもNTTは音声で3.4KHZまでの帯域は保障しないの
 替えてくれません


 
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簡単に言えば、電話回線は、その名のとおり電話機から交換局を通して相手の電話機までの線を称します。


ISDNとは、音声やデータ通信、FAXなどの伝達にデジタル方式を採用し、それぞれのネットワークを一体化したもので、総合デジタル通信網と呼ばれるサービス体系の総称です。
通信速度はアナログが最高56Kbit/sなのに対して64Kbit/sであり、かつ安定した速度で使用できます。また2回線同時に使用することによって128Kbit/sでの使用が可能となります。
現在では最大600Mbit/sのB-ISDNの実用化を目指しているとか。
ADSLは非対称デジタル加入者回線の略で、高速データ通信技術のひとつで、音声帯域より高い周波数帯を使用することによって、アナログ回線を使用して高速通信を可能とする技術です。上り回線と下り回線が違うことから非対称と呼ばれます。
http://www.tky.3web.ne.jp/~morimoko/adslindex.htm
などが参考になるかと。

(2)については、ご質問の意味がわかりません。

電話回線(ダイヤルアップ)接続とADSL接続では、回線の経路が違います。
電話回線の場合は通常の交換機を経由してプロバイダに接続するため、一般の電話と同じように接続時間に応じて課金されます。
ADSLの場合は専用交換機を経由するため、接続時間に関係なく定額の料金となります。
プロバイダに接続してからは同じですけど。
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#3の補足です



FTTH=光ファイバーを使った回線で最高100Mbps(1024倍したらkbps)Bフレッツが有名です。ただ、この回線は、まだ普及が広くなく1部に限られまだ値段が高いです。

(2)番はわかりません ほかの人のを参考に(^^;)

(3)電話回線でのインターネット接続とADSLの常時接続で、本質的に違う点、同じ点はどのようなところでしょうか?

まず、速さが違います。アナログ回線は、56kbpsが最高です
ADSLは、12Mが最高です。12288kbps
あくまで最高

インターネットを電話回線ですると、電話ができません。
ADSLは、違う領域を使っているので、インターネットをしながら、電話ができます。

ADSLは、その速さのおかげでブロードバンドができます。時間を気にすることなしに、チャットなんかが、できます。他に、有料で、ネット配信の映像などが
見れます。

同じところは、わかりません(思い当たらない 多分)

参考URL:http://kakaku.com/bb/
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電話回線とは一般にアナログ回線と呼ばれているものです



アナログ回線=最も普及している電話回線です。
 一般家庭の多くは、この回線で電話を使用しています。電話に使用します。
通信速度の単位は8ビット(bps)=1バイト(B) アナログ回線の場合
56kbpsが最高です

ISDNは代表的なデジタル回線です。
デジタル回線は1回線分で2回線分使えます。電話中にインターネット(ダイアルアップ)やFAXも使用することができます。又、アナログ回線よりも、通信速度は安定してます。2回線使って最高通信速度は128kbpsです。
(1回線分の場合半分の64kbpsが最高)
※ダイアルアップとは電話回線を使ったインターネットです。
※ADSLとの兼用はできません。(多分)

ADSLは、電話回線(アナログ回線)の高い領域を使った交信です。
そのため、局から離れていたりすると思うようにスピードは出ません。
そのような場合はリーチDSLという技術を使います。
今のところ、12Mbpsが最高です。kbpsに直すと12288kbps
来年の春には24Mbpsと倍になりますが。
これは、電話で使用する領域を使っていないため、高速なインターネットと電話が一緒に使えます。

※リーチDSLは、ADSLと電話で使う領域の間を使うことで影響を受けにくいように、作られています。ただし、1,5Mが最高です。kbpsに直すと1536kbps。
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なかなか難しいところですが、私なりの回答ですが。



1について。
3つの項目がそれぞれ同じ物を指す物ではないので比較は難しいかと思います。
>電話回線
こちらは、発信側から着信側までの間の物を指すかと思います。
>ISDN
こちらは、アナログと呼ばれる方式の電話回線に対してデジタル方式で使用した物ですが、最近では実際の話では、電話局と自宅(ユーザー側)の間がアナログ方式なだけで、アナログ回線と呼ばれる電話回線でも多くがデジタル化されているのが現状かと思いますが、いかがでしょうか。

また、ADSLは付加サービスの一つですので電話回線網自体は使用しないかと思いますがいかがでしょうか。

インターネット接続をする上での回線接続方法として、
>アナログ回線
>ISDN回線
>ADSL回線
を比較するのであればまた別ですが、いかがでしょうか。
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あなたはこの質問の答えによって何をしたいのでしょうか。


自分が使う回線の選択?それともただ単なる技術知識の向上の為?
それによっては答え方も違ってくるんじゃないですか。

パソコン初心者が回線を選ぶのに迷っているのと
パソコンは人並み以上に扱えるけど技術に関しての知識の向上を目的に
質問しているのとではでは全然違いますよね。

私は技術に関してはわかりませんが、
あなたが回線の選択に困っているのなら、迷わずにADSLを推薦します。可能ならば。
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