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拉致被害者の方の夫である脱走兵を何故日本政府が
かばわなきゃならないのでしょうか?
脱走というのは軍法会議で多分死刑に当たるくらいの
重罪だと思います。そんな重罪を犯した人を何でかばうの?
殺人事件を犯した人だったとしたらどうだったのでしょう?
よど号事件の犯人だったら日本政府は恩赦を与えるの?

もちろん拉致被害者の方を援助するのは国として
当然なのはわかっていますが、その家族だからといって
重罪を犯した犯罪者までかばうのが納得できません。

このままだとそういう報道がされるだびに憤りを
かんじずにはいられないので、
誰かわたしを納得させてくださいませんか?
お願いします。

A 回答 (12件中1~10件)

 個人的には脱走という犯罪の存在自体を私は認めないのですが、ここでは脱走が殺人と同じような重罪であると仮定すると、あなたのおっしゃるとおり、犯人は匿われるべきではなく、犯罪者として日米犯罪者引渡し協定に基づいてアメリカの司法当局に引き渡されるのが当然だと思われます。

ただ今回の場合、彼の日本への入国(永住)が拉致被害者の日本への永住の条件であるので、話がややこしくなるわけですが、ちょっと考え方を変えてみてはいかがでしょうか? 僕はこの問題に関して、一番責任があるのは拉致被害者の会だと思っています。つまり彼らが個々の被害者の事情を考慮することなく、強引に日本政府に5人全員の永住帰国を求めたことからこの問題が出てきたわけでしょう。曽我さんにしてみれば、初めは2週間ほどたったら再び戻ってこれると思っていたわけで、まさか夫と別れなければならないことになるとは思っていなかったでしょう。彼女は最後まで悩みますが、結局日本に永住することを決めました。これは日本政府がいつか夫を日本に呼び寄せてくれるだろうと期待したからに違いありません。ですから日本政府には犯罪者である夫をアメリカの訴追から保護しなければならないという義務が生じたわけです。ですから、あなたが怒るべきは犯罪者をかばうということではなく、当初の拉致被害者の会および日本政府の対応だと思います。彼らは夫を日本で保護することが約束できないならば、当初の計画通り、曽我さんの意向を尊重して、彼女一人だけであっても北朝鮮に返すべきだったと思います。結局それをしなかったばかりに、あなたの言うように犯罪者を匿うということに政府が努力をしなければならなくなったのです。誰も夫婦の絆を断ち切る権利はありません。
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この回答へのお礼

>一番責任があるのは拉致被害者の会だと思っています。

 なるほど拉致被害者の会+マスコミのせいかな、というのが
 わかってきました。
 新たな視点からの回答で大変よく事情が理解できてきました。
 回答ありがとうございました。

お礼日時:2002/12/02 10:36

>その分の国益の損失はいかほどなんでしょうか?


>膨大な国益の損失、犯罪者を救うという反道徳的行動、
>拉致被害者の気持ち
>これを秤にかけるとわたしの場合こうなりました。
> 国益の損失+反道徳的行動>拉致被害者の気持ち

アカン。こりゃアカン発想です。
国益を金銭的な損得としか捉えていないのではないのでしょうか。

もちろん、国レベルでのカネの損得も国益の一つです。
しかし、国益とはそれだけではないのですよ。


日本国政府は過去何十年にも渡って、拉致被害者を救う
努力を怠ってきた。
冷戦による東西対立もあったし、昔は今より親北朝鮮勢力
が強かったから、拉致被害者の救済をするのが難しい事情
があったにせよ、努力を十分にしてこなかったのは事実で
ある。

つまり、政府は国民の命を大切に扱っていなかったわけだ。

それだけが理由でないにせよ、国民の政治不信は高まる
一方でなかなか下がらない。それは、そういう国民をない
がしろにしてきたツケが溜まっていたからである。

そんな中で、ようやく小泉政権が拉致被害者の救出のため
に一歩前進した。いろいろな問題が山積しているにせよ、
これは評価すべき事柄です。

遅れに遅れたにせよ、拉致被害者とその家族の救出に政府
が全力を尽くすことは、政府は国民のために働くものだと
いう「当たり前」の常識を取り戻す第一歩となるかもしれ
ません。

曽我ひとみさんのご主人がアメリカ人であるにせよ、国と
国の都合だけで家族を引き裂くのは、国民を大事にしてい
るとは、とうてい捉えることはできません。

だいたい、あの頑迷な北朝鮮と対決して、外交的勝利を収める
には、政府だけの努力では不可能であり、国民が一致団結
して政府を支えなくては不可能です。国民が政府を支持で
きないようでは、北朝鮮による世論工作でいいように操ら
れるのがオチでしょう。

対北朝鮮外交において国民を一致団結させるためにも、
引渡しをしない方が目先の損得という小さな国益よりも、
東アジアの安全保障体制の確立というより大きな国益の
ためにプラスとなると私は考えています。

この回答への補足

回答ありがとうございました。
よかったら補足お願いします。

>拉致被害者とその家族の救出に政府が全力を尽くすことは、
 政府は国民のために働くものだという「当たり前」の
 常識を取り戻す第一歩となるかもしれません。

 わたしも拉致被害者を救済するなとはいいませんが、
 問題はその線引きです。「全力を」と書いてますが、
 例えば国家予算60兆円すべて使い果たしてしまっても
 いいのでしょうか? それには「待った」がかかって 
 当然だと思います。 そういう点で脱走容疑者をかばうことは
 わたしには線引きの外側になるのです。
 cse_ri2さんはどうですか?

>曽我ひとみさんのご主人がアメリカ人であるにせよ、国と
 国の都合だけで家族を引き裂くのは、国民を大事にしてい
 るとは、とうてい捉えることはできません。

 国と国の都合というか、刑務所の中と外の都合だと思います。
 家族がいようがいまいが罪を犯した人は刑務所行きです。
 これは当然のことだと思いますが。

補足日時:2002/11/29 19:11
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 私見ですが、「軍隊からの脱走=有罪」というのは体制側の論理でしょう。

体制側としては「脱走OK」とするよりも「脱走=有罪」と兵士に信じこませたほうが軍隊の維持に好都合です。

 「軍隊からの脱走は軍事法廷で裁く」というのはアメリカ側の論理なのであって、日本が「そのとおりだ!」などと肯定する必要はさらさらないです。そもそも(建前としては)日本に軍隊はありませんし、軍事法廷も憲法で認められていません。

 私個人的には「脱走兵?いいじゃん。逃げ切れよ~。」って感じです。

 それで実際問題としては、やはり拉致被害者の家族だからでしょう。「ま、ま、ここは拉致されたことに免じて特別に」ではないでしょうか。拉致被害者の救済が不幸な結果をもたらしてしまうのだとしたら、日本政府にとっては本末転倒なのでしょう。

 「被害者は助けたけど、その家族は壊した。」って「手術は成功したけど、患者は死んだ。」って感じに似てますね。

この回答への補足

みなさん回答ありがとうございました。
みなさんの意見を参考にさせていただいて考えてみたところ、
「どこまでがありなのか?」
ということに行き着きました。
拉致被害者のみなさんを救済するのは国として当然です。
だがそれはどこまでが「当然」と言えるのでしょうか?
例えば日本国内を移動する旅費は今後1年間国で負担しましょう。→あり
   いままで助けてあげられなかったので慰謝料のようなもの
   として数百万円国が支払う。              →あり
   
でもこれが今年から毎月100万円ずつ年金みたいなのを
   被害者全員に送る                   →やりすぎ
   慰謝料のようなものを全員に100億円支払う      →やりすぎ

   他国で犯罪を犯した家族に対して日本政府が恩赦を要求する→ありorなし
ということだと思います。

恩赦の件をアメリカに要求するということは、日本にとって「かりをつくる」
ことですよね。
(引き渡し義務があろうがなかろうが、実際にもうお願いしてますからね) 
その分の国益の損失はいかほどなんでしょうか?
膨大な国益の損失、犯罪者を救うという反道徳的行動、拉致被害者の気持ち
これを秤にかけるとわたしの場合こうなりました。
 国益の損失+反道徳的行動>拉致被害者の気持ち

みなさんはどうでしょうか? 意見を聞かせてください。

補足日時:2002/11/29 12:48
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何故日本政府が脱走兵である夫をかばうのか。


簡単な話です。
日本政府にとって大事なのは
被害者の心情でもなければ国際法の遵守でもありません。
日本の国益です。
もしも脱走兵である夫が出国を認められ、
拉致被害者と共に日本にやってきましたが、
脱走の罪でアメリカに引き渡されたと仮定しましょう。
この場合の妻の気持ちを考えてみてください。
「日本に帰ってこなければ夫と一緒に暮らせた。」
そう考える可能性は十分あります。
心の中だけで思っていれば良いですがもしメディアにそれを言ってしまったら?
北朝鮮に、日本は嫌がる被害者を無理矢理日本に連れ戻した、という攻撃要因を与えてしまいます。
日本としては避けたいところです。
脱走兵をかばう理由に十分なると思います。
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日本政府はアメリカの脱走兵をかばう必要はない、ということについては全く同感です。


しかし、同時に、例えその人が日本国内にいたとしても、日本政府には引き渡しの義務もないし、アメリカの捜査に協力する義務もないと思います。
拉致問題とは別に、純粋に日米間の司法問題として考えると、ひとつ疑問があります。
一般にある国で犯罪を犯したとされる人が他国にいる場合、司法共助協定などで引き渡し要請を受けた国は、その人物を引き渡さなければなりません。これは当然のことで、回答者の方々も、その前提でお答えになっていらっしゃると思います。
ただ、これにも例外があって、例えばアメリカで罪を犯した人が日本国内にいても、アメリカ法と対応する罰則が日本法にない場合、日本政府には犯人引き渡しの義務はありません。
脱走兵を罰する法律はもちろんアメリカにはあるでしょうが、日本にもあるのでしょうか。自衛隊法などにそういう条文があれば、アメリカの脱走兵を日本国内で逮捕することも引き渡すことも可能かもしれませんが、それでもかなり無理な解釈をしないとできないのではないでしょうか。
私も法律の専門家ではないので、ご存じの方がいらっしゃったら、教えていただきたいと思います。
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No.3の方の意見に同意。



ここは日本の国益の観点で考えるべきです。
拉致被害者とその家族を保護することが、現時点での
日本の国益(+小泉政権の支持率獲得)につながる以上、
曽我ひとみさんのご主人をアメリカに引き渡さない方が
得策かと。

アメリカの引渡し要求は、外交交渉で決着させれば済む
ことです。
例えば、本人への尋問は在日アメリカ大使館員に代行
させるとか。

交換条件として、イージス艦を1隻か2隻アラビア湾に
派遣させるとか、米国債を少し多く買ってあげれば、
アメリカも妥協するでしょう。
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☆北朝鮮の拉致については数十年前から疑惑をもたれていたところです、その被害者が北朝鮮の国家犯罪により、幼い少女を拉致しそのあげく、結婚までさせられたもの。



☆許し難い行為であるが、(北朝鮮の常識は、我が国の一般的な常識とは大きくかけ離れており、常識はその国によって異なるものの様である)拉致被害者には日本国として数十年来、この問題を無視した責任がある。

☆今まで本人の意図しない人生を送った中で、結婚に至った経緯は別として、二度とない人生の一番楽しい重要な(大切な)時間年代を、当人の意に反して、まるで猫の子でも捕まえるように、袋に詰めて持ち去る、非人道的拉致方法によって、異国の地に強制移住させられ、北朝鮮政府(工作員)監視の下で送った今までの人生。

☆(今の日本の同年(同世)代の方々では予測もできない状況の中で送った人生せを、せめて、主人と共にこれからの人生、我が国の平均的以上の幸せな家庭生活の構築を画策するのが、日本国として、また二十数年間この件をを放念した日本国政府として責任があり重要課題である。

☆当然その夫の犯した罪の免責を責任を持って解決する責務が有ると判断される、あなたがその立場にあって、夫がこの状態にあるとき、どう思考されるのか。

☆あなたには予測出来ないこととは思いますが、学校の帰路に、袋に詰め拉致され、北朝鮮という不知の異国に数時間で移送された場合、どのように思われますか、乙女の特権・夢ふくらます楽しい世代人生を奪われた状況につき、今一度お考えいただきたいとて思います。
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新聞やTVでも「脱走兵の夫・・・」と言っていますので


間違いないのでしょう。 
 当然軍法会議の対象です。 人は法の下に平等でなけらばなりませんので、当然日本に着いたら逮捕されるでようね。当然でしょう。
 ましてや当事国のアメリカ政府で判断していない状態で日本政府がどうのこうのいうのは内政干渉以外のなにものでもありません。 彼は日本には来ないでしょう。当然第三国で逮捕されると思います。
 わたしはそうなるべきと考えます。 日本の拉致被害者(個人)と家族はわけて考えにくい面はありますが、その中に犯罪者がいれば当然の報いは受けるべきです。それが法律です。 そうでなければ義務をはたしていることが馬鹿らしく思えますね。
 なんら犯罪者を擁護すべき理由はありません。当然スパイと言われても仕方がないでしょう。
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脱走事件について日本政府はなんら関係がなく当事者能力はないわけですから、あきらかに日本政府の内政干渉です。

米国人を米国がどのように処断しようと米国政府にまかせるべきです。
同様に北朝鮮人が密出国を試みていますがこれも、第一義的には北朝鮮政府の問題であるし、次には密入国された中共政府の問題であり、日本の領域に入られない限りは、日本政府は関わるべきではありません。しかし日本の領域の延長である海外公館や軍艦とみなされる自衛艦に侵入した場合は関与すべきですし、日本国籍をもっている北朝鮮在住者についても権利を行使すべきです。先般、日本人のNGO関係者が中共政府に拘束されましたが、これは当然なことです。密入国を幇助したのですから立派に犯罪と言えます。
日本の国家主権を主張するためには、相手国の主権も認める必要があるでしょう。もちろん戦略及び戦術上、他国の主権を侵害する必要のあることもあるでしょうが、それは相手国からも同様に主権を侵害される可能性があることを覚悟して行うべきです。残念ながら日本は米国のように強大な軍事力という後ろ盾はありませんから、慎重に掛かるべきです。どうしてもやるのなら、相手国の弱みを見つけて内内に取引するなど工夫が必要です。本音は本音として、建前の部分は原則どおりにしないと相手に対し弱みを握られてしまいます。
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この回答へのお礼

大変冷静な回答ありがとうございます。
わたしもまったく同意見です。
こう考えるのが普通だと思うのですが、
どこで意見が分かれているのでしょうかね~?

お礼日時:2002/11/28 20:16

私見ですが、


日本にとって大事なのは拉致被害者の方が心残り無く
日本に帰ってきて生活を再開できるという事だと思います。
だから旦那さんとか家族が北朝鮮に残る→家族が気になる
→北朝鮮に戻って家族に会いたい
という連鎖を避ける為に家族も一緒に日本に来て貰おうとしてるんじゃないでしょうか。

旦那さんが脱走兵であるという問題については、
ぶっちゃけアメリカの問題なんで
日本にとってはどうでも良い事なんじゃないですか?
ベトナム戦争の時に日本人がアメリカからの脱走兵の脱走の助けをしていたとかいう話も聞いた事ありますし。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。
かなり頭にガツンと響きました。

>ぶっちゃけアメリカの問題なんで
 日本にとってはどうでも良い事なんじゃないですか?

 なるほど!
 つまり犯罪者を当該国に引き渡す義務・犯罪者は法によって
 裁かれるべきという倫理観などよりも
 いま一番重きが置かれているのは拉致被害者のみなさんの気持ちだ!
 ということですね。
 かなり納得できました。これが合ってたら日本政府はかなり
 思い切った行動に出てますね~。

お礼日時:2002/11/28 20:09

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