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不遇をかこつ もしくは 不遇をかこう という表現がありますが
これらの意味の違いを教えてください。

それともどちらかが誤用だったりするのでしょうか。

A 回答 (3件)

不遇を「かこつ」といいます。

「かこう」とも最近は使われているようですが、つは「う段」の言葉なので、「かこう」と誤用されていると考えています。(大辞林、大辞泉とも「かこつ」という用例はあったと思います。)
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「不遇をかこつ」が正しく「不遇をかこう」は誤りです。


音便形の「かこって」「かこった」を耳にして、「囲う」の活用した形と勘違いしたのでしょう。

すこし違いますが、
「おぶう」の音便形「おぶって」から終止形は「おぶる」だと勘違いして、「母の背におぶられて」と言う人がいます。
「ぬれそぼつ」の音便形「ぬれそぼって」から終止形は「ぬれそぼる」だと勘違いして、「雨に濡れそぼり、…」と言う人がいます。
古くは、「しなう」の音便形「しなって」から終止形は「しなる」だと勘違いして、「櫓がしなる」のように言われ、今では釣り竿やゴルフクラブのシャフトの「しなり」など、普通に使われるようになりました。
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「不遇をかこつ」が正しい表現です。

「不遇をかこう」は誤用ですし、意味も通らないかと思います。

「かこつ」は、漢字で書けば「託つ」となり、「心が満たされず不平を言う」という意味になります。

なお、「かこつける」という言葉もあります。「病気にかこつけて会社をずる休みする」などといった使い方をしますが、「直接関係しない他のことに無理やり結びつけて、都合のよい口実にする」の意となります。「かこつ」にも同様の意味があったのですが、現在ではこの意味で使われることはまずないかと思います。
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