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コンデンサは容量が大きい方が精度が悪いそうなのですが
これは本当なのでしょうか?
というかなぜなのでしょうか?

それと数十pFオーダーで可変容量のコンデンサってありますか?

よろしくお願い致します。

A 回答 (4件)

こんばんは。



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コンデンサは容量が大きい方が精度が悪いそうなのですが
これは本当なのでしょうか?
というかなぜなのでしょうか?

コンデンサの容量は、電極間の距離が小さいほど大きくなります。(反比例)
ということは、大容量の場合、電極間の距離を詰めなければいけません。

たとえば、電極間の距離が100のコンデンサがあるとしましょう。
距離のばらつきが±10 のとき、容量のばらつきは、±10%です。
そして、電極間の距離が50のコンデンサがあるとしましょう。
距離のばらつきが±10 のとき、容量のばらつきは、±20%です。



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それと数十pFオーダーで可変容量のコンデンサってありますか?

こちらで。
http://www.ramstate.com/vc430x2.htm
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大容量のコンデンサは電解コンデンサの様に酸化皮膜を絶縁体として利用します。


酸化皮膜の厚さは精度を正確にコントロールすることは不可能ですから精度は悪くなります。
他のコンデンサでは正確な厚さのフィルムを絶縁体として使いますがバラツキは出ます。
この場合、容量を測定して分類することによって+-1パーセント以下の精度として販売しますが絶縁体の種類で温度変化によって容量が変わりますから、ある程度以上の精度を保障することができません。
マイカ(雲母)を絶縁体として使用したコンデンサは温度で容量変化が小さいですが大きい容量の物を作ることは困難です。
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大容量のコンデンサは精度を必要としない用途に使われることが多いので


わざわざ高精度の商品を作らないのです。
容量が大きなコンデンサでは寸法が大きくなるのを防ぐ為誘電率の
大きな材料を絶縁体として使用しますがそのような高誘電率の材料は温度
や電圧の影響を受けやすいので精度を保証することが難しくなります。
必要があれば大容量で高精度のものを作ることは出来ますが大きな寸法で高価なものになります。

容量の小さいコンデンサも精度の高いものの製作は難しくなります。
10pF以下のコンデンサでは誤差を%ではなく容量(例えば±0.1pF)
で示すことが多いのですが、そうすると1pFのコンデンサの誤差は
10%ということになります。
1pFで0.1%誤差などというコンデンサを作ったとしても取り付け方法で
変化してしまうオーダーなので意味は無いでしょう。
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>数十pFオーダーで可変容量のコンデンサってありますか?



バリコン以外にも、トリマコンデンサがあります。
容量の大きいものですと、下記33ページTZ03R121で10~120pFなどです。
http://www.murata.co.jp/catalog/t13j12.pdf

ご参考まで。
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