映画のエンドロール観る派?観ない派?

こんにちは!
皆様は演奏会に行ったり、CDを聴くときに曲目の予習をなさっていらっしゃいますか?(←これが質問ではありません)
私は生来無精者のため、予習はもとより、プログラムもライナーノーツも後回しで、まずは音楽から、ということがほとんどです。
さて、そんないつもの態度で臨んだ先日の音楽会。
「一曲目は・・・ふ~ん、『ウェリントンの勝利』かあ・・・知らないなあ・・・」
知らないはずです。指揮者が両手を下げていると舞台の外から行軍太鼓とラッパが聞こえてくるんですから。あり?ありっ?とあたりを見回すとそのうちにやはり場外から大砲と銃の爆音が・・・・。
ベートーヴェンってこんな曲も書いたのね!!
すでにご存じの方には新しくもなんともない話でしょうが、私には大発見でした。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%A7% …

そこで、うかがいます。
題の通りなのですが、予備知識がないと驚くような曲をご存じならお教えいただきたく存じます。
色もの(?失礼いたしました!)に限らず、「この時代にこんな曲があったとは!」とか「ここまでやるとは!!」とか、小さなビックリも大きなビックリも大歓迎です。
どうぞよろしくお願い申し上げます。

A 回答 (9件)

◇R.シュトラウス「ばらの騎士」



オクタヴィアンと元帥夫人との恋関係,
オクタヴィアンと商人の娘との恋関係,
劇中の男女関係,三角関係は珍しくないですが…,
ところが,
男と女の恋関係のはずなのに舞台では女と女になっている。
また,オクタヴィアンが女装する場面があるのでさらに複雑。
オクタヴィアンは,いったい男なのか女なのか…?
本当は男なのに女装しているのか?
本当は女なのに男装しているのか?

オクタヴィアンを女性が演じることになっていることを
知らなければ訳がわからなくなります。
私は初めてのときはこのことを知りませんでしたので,
同性愛のストーリーなのかと思いました。

◇ハイドン「告別」
曲が終わっていないのに奏者が順番に退席していきます。
知らなければ何事かと驚きます。


◇その他
バンダが入るもので,舞台裏なら驚きませんが,
客席の2階席(背後)から聞こえてくると驚きます。

この回答への補足

ご回答くださった皆様、ありがとうございます。
お世話になりながらポイントを付ける立場になり、心苦しいのですが、今回は個人的に超初心者であったオペラの世界をご案内くださったお二方に配点させていただきます。

今回の件では、自分の怠惰をやや(あくまでも「やや」なのですが)反省いたしました。もう少し積極的に勉強するとより楽しみが大きくなりますね。

どうぞ今後ともよろしくお願い申し上げます。

補足日時:2008/08/18 17:02
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この回答へのお礼

そうでした!!! オペラというジャンルがありましたね!
私はこのジャンルにとんと疎いので、「ばらの騎士」もCDで気楽に「ほお~っ、綺麗な声だなあ」と何も考えずに(考えろよ!)聞いておりましたが、確かに舞台をご覧になれば「???」とお感じになるでしょうね。ということは視覚的にも、いや、むしろ演劇的にも味わわなくては本来の魅力が理解できないことになりましょうか。オペラに対してちょっと姿勢を正さなくては・・・。

「告別」ですが、その演出効果は耳にしたことはあるのですが、文字通りの寡聞にして曲を(おそらく)聞いたことがありません。一度は舞台で拝見および拝聴したいものです。
そういえばマーラーの1番第一楽章でオケの最後尾の演奏家が4,5人、曲の途中で入ってきたのてびっくりしたことがあったのですが、あれは・・・・アクシデントですよね・・・・(遅刻???)

また、私はバンダの入る演奏会に遭遇したこと自体が少ないので今でもその度にキョロキョロしていますが、確かに背後から聞こえてきたときは「歌舞伎の花道かっ!?」と一瞬思ってしまいました。

楽しいご回答ありがとうございました!

お礼日時:2008/07/24 17:35

ANo.7です。


このCDの山賊のギャロップには曲の中に有る
仕掛けがして有りますので是非探して聴いてみて下さい。

この回答への補足

ご回答くださった皆様、ありがとうございます。
お世話になりながらポイントを付ける立場になり、心苦しいのですが、今回は個人的に超初心者であったオペラの世界をご案内くださったお二方に配点させていただきます。

今回の件では、自分の怠惰をやや(あくまでも「やや」なのですが)反省いたしました。もう少し積極的に勉強するとより楽しみが大きくなりますね。

どうぞ今後ともよろしくお願い申し上げます。

補足日時:2008/08/18 16:43
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この回答へのお礼

>曲の中に有る
仕掛けがして有りますので

えっ?!
アバドの演出はまた違うんですね!
それは楽しみです!!

私は「山賊のギャロップ」の原題とおぼしき、”Banditen-Galopp”を動画サイトで検索してヤンソンスの画像を見つけました。
これは指揮者が○○○○を持って○○という(なんのこっちゃ)趣向でしたが、充分楽しみました。
アバド盤もぜひ聞いてみたいと思いますので、もしかしたらご紹介いただいた図書館に出没するかもしれません。

再度のご指摘ありがとうございました!

お礼日時:2008/08/03 23:48

再びこんにちは。


お返事ありがとうございました。

まず,リゴレットの映像,説明不足につきお詫び申し上げます。
http://www.bayerische.staatsoper.de/55-ZG9tPWRvb …
のやや下の方に”VIDEO”の項目があり,そこの”LOW Quality”または”HIGH Quality”のリンクから観られます。なお,Qualityとは演奏の質のことではありませんので念のため(笑)
簡単に言えば,2x世紀に宇宙旅行にでかけたリゴレット父娘が,ルイ・ヴィトンが大流行中の猿の惑星に遭難して,娘はサルトヴァ公爵(?)と恋に落ちてしまう,という話です。(ぉぃ)


また,取れたてほやほやのビックリをひとつ追加で。これもオペラでの話ですが。
このあいだの日曜の夜,オペラに出かけました。
いつもなら数十分くらい前から客席に自由に入れるのに(早めに入って,オケの人が気ままに練習しているのを聴くのが好き♪),今回はなかなか入れてもらえず,どうしたのかな~,と思っていると,けっこうぎりぎり(たぶん10分くらい前)にやっと開場しました。
で,ホールに入ると,あれ?バレエダンサーの人たちがまだ練習してる??
そんなに今日の演目は準備がヤバイのか???


・・・いや,ちょっと待て。

ステージ上に練習用の鏡やバーがあるわけないよね??

・・・ということで,お察しの通り,これはオペラの新演出でした(笑)


その演目とは,
☆R・シュトラウス 「ナクソス島のアリアドネ」 (Ariadne auf Naxos)
ギリシア神話のバッカスとアリアドネのエピソード(西洋版「天岩戸」みたいなもの?)が題材です。
が,R・シュトラウスとホフマンスタールのコンビの手にかかると一筋縄ではいきません。
シリアスなオペラ「アリアドネ」に,そのままじゃ退屈だから喜劇も入れろという,興行主の無茶な要求に振り回される作曲家や歌手たちを描いたドタバタ劇を序幕につけて,その結果として出来上がったオペラを上演する,というややトリッキーな構成になっていて,作曲家と興行主の確執・歌手のスキャンダル・歌手同士のライバル関係,といった楽屋ネタをふんだんに盛り込んだ,ブッファにしてセリアでもあるという,とてもユニークなオペラです。
音楽自体も抜群に面白いですが,この日の上演は,ドイツ語コロラトゥーラの究極の役のひとつとも言われるツェルビネッタ(Zerbinetta)を演じたDiana Damrauさんが圧倒的な歌唱を披露してくれました♪


*こちらは今のところ冷夏でヒンデミットやショスタコーヴィチやブルックナーのお世話にならずに暮らしております♪

この回答への補足

ご回答くださった皆様、ありがとうございます。
お世話になりながらポイントを付ける立場になり、心苦しいのですが、今回は個人的に超初心者であったオペラの世界をご案内くださったお二方に配点させていただきます。

今回の件では、自分の怠惰をやや(あくまでも「やや」なのですが)反省いたしました。もう少し積極的に勉強するとより楽しみが大きくなりますね。

どうぞ今後ともよろしくお願い申し上げます。

補足日時:2008/08/18 16:56
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この回答へのお礼

こんにちは。
再度のご指南、ありがとうございます!

そして、歌劇場のオフィシャルサイトをクリック(御手数おかけして申し訳ありません。粗忽者なのでvideoを何度もクリックしていたのです。良く読めよ!という話ですが)したのですが。

!!!!!(目がテン状態・・・)

このページをご覧になった方のなかで、いったい何人が
>2x世紀に宇宙旅行にでかけたリゴレット父娘が,ルイ・ヴィトンが大流行中の猿の惑星に遭難
というお言葉を素直にそのまま受け取られたでしょうか(私はご冗談だと思い込んでおりました)。
まさか、本当にそんな演出だったとは!
(ドイツ語は分からないのですが演出家が「アストロノート」とか「ルイ・ヴィトン」とか言っているのだけは聞き取れました)
ジルダが身代わりになる決心をしてお面をかぶるシーンが悲劇的というか、なんというか・・・。それにしても獣メイクをした人たちが歌っていると「キャッツ」を連想してしまいます。元の顔が人間だとサルもネコも似たようなものになるのか?


さて、先の方にお礼を申し上げる際に書きました通り、私はとてもオペラに疎いのです。
ですから「ナクソス島のアリアドネ」も題名こそ知ってはいるものの、そんな構成になっているとは、ご紹介いただくまで全く知りませんでした。
というわけでwikiなぞを見てみると・・・あら・・・はじめは「町人貴族」の劇中劇として作曲されたんですね!
ということはリュリの「町人貴族」とは遠い縁戚関係?
知らなかった・・・・!!
これぞ、「予備知識だけでビックリ」です(自分が知らなかっただけなのですが今知って感動)。
モリエールは大好きな作家なので、実際の関係は薄くても、これは聞かなくては(いや、見なくては、でしょうか)。

*「冷夏」はそのうちに死語になるのではないかと私は思っておりますが、まだヨーロッパの一部には存在するのですね。
私は今年はリヒャルト・シュトラウスの若書きのピアノ曲などを聞きながら涼んでおります。

お礼日時:2008/07/31 23:19

1988年のニューイャーコンサートの


山賊のギャロップは驚きますよ。
http://www.library.city.nishitokyo.lg.jp/cgi-bin …
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この回答へのお礼

1988年のものではありませんが、2006年のマリス・ヤンソンスの動画をWebでみつけました。

ああ、こういうのっていいですね!
軽くって明るくって短くって、お祭り気分にぴったりですね。
驚くんだけれど、驚きながら笑ってる・・・。
(でも、こういうものはオケが颯爽としていないと駄目なのでしょうか)

楽しい曲を教えていただきました。ありがとうございます。

お礼日時:2008/07/25 21:44

突然、フォルティッシモ、という曲でしたら、



カール・オルフの「カルミナ・ブラーナ」です。

この回答への補足

ご回答くださった皆様、ありがとうございます。
お世話になりながらポイントを付ける立場になり、心苦しいのですが、今回は個人的に超初心者であったオペラの世界をご案内くださったお二方に配点させていただきます。

今回の件では、自分の怠惰をやや(あくまでも「やや」なのですが)反省いたしました。もう少し積極的に勉強するとより楽しみが大きくなりますね。

どうぞ今後ともよろしくお願い申し上げます。

補足日時:2008/08/18 16:59
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

ほんとうに「カルミナ・ブラーナ」はなんというか・・・・ご指摘の通りと申しましょうか・・・ビックリする音楽ですね。
今まで生で聞いたことがないのですが、演奏会で聞いたら曲を知っていてもドキッとしてしまいそうです。
ダンス、演出付きヴァージョンもときどきあるそうですから、いつかそちらも見てビックリしてみたいと思っています。

お礼日時:2008/07/25 21:36

こんにちは。



オペラ/コンサート/CDなど,予習をする時と実際に観る/聴くまでのお楽しみにする時と両方ですね。
(もちろん単にずぼらで予習しないときも多々・・・)

・・・と,一応お答えしておいて(笑),質問者さまの将来のビックリの機会を奪ってしまうようで申し訳ないと少々思いつつ,本題に。
長文ご覚悟を。

まず,予習のしようがない現代音楽の演奏会ではびっくり(たまにうんざり,ぉぃ)するものに触れる機会はやはり多くなりますが,その中でもとびきりの色ものだったものを。

☆Giorgio Battistelli/Experimentum Mundi, Opera di musica immaginistica (1981)
 (すいません,私には邦訳不可能です⇒余談参照)
2年ほど前にライヴで聴いた曲です。
ホールに入ってまずビックリ。ステージ上にはキッチン,セメント,石のかたまり,他にもよく分からない作業台や工具がいろいろ・・・。
出てきた出演者は,靴職人,ピザ職人,石工職人,左官屋さん,刃物屋さんなどなど。みんな本物。
演奏?としては,指揮者の合図でステージ上で実際に靴作ったり,ピザ生地作ったり,石をのみで削ったり,セメントこねたり,刃物を研いだり・・・(することで音を出す)。
前の方で聴いていたので,削った石くずが飛んできました・・・。
ちなみに,「指揮者 アバド」となっているのに明らかに違う人(たぶん作曲者)が指揮をしていて,どこにいるの?と思っていたところ,曲の終盤,ステージに設置してあった壁のはりぼて(?)を爆音をあげるチェーンソーが壊す(??)と,中からアバドが!!
アバドは,はりぼての中に格納してあった巨大な鐘を鳴らすための指示を出して,その鐘の音で曲が終わるというオチ(?)でした。
---(余談)---
この作曲の少し前にこんな本が出てるらしいですが,作品と関連があるのかどうかは不明です。
http://www.honya-town.co.jp/hst/HTdispatch?nips_ …
紹介文と見出しだけですでに私の理解を完全に超えてます・・・。
---

小さめのビックリとしては,
☆アイヴス 交響曲第2番
フォスターの旋律が引用されたりして,近現代モノとしては比較的オーソドックスなアメリカ国民楽派風の交響曲です。
最後のひとつの和音をのぞけば・・・。

☆ハイドン 交響曲第60番「うかつ者」
「告別」「驚愕」に続いてユーモアあふれるハイドンの交響曲から。こういう楽屋オチ的なのもこの時代にすでに「アリ」だったのはそれなりのオドロキでした。

☆ケテルビー ペルシャの市場にて
「驚愕」で思い出したのですが,私はアマチュアオーケストラ経験者で,音楽教室などで学校を訪問して親しみやすい曲を取り上げることがたまにあったのですが,ケテルビー「ペルシャの市場にて」の最後は,予備知識のない純真な子供たちへのビックリネタとしては絶対的な鉄板ネタです♪
知っててもついついビックリしてしまうチャイコフスキー「悲愴」の第1楽章展開部のはじまり,というのもありますね。

次は中途半端な予備知識があってかえってビックリした例ですが,
☆ショスタコーヴィチ 交響曲第15番 第1楽章
暑苦しい曲を好んで聴いていた頃(いや,過去形でもないですが,汗),彼の最後の交響曲ということで,大いに期待して聴きはじめたのですが,妙にうつろで乾いた感じで思っていたのとだいぶ違う・・・。
奇妙な違和感で聴き進めていくと,突然,「チャカチャッチャカチャッチャカチャッチャッチャッ・・・(ウィリアムテル序曲の行進曲)」
・・・???・・・

そんな?暑苦しい曲好きの私ですが,その私でさえも「ここまでやるとは!」とビックリ,というより,げんなり(ぉぃ)したのは,
☆ハチャトゥリアン 交響曲第3番(交響詩曲)
オーケストラと別にオルガンとトランペット15本!という編成がすでに「ここまでやるとは!」ですが,そのオルガンとトランペット部隊の使われ方が尋常ではありません。
アルバム自体が「ここまでやるとは!」感でいっぱいのこちらを紹介させていただきます。
http://www.hmv.co.jp/product/detail/1064111


最後に,これは音楽に驚いたのではないのでオマケですが,実際に私が今までに実際に観た/聴いたものの中で一番ビックリしたのはこれです。
☆ヴェルディ リゴレット/バイエルン州立歌劇場
下記劇場オフィシャルサイトに多少映像の紹介があります。
http://www.bayerische.staatsoper.de/55-ZG9tPWRvb …
(ダイジェスト版なのであまりよく分からないとは思いますが)
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この回答へのお礼

ありがとうございます。ひっくり返ったおもちゃ箱のような楽しさですね。

謎のオペラ
>「指揮者 アバド」となっているのに明らかに違う人(たぶん作曲者)が指揮をしていて、どこにいるの?と思っていたところ
↑この部分が可笑しくて可笑しくて(すごく共感できるんです)何度も読み返して笑っていました。
アバドもどういう気持でその瞬間を待っていたんでしょう。
でも個人的には「刃物を研ぐ音」だけはあまり長くは聞きたくないなあ・・・・。
もしブロッホと本当に関係があったらすごいことですね。オペラの原作が哲学書、なんていう時代が来たらポスターを見るだけでも畏れ多いことになりますが。
では、もしも機会があれば、ということで新作オペラのご紹介を↓
http://www.evous.fr/cinema/The-Fly-La-Mouche-fai …
"The Fly"(ハエ男)by Howard Shore :カナダの変態(?)映画監督クローネンバーグが演出した「とってもゴアな恐怖オペラ」だそうです。歌いにくそう。

未聴のアイヴスとハイドン、想像するにアイヴスは気持ちの悪い終わり方をするんですね。手を出すのに若干ためらいます(・・・が、気になるのできっとCDを買ってしまうでしょう)。さて、ハイドンは「楽屋落ち」がわかるかどうか!?

ケテルビーとは懐かしい!また聞いてみたくなりました。
「悲愴」は第一楽章も体感としてビックリですが、初めて聞いた時には、第四楽章の終わり方、すなわち曲の終わり方に大ビックリでした。え、え、え、これで終わっちゃったの???

ショスタコヴィチは目下登山中で5番から11番まで登っております。15番までたどり着けば軽くなれるんですね!

さてご紹介いただいたCDですが紹介文が
>大迫力録音の代名詞的存在として以前から有名なチェクナヴォリアンによるハチャトゥリアン作品
しかも9枚組!
すでに気は挫けておりますが、なにかの折りに気が大きく、自信満々な状態にならないとも限りません。そのときには真っ先に思い出して買いに走りたいと思います。

オマケのリゴレット:
クリックするところが英語でもよくわからず、画像をじっと見ただけなのですが・・・・失意のリゴレットさんはルイ・ヴィトン・ランドに行って猿山に登ったのでしょうか?

お礼日時:2008/07/24 23:09

monyo213さんは、ほんとうのバロックの演奏を聴いた(見た)ことがありますか?もし無いなら、驚くんじゃないでしょうか。



たとえば楽譜は弦楽合奏で、パートはヴァイオリン1、2、ヴィオラ、チェロのなっているのに、実際に聴きに行くと、そこにピアノのような楽器(チェンバロ)や、ギターを巨大にしたような楽器(テオルボ)、あるいは小型のギター(バロックギター)なんかが一緒に演奏しているんですから。曲によってはそれ以外にも、いわゆる普通のクラシックでは見かけないさまざまな楽器があり、また楽器指定もあったりなかったりで、「ここでこの楽器を使うか!?」なんてこともしばしばです。

また、バイオリンソナタやフルートソナタでは、伴奏(通奏低音)を、弦がたくさん張られていてフレットが付いているチェロに似た楽器(ヴィオラダガンバ)や、なぜか楽譜には無いはずのチェンバロ、テオルボなんかが一緒に演奏しています。

この頃の一番低いパートは通奏低音とよばれ、楽譜の下に書かれた数字(和音記号)を見て、和音楽器が即興演奏をしているんです。

また、もっと古いルネッサンスの頃の音楽では、もう楽譜なんてあってないようなもの、それぞれが即興演奏を披露し、それはそれは楽しいですよ。

この回答への補足

ご回答くださった皆様、ありがとうございます。
お世話になりながらポイントを付ける立場になり、心苦しいのですが、今回は個人的に超初心者であったオペラの世界をご案内くださったお二方に配点させていただきます。

今回の件では、自分の怠惰をやや(あくまでも「やや」なのですが)反省いたしました。もう少し積極的に勉強するとより楽しみが大きくなりますね。

どうぞ今後ともよろしくお願い申し上げます。

補足日時:2008/08/18 16:59
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

バロックの演奏会に足を運ぶことはそう多くはないのですが、確かに発見に満ちていますね。
おっしゃる通り、テオルボを初めて見たときには本当に驚きました。チェンバロに匹敵するくらい複雑な(私の妄想?)楽器を一人で抱えて演奏しているんですから。そんなすごい楽器なのに知名度がいまひとつ(単に私が知らなかっただけですが、それでもヴィオラダガンバに劣ると思います)。演奏曲目の合い間に「テオルボってなに?」と隣の友人に間の抜けた質問をしたところ、「リュートの親玉!」という簡潔な返答が。う~ん、訊く方も訊く方だが。
去年だったか、ラ・プティット・バンドでヴィオロンチェロ・ダ・スパッラを見た時も新鮮でしたが「肩が凝りそう」という非音楽的な第一印象で、テオルボ・ショックには及びませんでした。

>「ここでこの楽器を使うか!?」なんてことも
あ・・・これは私にはレベルが高い話ですね。
バロック音楽に限らず、鍵盤楽器のための楽譜しか読んだことがない(下手すぎてヴァイオリンは辞めさせられた)ので、合奏の楽器選択などはとりあえず「あるがままに受け入れる」しかない状況です。通奏低音にしても「きっとこれが時代や場所やスタイルに合っているんだろうなあ」と勝手にすばやく納得して聞いています。ドシロウトとはいえ、もう少し勉強することも楽しみを広げるのだろうと少々反省いたしました。

ルネッサンス期の音楽はダウランドの歌曲を除いては、ほとんど聞いたことがありません(その昔音楽史の授業で聞かされて苦手になり、再チャレンジせずに馬齢を重ねた)。そのダウランドにしても既にモンテヴェルディの同時代人ですよね・・・・。
そのうちに古楽についての質問も立てたいと思っております。もしお気が向いたらまたお教えいただければ幸いです。

お礼日時:2008/07/24 21:31

 超ベタですが、


●ウェーバー:舞踏への勧誘 変ニ長調 Op.65
http://www.voiceblog.jp/andotowa/605671.html
 ダンスを表す、ワルツの(前と後)
 曲の始め「ダンスへのお誘い」と、曲の終わり「踊り終えた挨拶」
 特にダンスの終わりを、この曲の終わりと勘違いして、拍手をする方がかなりおられる。しかし、一呼吸置いて、ダンス後の挨拶のメロディが始まる。
 前以って知らないと、間違い無く、白書をしてしまうでしょう。
 とは言え、この曲の事は、多くの方がご存知なので、40~50年前の演奏会ほど、引っ掛る方は少なくなった。が、でも、数人は今でも・・・・

 もう一曲、驚き期待を裏切られる??・・・驚くと言う触れ込みですが、実際はそれほどの効果はないと思う曲!
●ハイドン:交響曲第94番 ト長調 「驚愕」 Hob.I-94 第2楽章
http://www.voiceblog.jp/andotowa/342513.html
 「出だしはピチカートで静かに演奏された後、いきなりフォルテッシモの全楽器合奏が轟き渡ります。これは当時、コンサートで緩徐楽章になると、うたた寝を始める貴婦人たちを起こす為に、ハイドンがこうしたお遊びを仕込んだといわれています。」
 と、必ず解説には書いて有ります。
 が、私は、どうもハイドンの交響曲との愛称が悪いらしく、全曲を通して起きていた事がありません。何故か、どの交響曲を聴いても、第一楽章が終らぬうちに、寝てしまいます。
 そこで、この曲だけは、第二楽章で、謳い文句どおり、起こして欲しいと思うのですが、未だ、起こしてくれた演奏に出会えておりません。
つまり、驚きを期待して、外される曲という曲という意味で取り上げて置きます。

 2曲とも超有名な話にて、ご存知でしょうが・・・・・

この回答への補足

ご回答くださった皆様、ありがとうございます。
お世話になりながらポイントを付ける立場になり、心苦しいのですが、今回は個人的に超初心者であったオペラの世界をご案内くださったお二方に配点させていただきます。

今回の件では、自分の怠惰をやや(あくまでも「やや」なのですが)反省いたしました。もう少し積極的に勉強するとより楽しみが大きくなりますね。

どうぞ今後ともよろしくお願い申し上げます。

補足日時:2008/08/18 17:01
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この回答へのお礼

丁寧な解説の上、リンクまで貼っていただきありがとうございます!

「舞踏への勧誘」はまさにそうですね。
子供の頃、テレビの音楽番組で黒柳徹子さんが「最後のご挨拶がありますから、曲が終わったかのように感じても拍手しないでくださいね」と演奏前に釘をさしていらしたにもかかわらず、かなりの聴衆が手を叩いてしまったのを見た記憶があります。
そうですか、このごろはそれでもフライングする人は減ってきたんですね。
お話があるのだからフェイントとは言えないでしょうが、知らなければやはり意外です。初演のときなんか、演奏者はどうしたのでしょう・・・。演奏前に解説があったのかな? 手前で拍手が入ってしまうと、管弦楽編曲版のオケはともかく、ピアニストはとっても孤独ですよね(ただし、管弦楽版の方が拍手したくなる雰囲気にあふれているとは思います)。

ハイドンの「驚愕」はメロディも有名なので知ってはいたのですが、実はどこで驚愕すれば良いのか、ずっと確信が持てませんでした。リンク先を拝読して、やっと確認できた次第です。(・・・ということは、やっぱりあまり驚愕しない、ということなのでしょうか)

>謳い文句どおり、起こして欲しい

目覚まし時計がかかっているはずなのに寝過してしまうコンサートを想像してひとりパソコンの前で笑ってしまいました。
私はこの曲を生で聞いた記憶がないのですが、機会があったら是非、自分の体で経験してみたいと存じます。

お礼日時:2008/07/24 19:36

ベートーヴェンの「ウェリントンの勝利」を昨年、初めて生で聴きました。


2曲目はチャイコフスキーの「大序曲1812年」でした。
演奏は陸上自衛隊、大砲も銃もホンモノです!
感動しました♪♪♪

http://www.mod.go.jp/gsdf/eae/prcenter/taiho.html

この回答への補足

ご回答くださった皆様、ありがとうございます。
お世話になりながらポイントを付ける立場になり、心苦しいのですが、今回は個人的に超初心者であったオペラの世界をご案内くださったお二方に配点させていただきます。

今回の件では、自分の怠惰をやや(あくまでも「やや」なのですが)反省いたしました。もう少し積極的に勉強するとより楽しみが大きくなりますね。

どうぞ今後ともよろしくお願い申し上げます。

補足日時:2008/08/18 17:05
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この回答へのお礼

うわあっ!
本物をお聞きになったんですね!
会場が陸上自衛隊朝霞訓練場というところからしてスケールが大きいですね。
リンク先を拝見して、「大砲射撃部隊」はわかるけれど「ドリル」って何だろう・・・と首をひねっているところです(後で調べます)。
聴く場所によっては耳が痛くならないか心配ですが皆様いかがだったのでしょうか・・・。
大砲の演奏家(?)は緊張したでしょうね。どうやって練習したのかな?

「1812年」に大砲音が使われていることは知っておりましたが、やはり生で聞いたら、たとえ本物の大砲でなくてもぐっと印象的になるだろうなあ、と想像します。「いわんや、本物をや」ですね!
貴重なご経験、ありがとうございました!!

お礼日時:2008/07/24 16:50

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