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濃度の計算において濃度同士は足し算や引き算はできません。
しかし、平衡の問題では濃度の足し算や引き算を行っているのですがなぜでしょうか?
たとえば、CH3COOH→CH3COO(-)+H(+)の場合、はじめに1mol/Lの酢酸を入れたら平衡に達したら酢酸の濃度は1-αとして表されますよね?
平衡の問題では濃度を物質量として考えているのでしょうか?

A 回答 (1件)

1-αは濃度ではありません。


αは解離度で単位はありませんが、強いて書けば[mol/mol]とでもなり、全体のmol数のうち解離しているmol数を表しています。
1-αは解離しないで残っているmol数の割合で単位はありません。ここでの1は全体の割合を表していて、濃度1[mol/l]をあらわしているわけではありません。
したがって、はじめの濃度が1[mol/l]なら、残っている酢酸の濃度は1[mol/l]*(1-α)です。
はじめの濃度が2[mol/l]なら残っている酢酸の濃度は2[mol/l]*(1-α)です。
この場合は解離してできたイオン濃度もその割合で増えますから、(この場合は)平衡定数に変化はないでしょう。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます!
少し混乱していたみたいです
言われてみれば…という感じでした(苦笑)

お礼日時:2008/08/27 13:53

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