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この質問のANo.8に日本の国家予算は64兆円以下と思えるコメントがあるのですが、この64兆円以下とする根拠がわからないのです。

一般会計や特別会計など予算が複雑で日本の国家予算自体の定義も曖昧なのでよく分かりません。
一般的には一般会計の約83兆円(20年度)を国家予算と呼ぶと思っていました。
租税収入だけで考えると64兆円以下になると思いますが、この意味なのでしょうか?

質問です。

日本の国家予算が64兆円以下とする算出方法を教えてください。
また、その考えは一般的なのですか?

A 回答 (4件)

#2です。

再度補足。

なにか、国語的な問題のように思いますが・・・


例えば19年度の一般会計では、租税および印紙税は
予算案ベース:53.5兆円
補正予算案(平成20年2月成立)ベース:52.5兆円
決算ベース:52.5兆円
と、少しずつ違う数字になってしまいます。19年度の補正予算と決算がほとんど違いがありませんが、成立が2月とほとんど年度終わりですからね。

前回書き落としたのですが、この他に暫定予算ベースというものも存在します。稀に予算案が予算開始日(4月1日)までに通らない場合に、暫定的にその年度の予算を閣議決定したものです。あまり例がないので書き忘れました。


この補正予算には、それまでの確定事項(例えば株式配当金)が実績ベースで入れられています。なので20年2月成立の19年度補正予算は、大部分が実績ベース(つまり決算ベース)です。2月7日から3月31日までの2ヶ月分だけが実績ベースではありませんので予算案という名前が付いています。
ということから決算とは、全てが実績ベースなので辞書的な問題から予算とはいいませんが、言い方を変えれば平成20年度に成立した19年度補正予算です。


基本的にはどの数字を使ってもよいものの、何ベースを使ったかを明記するのが最低限必要となります。そして、国家の実際の(過去の)予算規模は決算ベースが最も正確な数値となるので、過去の歳出の推移などでは決算ベースをつかうことが一般的です。

> で、その議論の先で様々なプロセスを経て国会で承認されてから予算(国家予算)と呼ぶのが一般的ではないですか?と質問したのです。

これだと、例えば10年前の国家予算規模と現在との比較をする際、当初見込みと実績の差が誤差として残り続けますよね。出来れば誤差は排除したいので、実績である決算ベースを使うわけです。

#2での回答では、平成19年度という過去のデータを元に発言したので、決算ベースで発言しています。



> 「今年の予算は?」
> と、質問して
> 「去年は…○○円でした」
> と返されたら

今年の予算と聞かれているのに去年の決算の数字を持ち出すのはたしかに間の抜けた話ですね。
しかし、例えば定期的にやっている飲み会の幹事を引き継ぐ際に

「予算はどのくらい?」
と聞かれて、
「前回は○○円かかった」

ということになって、別に間の抜けた話ではなくなりますよね。でも、

「今回の飲み会の予算はどのくらい?」
ときかれて
「前回は○○円かかった」

となれば、これは間の抜けた話になるでしょう。

この質問に即していうと、特定のある年(H20年度)の予算の話をしているのか、日本政府の一般会計(≒国家予算)の大体の大きさの話をしているのかという点で引っかかっているように思います。なので「国語的な問題」なのかな、と思います。
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この回答へのお礼

返信ありがとうございます。

非常に丁寧な説明を受けて感謝しています。
ですが、本当にすみません。結局は同じ所に帰結してしまいます。


>基本的にはどの数字を使ってもよいものの、何ベースを使ったかを明記するのが最低限
>必要となります。そして、国家の実際の(過去の)予算規模は決算ベースが最も正確な
>数値となるので、過去の歳出の推移などでは決算ベースをつかうことが一般的です。

「それは実績であって予算ではありません。」
この考え方を変えることが出来ません。

しかし回答者様の解説されている事を予算と呼ぶ考え方もある事は参考になりました。

お礼日時:2008/09/23 19:36

#2です。

ちょっとだけ補足。

> 決算ベースの予算の意味がよくわからないのですが…
> 予算と決算とは別物ですよね?
> 決算とは確定したモノなのでそれを予算とは言わないと思うのですが…

「予算」という国語的な意味に振り回されているようですが・・・。

日本の国家予算は、大雑把に三つのベースがあります。

予算案ベース:年度の始まる前に「来年はこの位の税収が見込めるからこの辺にこの位使おう」と決めたもの。
補正予算案ベース:年度が始まった後、何らかの都合で予算案を変更する際に決まるもの。
決算ベース:年度が終わった後に「去年はこの位の税収があってこの項目にこの位使いました」という報告と検証。

税収に関しては、あくまで予算案ベースでは「税収見込み」なので、予算案ベースと決算ベースが一致することが理想ですが、そうもいきません。なので、決算ベースで実際にどのくらい税収があったかと議論する方が一般的です。
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この回答へのお礼

再度の返信ありがとうございます。

やはり意味不明なのです。

>決算ベース:年度が終わった後に「去年はこの位の税収があってこの項目に
>この位使いました」という報告と検証。

ですから、これを予算とは言いませんよね?

「今年の予算は?」
と、質問して
「去年は…○○円でした」
と返されたら
「去年の事は分かりました。で、今年の予算は?」
などど間の抜けた会話になりますね。


>決算ベースで実際にどのくらい税収があったかと議論する方が一般的です。

予算を作るのに去年の実績を考慮するのは当然の事ですが一般的に言う「予算」とはその議論の先にある話ですね。
で、その議論の先で様々なプロセスを経て国会で承認されてから予算(国家予算)と呼ぶのが一般的ではないですか?と質問したのです。

お礼日時:2008/09/21 23:59

#1の方が既に指摘しているとおり、


× 国家予算
○ 租税及び印紙税(国の税収)
とするのが正しいのでは、と思います。

因みに国家予算は通常は一般予算であり、昨年度決算ベースでいえば84兆円ほど。租税および印紙税は52.5兆円ほどです。
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この回答へのお礼

返信ありがとうございます。
>因みに国家予算は通常は一般予算であり、昨年度決算ベースでいえば84兆円ほど。

決算ベースの予算の意味がよくわからないのですが…
予算と決算とは別物ですよね?
決算とは確定したモノなのでそれを予算とは言わないと思うのですが…

お礼日時:2008/09/20 20:48

>その会社が日本の国家予算よりはるかに大きい64兆円と言う負債を抱えて破たんしたうえ・・・




AN8さんの書き方は断定しているので、
単に思い違いしたと考えるのが素直です。
日本の国家予算が64兆円以下とする算出方法などなく、
その考えは一般的ではありません。
書かれたように、一般会計の約83兆円を国家予算と政府、霞ヶ関、
経済界、報道機関は認め、それが一般的です。
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この回答へのお礼

返信ありがとうございます。

正直言うと私も間違っているのかな?とは思いましたが一応、質問してみました。

お礼日時:2008/09/20 20:47

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