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この世に名が残るような発明をするためにはどうするべきですかね?
世界が大変に進化するような物を作るためには
何を学ぶべきですか?
発明家ってなんという学問のものですか?

A 回答 (6件)

一応研究者の端くれ(ただし文系)です。


現代の「発明」というのは,個人的な業績というよりも,たくさんの人の基礎研究の積み重ねの上に完成する「集団作品」ですから,個人的に突出して「名が残る」ということは少ないのです。

個人的に突出した発明,というのは20世紀前半でほぼ無くなりました。理由は簡単で,現代の研究というのは,小さなラボで個人がコツコツやって何とかなるというレベルでは無いからです。巨大な施設と費用,多数の研究者が関わったチームでなければ,研究そのものができないのです。

もちろん#5さんがおっしゃるように,同じ「業界」のプロ同士でしたら論文を通して誰でも知っているという研究者はたくさんいます。

ですから,世間的には無名だけれど,重要な研究をした・業績を上げた人だってたくさんいるわけです。ノーベル賞を取った田中耕一さんだって,受賞するまではご近所の人も親戚も(ひょっとしたら家族も)ただのサラリーマンと思っていましたし・・・。

敢えて例外といえば,青色発光ダイオードの中村修二さんでしょうが,この「発明」だって,赤崎勇さん,松岡隆志さんといった研究者の基礎研究が無ければ完成しなかったそうです。さらに,青色発光ダイオードで,中村さんと同じ程度にすごい「発明」をしている(らしい,私は専門ではないので)川崎雅司さんなんて,全然知られていませんよね。つまり,世間的に有名(名が残る)ということと,「発明」の「すごさ」は,必ずしも一致しているわけではないのです。

「名前が残る」ということで科学研究をするなら,理論研究の方が良いと思います。こちらは極端な話,紙と鉛筆(若干のPCソフトとインターネット)さえあれば,できます。

例えばフェルマーの最終定理解決の基礎となった日本人研究者の「谷山・志村予想」(今は,定理になったのかな)なんて,おそらくずっと名前が引き継がれるでしょう(志村さんは存命です)。中間子理論の湯川博士も名が残っていますね。アインシュタインの特殊・一般相対性理論だって,「理論」研究です。

ただ,数学屋さんの話を聞くと,理論科学の世界というのは,もちろん基礎的な知識(大学院修了程度の)は必要ですが,「直感」の世界で(笑),どれだけ研究を積み重ねてもダメな奴はダメなんだそうです。
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 機械系の研究屋で、特許取得も業務の一環になっている者です。

(ここ20年で取得した特許は30件を超えていると思いますが・・・商品化されてないので儲けは会社の報奨金だけです。)

>この世に名が残るような発明をするためにはどうするべきですかね

・・・実際問題として、発明品で名が残ってるヒトって、何方か思いつきます?
 ロケットを発明したヒトは?鉄道を発明したヒトは?パソコンを発明したヒトは?携帯電話は?TVは?冷蔵庫は?エアコンは?洗濯機は?・・・・恐らくどれ一つ取っても、発明者の名前など御存知無いでしょう。
 発明家というとまず最初にエジソンが思い浮かびますが、カレが発明したモノでさえ、そのことごとくが後に発明された『もっといいモノ』に置き換わってしまっています。(電球すら、現在使われているモノはニコラ・テスラの研究が元ネタとなっており、エジソン式電球は子供のオモチャレベルの懐中電灯ぐらいにしか使われていません。)
 発明する事自体が楽しいというのなら、それはそれでケッコーな事ですが、『名を残す為に発明』というのは、実は結構難しいという事を歴史が示しています。
 勿論、いわゆる『専門家』の間では、すごい発明をしたヒトの名前は永久に残りますが、別に発明をしなくても優れた研究成果を上げたヒトとか新たな理論を構築したヒトなど、『論文レベルで』活躍したヒトの名前も同様に残るので、『大発明のみが名を残す』とは必ずしも言えません。それに論文で有名になったところで、広く一般大衆の間で『名が残る』のとは違いますね。
 単に名を残すだけなら、絵画や彫刻、音楽、小説などの芸術分野の方がずっと可能性が高いです。
・・・などと言いつつ、御質問にも回答しますと・・・

>発明家ってなんという学問のものですか?

 既によい回答が出揃ってしまっているので、自分は実戦的?な立場から。

※心がけ(←学問以前に重要なファクタです)
 『フシギなことを放置しない』という心がけが大切です。
 この世の中には様々な現象がありますが、現象があるところには必ず原因があります。原因が判らないと『なんかキモチ悪い』といって片付けるのではなく、原因が判らない事自体を『キモチ悪い』と思う心が必要です。(何故電子レンジは温まるのか?何故TVに画像が映るのか?何故電波でメールが送れるのか?・・・世の中はフシギな事だらけです。ダ・ビンチは木ネジが木にネジ込まれていくさまを見て、ヘリコプタの原型を思い付きました。ダ・ビンチの目には、木ネジさえ『不思議な現象』に映っていたワケです。カレにはモノを具現化する技が無く、また当時の工作技術にも限界があったので、今日ではダ・ビンチは『SFイラストレター』的に考えられていますが、もしカレが発想同様『超時代的な』工作技術を持っていたとしたら、リリエンタールが空を飛ぶ何百年も前にヘリコプタが完成していたかもしれません。)
 また、原因とは理論であって、思い込みでも妄想でもありません。UFOを見た→きっと宇宙人が乗っているに違いない、とつながる思考には理論は無く、単なる妄想に過ぎません。これは教育や学習以前の問題で、我々は理論が無く思い込みで回答を得ようとするヒトを文系脳、例え説明に失敗する事になっても、必ず一度はテッテー的に理論的な解説を試みるヒトを理系脳と呼んでいます。
 発明のキッカケが妄想や思い込みと言うことは間々ありますが、モノを具現化出来なければ『アニメの巨大ロボ』と同じで、発明品にはなりません。(妄想するだけなら誰にだって出来ます。)
 妄想にイチイチ理論を付けて、モノとして誕生させるのが発明です。

※学問分野は?
 発想をカタチに、と言うのは別に発明に限らずモノ作りの原点で、残念ながら文系の知識で発明するのは困難です。(理系の教育を受けていない発明家も大勢いますが、結果的に独学で理系の理論武装をしています。これには例外は無いでしょう。)
 そういった意味では理系の勉強はMUSTですが、大学含め学校で習う知識は最低限のモノでしかありません。
 世の中、古今東西全てのモノに興味を持ち(特に古い技術を知るという事は、現代の発明に於いて非常に重要になりつつあります)、常にアンテナを張って沢山の知識を吸収しなければ、これからの時代で『今まで無かったモノ』を具現化する事は難しいでしょう。
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Necessity is the mother of invention.


という、英語構文を受験で覚えましたがねぇ。訳せますか?

必要は発明の母なり。

何を発明したら有名になれるかわかる機械を発明したら、有名になれるのでは?

なお、上記のことわざには、発明の原動力として、「必要」が必要とされるという意味もあります。すなわち、質問者さんが、何かに「必要」に駆られている状況、渇望なるものも求められるのだと思います。
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理数系分野を必死になって勉強するほか無いでしょうね。

あとは、世界に通用するなら英語……ですね。
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まず、下記の書物を、すべて読破するといいでしょう。


全部で45冊もありますが、途中でくじけてしまうようでは、
立派な発明家にはなれないと思いますよ。






藤子・F・不二雄「ドラえもん」
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発明家に大事な知識は、名が残る様な発明は何かが判る事。
後は挫折しない根性

 
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