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50前のサラリーマン。趣味で数学や物理学を勉強中。

25年前の学生の頃、一時「複雑系」というのが流行りました。
今の大学ではどのような扱いになっているのでしょうか?
当時「複雑系」を研究していた研究室は今も残っているんでしょうか?

A 回答 (5件)

#4です。



私は企業人なので、大学ではどう活用されているかよく分かりませんが、企業では結構活用されています。

数年前、弊社が東京のJRのある駅の人流の解析を請け負ったとき、複雑系を使ったシミュレーションを行っていました。

実際の観測値を用いてモデルのパラメータチューニングを行って、運休時とか災害時の混雑を予測し、カタストロフィーを起こさないよう、シミュレーション上で誘導方法を考えるというものです。

そのモデルに複雑系(セルオートマトン)が用いられていました。

そんな話を知っていましたので、先日、どこかの花火大会で、道路についたてが立てられてけしからん、とか報道がありましたのを、K国の路地で起こったようなことを防止するために考えられている防災手段だと思って聞いていました。
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合原一幸先生の研究室などがあると思います。


数理工学という広い分野の1つとして、社会現象などの研究が続いています。

系全体を支配する法則はなく、エージェント間を結ぶルールだけで系の振る舞いが決まってくるという考え方は、アントコロニー最適化など実用面に活かされていると思います。
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「複雑系」は分野というよりも、「非線形現象全般のいろいろを探索的に研究してナニカ見つけよう」という、いわば「運動」です。

「非線形」とは「線形でないもの全部」ってことですから、対象はまるきり絞られていない。その目標とするところは、「いろいろ」のうちのごく一部の対象、あるいは特定の側面についてでも、現象の捉え方・よく現れるパターン・分析手法などにおいて取っ掛かりを得ることで「いろいろ」から掬い取って論文書ければそれでよし、ってことだから、その掬い取った部分を整え膨らませようとする人もいれば、「全般のいろいろ」をもっと探索する人もいれば、あるいは完全に応用的な立場で「興味のある対象の数理が非線形だからヤルしかない」という人もいる。つまりアプローチも「複雑」である。
 かくて「複雑系を系統的に勉強する」とか言ったら形容矛盾になってるわけで。
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15年前の応用物理学の大学院生です。

その時に複雑系の講義を担当されていた教授が未だ出身大学に教授として在籍されていました。。
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現代でいえば「ビッグデータ」みたいなものでしょう。



「言葉」としてではなく、中身の「概念」で考えればよいでしょう。

「複雑系」の前には「ファジー」だの「カオス」というのが流行りましたね。
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