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印刷で、色校正なんかのときに、コンセはどうしますか。
なんて、使われるものです。

よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

まず最初に「コンセ」という言葉自体は、はっきり定義された物を指す言葉ではない、という事を覚えておいてください。



元々の意味では、「コンセンサス」(青焼き)の略称であり、完成予想図や、単なる未来の展望もコンセという事になります。

印刷業界におけるコンセは、広義に言えば校正刷の事です。(色校,青焼など)

狭義的には、校正機で刷った物ではなく、クロマリン、ファインチェッカー等から出力した物を指します。

校正紙のいろいろ
1.青焼きに色見本チップ(モノクロ向け)
2.カラーコピー
3.デジタル校正 ←これがいわゆるコンセ
4.アナログ校正(校正機で刷ったもの、一般に言う色校)
5.本機校正

下に行くにつれて、本機印刷との誤差が少なくなります。

コンセでは本紙に刷れないため、顧客によっては「ちゃんと本番と同じ紙に刷った物でないと話にならん。」と言われる事もあります。そういう顧客には4か5の方法で色校を刷ります。

今までは本紙でデジタル校正を行う事は出来ませんでしたが、DDCP(Direct Digital Color Proof)の普及により、可能になりましたので、いわゆる「色校」と「コンセ」の違いは無くなりつつあります。

上記の回答内容は、私が勤めている印刷会社での現状に沿った物ですので、他の会社でも同じ意味で使われているかどうかは分かりませんので、ご了承ください。
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