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何人かの日本人が「米国の民主党は中国寄りで、共和党は日本寄り」
と言うのを耳にしたことありますが、実際のところどうなのでしょうか?

Bushが特に日本に肩入れをしてくれた、と言う方もいますが、オバマとマケインどちらが大統領になっても、対日本政策はそんなに変わるものではないと思うのですが。

大統領にオバマがなった場合の日本としてのメリット・デメリット、
マケインがなった場合の日本としてのメリット・デメリットとは
何ですか?

A 回答 (5件)

共和党でも民主党でも彼らはまずアメリカの利益を第1に考え行動しますから、共・親日、民・親中と単純に割り切ることは、血液型正確判断とを信じるのと同じ位馬鹿げたことです。

その証左は、既に何人かの方が書いておりますので略しますが、要するにそのときそのとき、日本なり中国とどう付き合ったらアメリカにとってメリットがあるかが全ての判断基準なのです。ただ、日本は(少なくとも自民党政権下では)ある程度粗末に扱ってもアメリカから離れられないと舐めきっておりますが、一方中国(および韓国)は余程注意して当たらないとアメリカに反旗を翻しかねないと考え慎重に(丁重に)扱うでしょう。要するに、日本のカネ(溜め込んだ外貨)が重要性を持つ限りは、見放したりはしないでしょうが、どうせアメリカのいいなりになると甘く見られているということです。
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 民主党・共和党ともに「アメリカの国益」を第一に考える政党です。



 固定的に、民主党・共和党が「中国寄り」「日本寄り」ということはありません。その時々のアメリカ国益を考えた行動をとった場合、「中国寄り」に見えることが多いか「日本より」に見えることが多いかの違いだけです。

 日本や韓国を驚愕させ、電撃訪中をやったニクソン大統領は、共和党の大統領です。

 共和党は、「軍事力によるアメリカの世界覇権」=ソ連崩壊による唯一の超大国の維持を国益と考えており、私個人としてはアメリカの世界政府化を最終目標としているのが、ネオコン(=アメリカ共和党右派の有力グループ)ではないかと思っております。

 他国に対して経済的に強い主張をしない代わりに、軍事費負担を求め同盟国に一体的行動や防衛システムの共通化・一体化を求めます。

 民主党は、「アメリカの内政経済充実」が基本的に国益となるとの考え方で、現在のアメリカの軍事的世界覇権は一時的なもので、強力な軍事力維持は長期的に見て無理と考えています。(大国同士の決定的全面戦争はありえないとの立場)

 他国と軍縮交渉を行い、軍事費の削減を行って作った財政的余裕を、内政に使おうという考え方で、同盟国の相互の政治的独立性を尊重し、アメリカを多くの国の中の一つとして他国と対等の立場で(国力差は当然ありますが)付き合っていこうとするのが基本方針です。

 
・日本・中国との現在の関係見ると
 共和党の場合
 急激に経済成長し国力を増す中国は、必然的に軍事力が急速にアップしたので、日本との軍事的関係を強化一体化を目指す。

 極東米軍の再編を通して在日米軍と日本の自衛隊と一体化して運用したい。=アメリカの指揮下に入る自衛隊を日本の費用で維持できるので安上がり。日本がアメリカとおなじ兵器を使えば、同一規格の新規兵器生産数が増えるので、開発費が安上がりになる。

 民主党の場合
 急激に経済成長する中国は、おいしい市場。アメリカ企業と日本企業が競合した場合、アメリカ企業を支援。
 
 私の個人的見解
・日本人が自分たちで考え努力するなら、アメリカ政権が民主党政権であるのが有利。
 目先は経済競合は厳しくなるが、日本人の民生技術・生産性が良質で、日本が中国よりも経済的に今以上に美味しい存在となり、中国の成長性が低下して来れば、日本にすり寄ってくる。
 経済戦争なら、日本が勝てばよい。アメリカが譲歩・規制を求めてくるのは、国内保護から当然。日本の譲歩は日本側の外交カードとして切れる。=アメリカの傘の下からある程度離れた外交を目指す場合。
 日本が外交的自主性を発揮すれば、日本の立場を尊重して、日本に対する配慮が大きくなる。(=自主性なくアメリカに追従するなら、重視する必要がない国と思われる。)

・日本人がアメリカの傘の下にいたいなら、共和党が有利。
 アメリカと共同歩調をとる場合は、特別な外交カードをアメリカから獲得する必要はない。共同歩調をとることが共和党政権に対しては、外交カードとなる。 
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最近感じるのは、マケインになった場合、アメリカ経済はどん底から


這い上がれるのかとても不安です。
アメリカが持ち直さないと、日本の輸出は低迷し経済は立ち直れません。
その点、オバマ氏のほうが遥かに経済に通じていると感じます。
オバマ氏の方が世界経済にとって有益だと思います。
また、マケイン氏がもし病気になった時、
海外に1度も出た事のない副大統領のペイリンさんでは
世界がおかしくなります。
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最近の経過を見る限りにおいては、日本の政府とうまく関係をもてたのは


、共和党の大統領時代が多く、民主党だとあまりうまくゆかない。

とはいっても、1980年代「スーパー301条」が発動されて、「Tron」の自主
開発を断念したり、日本の自動車が燃やされたりしたのは共和党の時代、
ニクソンショックも共和党なので、背景にある米国国民の考え方などが充
分に理解されて、日米間での外交に反映されないと、現実的ではないので
はないか?
ただし、この数年の米国国民の感情としては、「反日」よりも「反中」で
「自動車産業」や「雇用問題」を考えると、「反日」にはならない。

もうあと2週間ほどで大統領選挙だと思うが、おそらく「オバマ」の圧勝で
米国初のアフリカ系アメリカ人大統領が誕生するという歴史的な日が訪れると思われる。

ベトナム戦争で惨敗した米国が、アフガン・イラクなどを含む今後の中東
情勢に現時点以上の良策を講じられるかどうかは、どちらかというと「マ
ケイン」よりは「オバマ」のほうが、うまくゆく可能性は高い。

中東問題に関しては、海上の給油活動が一年間延長されることで、日米両
国の関係の悪化は無いと思えるが、「オバマ」自身が「イラク」は終結し、
状況が悪化している「アフガン」の治安を重視した政策をすると明言して
いるので、日本が「アフガン」でどのような具体的な対応を取るかという
ことは、いわゆる「日米同盟」と「憲法解釈」の問題に対しての影響は大
きい。
しかしながら「マケイン」も「集団的自衛権」については、強硬な姿勢で
迫ってくる可能性は否定できない。
したがって、
どちらが大統領になっても日本としては、「北朝鮮の拉致問題」などの解
決と連携して、「解釈改憲」などが中東問題の早期解決と世界平和をうた
い文句に大きな議論の対象となるだろう。

「サブプライムローン」に関連する金融不安の解決は、どちらがやっても
基本的なシナリオは、先のG7などで欧米各国および途上国も含め了解済み
で、市場の先行き不安を取り除くための実体経済の回復が大統領が決まっ
た後に新たな策が打ち出せるかどうかということと、市場がどのように受
け取るかを、本年末から来年の年初にかけての動向を注視しないとなんと
もいえない。
現在まで米国がとってきた「グローバル資本主義経済」に「オバマ」は懐
疑的との記述もあるが、「ユダヤ」などによる大量の資金が「オバマ」に動
いたことで「クリントン」に圧勝できたという記述もあって今後も油断で
きない。
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>実際のところどうなのでしょうか?



 確かに、国防政策に関しては、民主党は中国寄りで、共和党は日本寄りって部分はあるかもしれません。

 しかし、経済政策では言えば対日要求は、そんなに変わらないと思いますよ。サブプライムローンでアメリカは失敗こきましたが、
アメリカの対外経済政策は、要は世界をウォールストリート化することですからね。それにより自国に富をもたらすと信じて疑わないのです。
 実際、日本の平成18年施行の会社法改正はアメリカの陰謀です。
 今後もアメリカの日本への経済政策への改革要求は変わらないでしょう。「年次改革要望書」でググルとよろしいです。

 あとは、よくわかりません。オバマやマケインの対日観とかが不明なので、どうなのかは不明です。
 ビル、クリントンは非常に対日感情はどうもよくなかった代わりに
中国や北朝鮮には好意的とまではいいませんが、無警戒だったようです。
 ですから、両氏がどういった対日政策をするのかは、一般教書演説を待ちたいとこですね。
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