現在築45年の一戸建て平屋一部二階(借家)に住んでいます。
かなり古い物件ですので、大家さんからは補修・改造は自由にしていいと
許可を貰っています。
この家は補修を繰り返してあるようで、南向きの屋根は素焼きの様な
光沢のない古い瓦(針金止めなし)、2階と北向きの屋根は光沢のある
瓦で針金止め、といった具合です。屋根にはベランダから簡単に上がれます。
昨年、1階の押入天井で雨漏りがあり、ベランダから屋根に上って調べた
ところ、南向きの方の屋根瓦がずれていました。
瓦を取り除いてみると、長年の雨で下の土が流れ出てスカスカになり、
近くの鉄道の振動などで瓦がずれてしまっているようでした。
取り敢えずインスタント漆喰を買ってきて土の代わりにしてみましたが、
屋根を調べてみるとズレのある部分より下の瓦の多くが同様にガタガタに
なってしまっています。
今のところはズレを直して対応していますが、土が抜けてしまっている
面積が意外と広く、漆喰ではかなりコストが掛かりそうです。
そこで、ホームセンターで「山土(赤)」と書かれた土が非常に割安で
売っていたため、一袋購入してみたのですが土というよりは砂に近く、
乾くとサラサラになり屋根板の隙間から簡単に落ちてしまいそうです。
普通、瓦を葺くときの土はどんなものを使うのでしょう?
専用のものは入手が難しそうなので、前述の砂のような土に何かつなぎに
なるものを混ぜればよいのでは?と考えています。
とにかくローコストで、ホームセンターで入手可能なものを考えています。
DIYは大好きなのと、補修面積が新聞3枚分程度ですので自分での修理を
考えています。
No.1
- 回答日時:
土と言うより「どろ」ですね。
昔は、田んぼの土に、すさを混ぜて、2ヶ月くらい放置して腐らせたものを、足で踏んで、練った土を、使いましたが、今は、どろコンと言って、かわ葺き用の土をミキサー車で、持ってきます。1番簡単なのが、今までの、かわら土は使えますので、はみ出たり、落ちたりしたかわら土に、水を混ぜて、もう一度練ると使えます。あとは、かわら屋さんなど、近所にあれば、バケツ1杯、分けてもらうかでしょうね。ホームセンターの多くの土は、園芸用ですので、使えません。しいて言えば、田んぼの土が近いです。(あまり粘土質が多すぎても駄目ですが。。)No.3
- 回答日時:
ホームセンターで「山土」と書かれていた土は、おそらく真砂土だと思います。
庭に入れる土でザラザラしています。
瓦を葺くときの土は、いわゆる粘性土の赤土です。
ホームセンターでは入手は困難かもしれません。
新聞3枚分程度であれば、釣具屋さんで売っている赤土がいいかもしれません。(経験はありませんが)
これに農家で藁をもらって刻み、水を加えて練って使います。
入手は困難かもしれませんが、ホームセンターを足がかりにすれば材料は調達できると思います。
No.4ベストアンサー
- 回答日時:
こんにちは。
<普通、瓦を葺くときの土はどんなものを使うのでしょう?>
私の地域の話ですが=
以前(40年以上前)は、赤土(関東ローム層)に粘土(赤土の更に下の層にあるもの)を混ぜたものを使って瓦は葺いて(本葺き)いました。
その後、瓦桟を使うような瓦の葺き方になり、現在に至っています。
現在までの途中には試行錯誤で、瓦桟がある場合でも上記の土を使い、瓦のぐらつきを抑えていました。その後、「なんばん」と言う高性能の瓦用の土(?)が使われるようになりますが、現在は、瓦そのものの精度が上がっている事と、1枚、1枚、ビス、或いは釘で止めるので、平瓦には粘土や土、なんばんは使われなくなりました。
蛇足ですが、棟瓦には、20年前ぐらいまで上記の土が使われていて、その後なんばんだけになり、平瓦がなんばんに変更された後も、棟に限って上記の土が或る一定期間使われていた訳です。
現在は、なんばんだけで棟は施工されます。
ご質問者さんの瓦屋根の土が上記で説明した状態のどの施工方法であるか分かりかねますが、説明から推測すれば、土を大量に使い、上から押し付けて、瓦のぐらつきをなくしながら葺いて行った施工方法と推測されます。
その場合、瓦を「そ~~っと」持ち上げると、瓦の形通りに土が全面にあるので分かります。
但し、瓦桟を使わない施工方法の場合、或る任意の瓦の本来の位置は、常に下の瓦が基準になって葺いてあるので、時間、年数が経過した屋根の場合、はぼ、確実に本来の位置とずれています。
そこらへんが非常に厄介ですが、全体として問題がなければ、良しとしましょう。
<ローコストで、ホームセンターで入手可能なものを考えています>
上記で説明した「土」の材料は多分ホームセンターに置いてあるかもしれません。
何軒も捜し歩く覚悟で、「関東ローム層の赤土」と「関東ローム層の更に下の層の粘土」を探してください。
多分、赤土はどこのホームセンターでも見つかると思います。名前は多分「赤玉」と言う名称で玉ころになっているものが販売されていると思います。
問題は、粘土ですが、根気よく探せばあると思います。土の中から掘り出した粘土であればとりあえず宜しいかと思います。
一番簡単な方法は、近所の瓦屋さんから「なんばん」を譲ってもらって、使うのが簡単で、完璧です。
以前答えたアドレスを(参考までに)載せておきます。
http://aol.okwave.jp/qa4312899.html
更に蛇足ですが、最初に説明した瓦に使う土に藁を混ぜて、或る一定期間(半年~1年)寝かせるのは、藁が腐った状態の土は非常に粘りが出るためで、基本的に壁に塗る土として利用しました。塗る直前にも更に藁を混ぜて壁土の「繋ぎ」としました。
ご検討を祈ります。
ご回答ありがとうございます。
詳細なご説明ありがとうございました。
ご指摘の通り、屋根板の上に土を盛って、瓦を上から敷いたようになっています。
瓦と屋根板の空間は5センチ以上ありそうです。
とても綺麗に仕上げたい訳ではないので、ズレなければOKです。
赤土をどう探すがですが、赤玉というものは見覚えがありますので入手出来そうです。
粘土の方は、地元が陶磁器産業が盛んですので探してみます。
No.5
- 回答日時:
土は屋根屋さんか左官屋さんで分けてもらうのがいいと思います。
沢山買っておいたほうが便利ですよ。
電話で聞いてみるのがいいと思います。
安いものだと思います。
瓦を乗せるときに少しずつコーキングを付けておくとずれにくくなると思います。
防水ではなくずれ止めですのでほんの少しでいいと思います。
ご回答ありがとうございます。
粘土から探して、無理そうでしたら屋根屋さんに相談することにします。
コーキングの方法はとても有効そうですので、余りのコーキング剤を
有効活用することができそうです。
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