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今さらながら昨年3月に関東の私鉄からPASMOというICカードが発売されたけど、プリペイドとして使える記名式・無記名式のPASMOを使う価値が未だに分かりません。
なぜなら使用開始当初からSuicaと相互利用(電子マネー含む)が可能であり、元からSuicaを持ってたらそれだけで事足りてしまうこと。また、SuicaならJR東海線やJR西日本線(電子マネーも今はOK)も利用可能だけどPASMOならJR東日本線しかJR線が使えないといった理由から私鉄が絡む定期券以外の目的でPASMOを所持するメリットがどうしても見い出せません。
定期券以外のPASMOを所持する必要性がどうしても分からないので教えてください。

A 回答 (5件)

地域によって、JRがまるで無い区間もあります。

そうした区間では、Suicaでは逆に不便であることもあります。

Suicaは、JR東日本、東京臨海高速、東京モノレールの3社で発行されます。しかし、それ以外の関東私鉄では発行できません。他の私鉄は、PASMOになります。

ここでまず大きな特徴を書いておきますね。

PASMOとSuica共通の利点
1.乗車券を買う必要が無く、タッチすれば関東一円のSuicaとPASMO取扱鉄道が乗り降りできる。
2.一部のタクシーの支払いも可能
3.駅ナカを含む加盟店での支払いに使用可能

共通の欠点
1.PASMO業者でSuicaに定期券データを載せたり、Suica業者でPASMOに定期データを載せたりできない。
2.乗り継ぎ定期券を載せると、同じカードを扱う会社であっても、最初に載せた方の鉄道会社でしか、継続定期の発行ができない。

無記名式の利点
1.家族や会社、友人同士などで使い回しができる。
2.定期データを載せると、記名式に変わる。

無記名式の欠点
1.紛失したカードが駅に届いても、個人情報が入っていないので、落とし主に戻せない。
2.紛失した時、駅に届けても、個人情報が入っていない、誰でも使えるカードなので、停止処理や再発行はできない。
3.定期データを載せる場合、無記名式には載せられない(定期券データを載せた時点で、記名式に変わってしまう。以降、無記名には戻せない)

記名式の利点
1.紛失した際に、紛失登録を駅にて行なうことで、翌日以降14日以内の再発行が可能。届け出た翌日以降、旧カードは使用不可能になる。
2.紛失したカードが見つかった際、個人データに入っている電話番号を頼りに、紛失者への連絡がされる。

記名式の注意点
1.記名人以外、使用できない。使用すると、各鉄道会社の規定に従い、不正乗車として扱われる。
2.券面が見えなくなった場合、そのまま使用すると不正乗車として扱われる(定期売り場や駅で、再印字処理を受ければ問題なく使える)。
3.定期券データを、簡単に載せられる(個人情報の登録が不要)。

記名式の欠点
1.紛失したり、障害が発生して再発行する際、使い終わっている(期間が終了している)定期券であっても、定期券の発行機関まで再発行に出向かないとならない(例えば、埼玉県内に住んでいる時に使っていた、使用可能期間を超えている定期データが入ったままのPASMOを、千葉県内に引っ越したあと紛失して最寄り駅に申し出た場合、最寄り駅で紛失再発行登録は可能だが、再発行は定期券を発行した埼玉県内に住んでいた時の鉄道会社の駅まで行かなければ再発行できない。転居時に旧最寄り駅なり定期売り場で、定期データの消去をしておけば、こうした問題は起きない)。

こうした利点欠点を頭に入れて使う必要はあります。

元からSuicaを持っていても、JRを使わない定期をIC化するには、PASMOを買う必要があれいます。定期データは、発行する鉄道会社の取扱をしているIC媒体にしか、書き込めません。

例えば、所沢に住んでいるSuicaを既に持っている人が、所沢-東久留米(西武線、PASMO業者)の定期を買うとすると、Suicaを持っていてもこれに書き込めないので、磁気式定期券を買うか新たにPASMOを買うしか無くなります。

また、この人が所沢-日暮里(池袋乗換)を買う時は、西武線内で買えばやはりPASMOを買うか磁気式を買うしかありません。Suicaに載せるには、JRの駅で買う必要が生じます。

どちらのカードを使うかは、住んでいる所、行動範囲、使い方によって決まるものだと思います。

ちなみに、私は両方の媒体を持っています。しかし、現在は定期券区間が私鉄のみなのでPASMOを使用し、Suicaは既に数年、使用していません。
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PASMOは利用者の利便性を考えて、最初からSuicaとの相互利用という道を選んでますので、どうしても先発のSuicaにはかないません。

しかも、SuicaはモバイルだとかJR東海・西日本エリアでの使用とかどんどん手を広げていますので、どんどん不利になっていくばかりではあります。
そんな中で、ほぼ唯一Suicaとの差を出せるのが、各社のクレジットカードとのひもづけです。JR東日本ではひもづけ対象がViewカードとなっていますが、民鉄各社はそれぞれ系列の流通部門等のカードとひもづけを行っているので、オートチャージで貯められるポイントを普段のお買いものに利用できるなどの付加価値がJR東日本とは違ったものになっています。
言い換えれば、PASMOを普及させるにはそれくらいの差しかないので、各社ともクレジットカードとのひもづけや、そこに発生させる付加サービスに力を入れています。
http://pasmo.chu.jp/point_pasmo.html
また、乗車や電子マネーとは違った使い方で差をつけている例もあります。
http://www.tokyu-security.co.jp/bs/kids/school.h …
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No.3です。



書き忘れを追記しておきます。

チャージした金銭で乗り降りするだけであれば、紛失時のことを考えて記名式(Suicaの場合はマイSuicaと言います)にするか、無記名にするかの見考えればよく、既にSuicaをお持ちならNo2さんではないですが、改めてPASMOを買う必要性はありません。

無記名式をお持ちでマイSuicaにされたいなら、JR東日本の駅で処理すれば良いだけですから。

そういう意味でなら、No.2さんの書かれたとおりです。ただし、定期券を載せるとなるとまるで話が変わります。この点をNo.2さんは気づかれていないか、お知りでないか、単純にチャージ金で利用されたことしかない方だと推察致します。

ただし、前のに書いたとおり、定期券を入れるとなると話が変わってきます。

定期券データの登録は、

発行会社線内の定期券-> 定期券発行会社が発行しているICカード式乗車券にのみ、登録可能
             Suica取扱業者ならSuicaにのみ、PASMO業者なら
             PASMOにのみ、定期データが入れられる。

他社線までの乗り継ぎ定期券->
  (1) PASMO取扱業者同士
     この時はPASMOにのみ登録が可能です。

  (2) PASMO業者とSuica業者間乗り継ぎ
     PASMO業者で買うとPASMO、Suica業者で買うとSuicaに
     載せられます。従って、Suicaをお持ちなら、Suica取扱業者の
     定期券売り場で買えば新たにカードが増えません。

  (3) 3社以上乗り継ぎの定期券で1社が異なる時
     これが一番やっかいです。大前提は、中間に入った業者が発行するICカード式乗車券に、
     定期データが載せられないと言うことです。
     例えば、A社、B社、C社がPASMO業者で、D社がSuica業者で
     あるとして書き込みます。

     A社の路線内で乗り、B社、C社を経由してD社の降車する場
     合、A社の売り場で買えば、PASMOに、D社の売り場で買えば、Suicaになります。

     しかし、A社の駅で乗って、B社、D社と乗り継いでC社で降車する場合、D社が中間に入ってしまうので、
     定期券は乗る路線の発売所か最終的に降りる駅の発売所で買うことになるので、
     Suicaに載せることができなくなります。A社で買っても、C社で買っても、
     媒体はPASMOになります。

そして先ほども書いたように、一旦定期を載せてしまうと、再発行が生じた際は、乗っている定期券の発行会社でしか再発行できないことが、ある意味で最も大きな欠点となります。

また、継続定期券購入も、買った会社でのみになります。

まあ、期間を経過後に、新規で買うことは可能です。

あるいは、もったいない話しですが、残期間を放棄するのであれば、発行ができます。これは、先例で言うならA社で購入したB社とD社を経由してC社まで通う11月30日までの定期券を持っている人が、11月28日にC社の売り場に申し出た場合(媒体は同じPASMOですが、発行会社が異なるので継続で発行できません)、申し出たその日の帰りの乗車から30日の分まで(期間満了日まで)の乗車する権利を放棄することを認めると申し出た場合、定期券データを申し出を受けた発行会社と別会社の機械で消去し、新たに購入申し込みの定期券を発行して載せるというものです。

この時は新規の定期券となって継続扱いではないので、12月1日からとして申し込むと、その日の帰りから30日までは利用できず、切符の購入、またはそのICカード式乗車券に」チャージされた金額を利用して乗車することになります。無論、当日以降を放棄して、当日からの定期を買えばあとは何時も通り使えますが、新定期の期間終了日がその分早くなると言うことです。

金銭的には最後の数日であれば、既に支払い頂いた金額分の乗車は終了し、割引分の乗車期間に入っているので、計算上の割引率が下がってしまうことになるだけですが、もったいないとは言えますよね。

最後に、私はPASMO取扱業者の鉄道従事員です。
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もともとSuicaを持っているのなら、新しくPASMOを持つ必要は全くありません。

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生活基盤が私鉄沿線でJRにあまりに乗らないのであれば


最寄の駅でIC乗車券を買う=PASMOを買う
になると思いますが
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