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ギターの技術はどうやって見分ければいいのでしょうか?
単純に早弾きも1つの判断基準になるかもしれませんが、それだけではなんだか違いそうな気がします。
ギターに関してはちょっとコードで弾ける程度の素人レベルですが、どうぞおしえてください。

A 回答 (8件)

 演奏技術のみを切り出して考えるのであれば、いかに丁寧に音を出せているかが技術の良し悪しを見分けるポイントになると思います。

どんなに弾いているフレーズが速くても、雑では上手いとは思えません。
 また、ごく基本的なところをどれだけ守れるか、という点も、上手さの基準になると思います。 ミュートやピッキング、ベンドなどの音程、音の強弱など、基本的な部分をいかにきっちりとこなせているかも、ポイントになるでしょう。
 それと、リズムに対するアプローチの正確さも、大きな判断材料だと思います。 いくら速くても、リズムに合わなければ下手だといえるでしょう。 私見ですが、ギターもリズム楽器で、当然リズムに対する正確さも非常に重要な要素になると思います。

 また、抽象的なところになりますが、演奏者として、意図している音を思うように出せているかどうかも、技術の良し悪しを表すと思います。 音程の他、音質・音量など出る音の性質も含めて、思った通りの音を作れるかどうかも、一つの基準になるでしょう。(これは演奏者自身が、自己判断をする場合の話ですね)

 もっと包括的に考えるのであれば、精神論的になりますが、曲全体の中でギターに求められている役割をしっかりとこなせているかどうか、また、その上で曲に対して、そのギタリストしかできないことをいかに積み上げていけるかが、上手い下手の基準になることもあると思います。
 バッキング(リズムギター)が上手くできない人は、ソロをバリバリに弾けたとしても、技術的に問題があるギタリストだと思います。 また、曲全体や曲調をかえりみもしないで、ただ技術をひけらかすだけの人は、良いギタリストではないでしょう。
 曲全体を見通して、ギターの居場所を適切に見つけ出して確保し、さらに上手に曲を盛り立てることも、技術として重要だと思います。

 いろいろと挙げてみましたが、音楽の場合、絶対的な基準を持ち込むことができない部分も多いので、何が上手くて何が下手なのかを判断するのは容易ではないでしょう。 どうしても、抽象的な話になってしまうと思います。
 ここで挙げたものも一つの基準になりうるというだけで、これらを常に引き合いに出せるとは言い切れませんし、これ以外にも判断基準になる要素は沢山あるでしょう。 どうしても、便宜的にいろいろな基準を持って判断するようなことになり、その基準も多岐にわたるので、一概に上手い下手を分別することはかなり困難だと思います。

 ただ、最終的には、どんな音楽をやっているにしても、その演奏を心地よいと思えるかどうかだと思います。 心地よい、面白いと思える演奏であれば、良い演奏といえるでしょう。 それができるているかどうかが、最終的には演奏技術の良し悪しの基準になると思います。
 この面では、センスや嗜好の違いで良し悪しの判断が分かれるところですね。 この部分は、人が意見したとしても、自分の判断を最も尊重して良いと思います。


 最後に少々蛇足ですが、表現力は技術の次に来るものだと思います。 もちろん、音楽を演奏する以上、表現力は絶対に欠かすことのできない、尊重するべき要素です。 しかし、表現力を広げるには、技術的な裏打ちを必要とすることも事実でしょう。 楽器が扱い切れなければ、その楽器での表現などできません。
 表現力と演奏技術は、対立するものではありません。 技術を追求するあまり表現力に目が行かないのは問題だと思いますが、表現力ばかりを見て技術に背を向けるのも同じように問題だと思います。 両方のバランスを上手に取れているかどうかが、重要でしょう。

 参考になれば幸いです。 長々と失礼しました。
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 #4です。

再度失礼します。
 後の方の回答を読んで、前回のアドバイスでは、私が意図したことが十分に伝わらない可能性があるように思えたので、少々蛇足ながら…

 ギターの技術の良し悪しは、その演奏を楽しく、あるいは面白く聴けるかどうかが、最終的な判断材料になるという考えは、先に述べた通りです。 人によって基準が違ってきますから、自分が良いと思える人は、上手いと考えて良いと思います。 前回は内容が長すぎて、少々話が見えにくいかもしれませんので、改めて。

 それで、誤解されたくない点についてですが… 技術と表現力についての話です。 私には、技術至上を主張する意図はまったくないのですが、誤解されているかもしれないので。
 私は技術と表現力が対立しているとは思いません。 むしろ相互関係にあるものでしょう。 技術に優れ、表現力があることがもっとも理想的です。 先にも書きましたが、技術と表現力のバランスが大切だと思います。
 ただ、どんな楽器でも、演奏者は楽器から表現力を引き出すために、演奏技術を高めるような練習を積み重ねるものだと思います。 技術を高める練習なしに、表現力を発揮するのはほぼ無理でしょう。 そういう意味で、「表現力は技術の次に来るもの」と表現させていただきました。
 楽器での表現力というものは、やはり演奏技術に裏打ちされるものだと、個人的には思うのです。 表現力がある人は、表現力を発揮するために必要な技術をしっかりと身につけています。 私は、技術先行で表現力に欠くと評価される例は沢山知っていますが、演奏技術が不十分なのに"ギターでの表現力"があるギタリストはみたことがありません。 音に表現力があるギタリストは皆、演奏技術もしっかりしています。
 例えば、コードしか弾かないが、ギターの表現力が豊かな人は、コードで表現をする演奏技術を、練習によってしっかりと身につけているということです。 それを、速弾きなどの派手な演奏をしないから技術がないと見るのは失礼だと思いますし、私はそういう見方はしていません。 逆に、派手なテクニックを多用した演奏にも、音の表現力にあふれた名演奏は少なくないでしょう。 手先の技術だけでは、包括的な上手い下手を判断しきれない部分もある、ということです。
 なお、人によっては、ギターの音以外の部分(言動・スタイル・歌など)でも、表現力を発揮する例もあるかもしれません。 その場合は、その人の全体像としての表現力は旺盛でしょう。 しかしそれは、"ギターでの表現力"に長けているかどうかとは、分けて考える必要があると思います。

 まあ、このあたりは、技術というものの基準がいかに抽象的で、人によって捉え方が分かれるかを、端的に示しているということにもなるのでしょうね(^_^;)。
 決して議論するつもりではなく、あくまでも個人的見解の確認です。 反論という訳でもありません(結論はほぼ同じですから)ので、その点はご理解いただきたく思います。
 たびたび失礼しました。
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早弾きも高度な技術ですけど最終的には『聞いた人がグッとくる』ようなギターが上手いんじゃないですか?


いろんなCD聞いてたら1度は必ず出てきますよ♪
何かしょーもない回答ですみません(笑)
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難しい質問ですよね。


やはり他の方が言われているように、1つ1つの音を正確に、その人が意図したとおりにきちんと、気持ちも表現出来ているかどうかじゃないでしょうか。
ただそうは言っても、それってとても抽象的ですよね。
だいたい上手い下手は人が決める事ですし、スタイル、音の好みによっても違ってくると思います。
まぁ、個人的な好みの範囲でお話させてもらうと、例えば人によっては語弊もあるかと思いますが、ギターの神様なんていわれているエリック・クラプトンなんかは私に言わせれば、テクニック的には今時全然たいした事ないと思うのですよ(もちろんギタリストとして平均以上のレベルである事は間違いないが)。しかし、じゃぁ彼のギターのどこが凄いのっていったら、音楽の中にものすごく自然に溶け込んでいるんですよね。
他のアーチストの曲に彼が参加した曲ばかり集めた「イン・ザ・ブルース・ウイズEC」って言うアルバムを聞いてみると本当マジでいい仕事していて上手いなぁとと感じますよ。

私の考えは下の方とは反対で、音楽は表現力の次に技術が来るものだと思います。ある程度の技術は必要でしょうが「音楽」って言う以上、楽しくなければ音楽じゃないですからね。いかにその音楽に溶け込むかって言うのが大事なんじゃないでしょうか。
表現力がない人がいくらテクニックを持っていても、それは上手いとはいえないと思います。
コードしか弾けなくたって上手いと言える人は沢山いますよ。

クラシックをやるのならともかく、ロックやブルースをやるんだったらやっぱりガツーンと表現力=上手いでしょう。

貴方がその人の音楽を聴いて感銘するのであればその人は上手いんですよ。
テクニックばかり追っかる頭でっかちにならないように「自分の音楽」を見つけてくださいね。
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私が上手いかどうかを見分ける方法は「どんな音を出しているか」です。


非常に抽象的な表現でわかりにくいと思いますが・・・
極端に言うと、5秒ぐらい聴いただけでわかるものです。
以前、上手いと評判のベーシストのライブを見に行ったとき、チューニングで出している音を聴いて凄いと
と思ったことがありました(一緒に行った友人も同意見)。
良い機材を使っているからということではなく、人が持っている音だと思います。
抽象的な表現でわかりにくいと思いますが、私の見分け方です。
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表現力というか、独自の音ではないでしょうか?


プロは自分の音色をもってますよね。

ソロは独創性の必要なものですよね。それで芸術性を見ることもできるでしょう。
カッティングが上手いのも目立たないですがかっこいいですよね。

ギターのCDでAさんのアルバムがあるとします。Aさんは著名なソロリストです。その中でたんたんとカッティングしてる人でBさんがいます。
実はソロを弾いていないBさんもすごい場合もありますよね。
ギターのアルバムなどはその辺の楽しみもありますね。
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ギターにかぎらずリードを取る楽器は、No.1の方のいうとおり表現力がうまさだとおもいます。

例えるなら小説等の朗読ににているかと・・速弾きも表現するための一つの技術にしかすぎません。たくさんの技術を身につけて、表現するのに必要な時にだけ引っ張り出すのが、本当の使い方だとおもいます。うまい人のプレイは、音のひとつひとつに説得力があり心が魅かれるものです。
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こんにちは その昔ちょっとだけギターをかじっていた者です。


単純に「技術」というなら「正確」に弾けるかどうかでしょう。
正確なチューニング、正確なリズム、正確なフィンガリング、正確なピッキング…
これらの「正確さ」があって初めて早弾きがあると思います。
でも早く弾ければ上手いかといえば必ずしもそうとは思いません。
音楽って演奏者の感情が前面に出る自己表現ですよね。いくら早弾きしても感情のない音楽ってただの音の集まりにしか私は思えないのですが…
だから私は技術うんぬんより表現力だと思いますがいかがですか。
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