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例えば形容詞「痛い」を名詞化すると「痛み」、「痛さ」になると思いますが、これらはどのように使い分けるのでしょうか。

A 回答 (4件)

こんにちは。



> 結局どういう違いがあるのかよく分かりませんね。

一応大辞林では、「- み」は「- さ」に比べ主観的・感覚的にとらえるとい説明してはいますけれど・・・

【- み】(接尾) Yahoo!辞書
http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=%E3%8 …

たとえば「悲しみ / 悲しさ」だと、
・ 「悲しみがこみ上げる」‥(主観的)
・ 「悲しさが漂う」‥(客観的)

一応なるほどとは思いますが、これが「深み / 深さ」のように感情を表す形容詞以外になるとその説明は成り立たないようです。
確かな違いがあるとすれば、「- み」は「深み、高み、繁み」など場所を表すこともあるが、「- さ」にはこのような用法はないということぐらいで、他にすべての名詞化された形容詞に共通の法則みたいなものはなさそうな感じです(あれば辞書に書かれているでしょう)。
したがって使い分けについては、個々の語ごとの慣用によるしかないと思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

> 「- み」は「深み、高み、繁み」など場所を表すこともあるが、「- さ」にはこのような用法はないということぐらいで、

確かに、「深みにはまる」とは言っても、「深さにはまる」とは言わないですね。

お礼日時:2008/11/23 09:43

名詞の定型としては「痛み」。


「痛さ」は「痛い」という形容詞の語幹に接尾語「さ」がついて名詞化したもの。
ちなみに、接尾語「さ」は、性質・状態、またその程度などを表します。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

広辞苑によると、

「さ」:形容詞の語幹(、等)について、その程度、状態を表す名詞を作る。大きさ、重さ、嬉しさ、...
「み」:形容詞の語幹につき、これを名詞化する。...(イ)程度、状態を表す。甘み、黒み、ありがたみ

結局どういう違いがあるのかよく分かりませんね。

お礼日時:2008/11/21 18:17

 NO1の方のお答えで正解だと思いますよ。


 甘みは甘味であって、甘い味の意味です。同様のものは、「辛味」「苦味」「渋味」「旨味」などがあります。形容詞「甘い」の語幹に「み」という接尾語が付いたわけではありません。
 「痛み」は、「痛む」という五段活用の動詞の連用形が名詞に転成したもので、「走る」が「走り」という名詞に、「越える」が「(山)越え」という名詞になるのと同じだと考えて良いでしょう。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

「み」は「味」から来ているのかも知れませんが、味(あじ)の場合以外にも使いますよね。「ありがたみ」とか

お礼日時:2008/11/23 09:04

文法的には、


 「痛い」→「痛さ」(形容詞の名詞化)
 「痛む」→「痛み」(動詞の名詞化)
ではないでしょうか。

意味・使い分けとしては、それぞれ主としては
 「痛さ」:痛いという状態の程度を指す場合
 「痛み」:痛む状態(そのもの)を指す場合
となるように思います。
(「激しい痛み」はややこしいですが・・・
 このとき「状態の程度」を指しているのは
 「激しい」であって、「痛み」という語は
 上のとおり「痛む状態」を示しているのに
 変わりはない・・・のではないかと(汗))
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

> 「痛む」→「痛み」(動詞の名詞化)

ですか。「歩む」->「歩み」の例もありますからそうかもしれませんね。
しかし、「甘い」->「甘み」、「甘さ」の例もありますので難しいですね。

「程度を指す」のと「そのものを指す」の差というのはなるほどと思います。

お礼日時:2008/11/20 16:59

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