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日本って無痛分娩を選択しにくい風潮があるんでしょうか?

昨日、X(旧Twitter)で『無痛分娩』がトレンド入りしていました。
どうやら「主治医が見つかる診療所」という番組で無痛分娩について放送されていて、そこから自然vs無痛論争が巻き起こったみたいです。目立った投稿はやはり下記の3つでした。

①自然分娩をした女性が自分自身の体験を武勇伝のように語る
②無痛分娩をした女性の自分自身の経験談
③「自然分娩の方が親になる覚悟が生まれるし、必要な痛みだから麻酔を使うべきではない」となぜか男性が言う

③はあまりにも馬鹿馬鹿しすぎてスルーできるのですが、気になったのが②です。②の人は必ず「1人目が自然分娩だったから~」と枕詞をつけていました。これは「1人目自然分娩で産んだから2人目は麻酔使っても許されるよね?」という気持ちからだと思います。無痛分娩は経産婦にしか適用しないという病院も少なくないですよね。これは「みんな一度は自然分娩の痛みを経験しましょう」ってことだと思います。


……おかしくないですか?無痛を選んだら甘えなんですか?YouTube等に上がってる出産動画を見ていると経験したことなくてもとんでもない痛みであることは容易にわかります。その痛みを10万円ほどで完全にとはいかなくても軽減できるのなら堂々と選ぶべきですし、10万なんて安いと思います。日本に住んでいる限り、無痛分娩を選択することは悪で甘えて見なされるのでしょうか?

「旦那に反対されたから無痛にできず自然分娩にした」という投稿もちらほらありましたが、最終決定権が旦那にあるのもおかしいですよね。なぜ世の女性はこんな理不尽なことに納得してしまうのか不思議でたまりません。

質問者からの補足コメント

  • 回答者の性別が気になるところではありますね………。男性だとあまり説得力無いですし(^_^;)

      補足日時:2023/08/22 15:40

A 回答 (10件)

無痛分娩でいいと思いますよ。


痛みなど感じて産まなくてもずっとお腹にいましたしね。
ですが、無痛分娩中の医療事故で亡くなられた方がいたり..。
自分の体、自分の出産。
他人がとやかく言うことではないかなと。
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既婚男性です。

子供3人います。妻はすべて自然分娩で産んでいますが、私は帰国子女で、欧米の無痛分娩の文化も知っているので、自然分娩がよいなどの話はしたことがないし、無痛分娩でも全く構わない、という立場です。

>日本って無痛分娩を選択しにくい風潮があるんでしょうか?

間違いなくありますね。少なくとも質問者様が指摘するように「一度は自然分娩でお産の痛みを経験しよう」という認識が間違いなくあります。

で、なんでそういうことがあるのか?といえば、それは「女性が家庭内で決定権をもちつつ、夫の扶養を受けられるための試練」とされているからです。
わかりやすく言えば「専業主婦になるための通過儀礼、母親としての権利を得るための試練」なのだと私は推測しています。

説明しやすい方から解説すると、日本は世界的に見て確実に「子供に対する母親の権利意識が強い国」という点が挙げられます。

 最近、某元卓球選手の国際離婚問題がニュースになりましたが、日本では「母親が子供を守るのが当然=子供を連れ去って自分の元に置く権利が母親にある」と認識されている、といえます。

これは2000年代から特に欧米各国が問題視してきたもので、国際結婚したカップルが離婚する時、子供を連れて母親の母国に帰ってしまうケースが多数あり、特に日本人妻はその傾向が強かった、という非難が為されています。
 
その結果、日本は欧米に批判に答える形で「ハーグ条約(国際的な子の奪取の民事上の側面に関する条約)」に批准することになり、その結果、先ほどのニュースや共同親権への法改正が議論されるようになっています。

この点を踏まえると、日本では「お腹を痛めた子のほうがカワイイ」というような価値観がありますので、傾向として「出産は母親としての権利を得るための試練」という考え方が強いといえます。

また、専業主婦の件は少し話が複雑になります。
分かりやすい部分から説明すると「共働きが主流な欧米では、出産は特別な行為とはみなされていない」という認識です。

たとえば欧米のほとんどの国では、出産は日帰りです。無痛分娩は麻酔を伴うので、病院とスケジュールを打ち合わせて計画出産し、女性の体の負担が小さい(とされている)ので、女性が一人で入院・出産してその日に車を運転して帰る、というものが非常に多いです。(初産でも入院は1日が限度)
 また、アメリカは政府による産休制度が無いので、出産翌日から働く、という人もいます。

これに比べると日本は、通常4日から5日程度入院し、いわゆる産後の肥立ちのケアや、新生児の取り扱いについて細かく指導を受けることも多いです。
 この点について「女だけでパートナーである男性が指導を受けない」という問題点はあるものの《自然分娩なので時間をかけた産後ケアを受ける》とのも間違いない所なのです。
 ちなみに、日本では無痛分娩でもほぼ同じ4日程度の産後ケア入院をするのが一般的です。

また、この「教えて!goo」の家計の質問に非常に多いのが「今は共働きで家計費を平等に分担しているが、子供が生まれたら私が働けなくなる。その際、夫が私を扶養するように、費用負担を変えたいがどうやったらいいかわからない」という質問です。

これ、欧米の家計管理ではほぼ起きない現象です。
なぜなら、欧米の女性は出産しても自分の家計費は自分で出すのが普通だからです。もちろん子供の養育費は夫と分担しますが《妻の生活費は自分で稼ぐのが当たり前》なのです。

無痛分娩とは、仕事に穴を開けない、より早く仕事に戻れる(アメリカなんかは本当に翌日から働いたりする)という前提条件が、普及を後押しした、ともいえるのです。

だから共働き率が高く、さらに女性のパート率が低い(または男女のパート率がほぼ同数)の北欧は無痛分娩の普及率が高く、女性のパート率が高いドイツでは無痛分娩が欧米の中では割と低い、という関係性が見て取れます。

また、欧米の場合、そもそも家計管理は男性が担う世帯が8割で、この点においても日本のように「妻が夫の給料まで管理して小遣いしか渡さない」とか「夫を躾ける」という《妻の権利の強さ》は存在しません。
(女性解放まで欧米女性は財産権・契約権・相続権などがなく、子供同様に夫の庇護の下で生活するものだったので、欧米女性の権利は非常に低かった)

そもそも、欧米ではお金に余裕があれば家政婦やシッターをすぐに雇うわけで、これは「家事・育児は誰にやらせてもよい(妻がやるという前提ではない)」という認識が強いからです(女性解放前、家事・育児を含めた家庭運営は夫の責任で、金持ち男性は妻に家事・育児をさせないことが愛情でした)

これらを踏まえた時、日本は
《女性は子育てをするのが優先業務》
そのために《夫は子育て中の妻を養育する義務がある》
また《家庭における権力者は妻(母親)であって、夫は家庭内では従属的立場である》
というような非常に独特な習慣があります。

つまり「妻が家庭内では夫よりも偉く、夫は給料を全額差し出したうえで、家事・育児について妻の指示に従う」という日本の習慣があり、これを正当化するためには「妻は夫よりも偉業を為している」という事実が必要になると考えられていたのです。

 それが「最低一人は自然分娩で産み、出産の苦しみを得て、夫に子供を与えること」という条件になっていると私は考えています。

だからこそ、ご質問文の③のように「夫が自然分娩を要求する(偉業を果たしたら、夫は妻に従う)」ということが批判無しで正当化されるうるし、姑や周囲の女性も「お腹を痛めた子供のほうが絆が生まれる」というような精神論を語るのです。
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No.4 再回答 女性です



>痛みがなくても自分の子だという実感は普通にわくと思いますけど……。

はい、そのとおりです。
妊娠し、生まれてきて育てて愛情も一緒に育つものです。

でも、日本では痛い思いをした方がより愛情が大きいという神話がいまだ生きているようです。

痛い思いをして産んだ母性愛の方が父性愛より強い、というアドバンテージを取れるからかもしれません。
まあ、言ってる本人(母親)は意識して言ってるわけではないでしょうけど。
痛みから絶大な大きな愛情がわくなら、産んだのにその後、子を虐待する母親がいることを説明できません。

とにかく、日本ではまだ神話の中にいる人も多く、それを喜びという人も多いということです。
ちょっと自虐っぽいというのは言いすぎですが、デリケートな部分のあるので、あまり詳細には語れないところもあります。
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違いがわからないんだ。

アホやね。
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登録し直して同じ様な質問を繰り返していますね!


マルチ投稿なので通報しておきます。

たった10万円で済むわけ無いでしょう!
どこかの病院の回し者ですか?

こちらの番組を観てから無痛分娩を語りなさい。
参考URL(NHK 無痛分娩 休止します)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230710/k10014 …
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しかしそれって単にアナタの感想ですよね。


個人的な感想を投稿してる時点でアナタもX(旧ばかッター)ユーザーと同じ穴のムジナである事を何故に気が付けないのでしょうか。
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1つには、麻酔の危険性への恐れがあるでしょう。


もう1つは質問に書いてある、「痛みに耐えて出産することで愛情がわく」説が根強いことです。

実際出産後の産婦が、「痛みがスーッと消えて赤ちゃんを見た時、自分の子だという実感に涙が止まらなかった」といった話をします。
傷みがなかった場合には感動しないかどうかは確認しようがないですが。

とくに出産の経験者である母親や義母が「自分は痛みに耐えて出産した」みたいな話をしていると、妊婦は無痛分娩を選びにくくなります。
夫への「こんなに苦労した」というアピール度も低くくなりそうですし。
夫が反対するのは、自分の母親の影響が大きいのではないかと思います。

日本で無痛分娩が普及しないのは、日本特有の同調圧力、苦労に耐えるのがエライという体育会的発想が根強いからでしょう。
産む本人自身の意志より、周囲の圧力の影響が大きいのです。

麻酔医が少なくて実施できる病医院が少ないことの影響もあります。
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この回答へのお礼

痛みがなくても自分の子だという実感は普通にわくと思いますけど……。それを言うなら男性って絶対にわかないですよね?

お礼日時:2023/08/22 15:41

別にいいと思いますよ。

そういう頭の悪い子が増える方が医療業界は儲かりますから
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無痛分娩が母子ともに安全だと確立していないからです


陣痛で正気を失っている妊婦の命と胎児の命の二者選択を迫られるのが配偶者だからです
どちらかしか助けられない時はどちらを助けますか
また無痛分娩とは痛みがゼロというわけではなくて
ぎりぎりまで陣痛の痛みがあります
最後にいきって出す瞬間の痛みを和らげる(ぼーっとさせる)ものです
そのまま眠ってしまうと死んでしまいます
自然分娩なら早く元の体に戻り後遺症などありませんが母子ともに後遺症などのリスクがとても大きいのです
日本の平均寿命が高いのは乳児の死亡率が低いというのも一役買っているからです
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夫婦のことに他人は立ち入れないよね。

あなたが無痛分娩を選ぶならそれだけでいい話なだけで、他人を批判する①②③をあげるのは滑稽すぎる。それぞれにそれぞれの考えがあるだけで、ウチは痛みに対して恐れがなかったのと、医療系でもあるためやはり母体に薬を入れたくなかったせいもある。妊娠のときは風邪薬も飲まなかったしね。つまりリスクをゼロにしたい考え方ね。それだけ。偉いとか思うなんて今初めて知ったわ。
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この回答へのお礼

貴方 前に妻には自然分娩させて、自分の子供に腕が必要になったら自分の腕を差し出すために麻酔するっていう滑稽な回答してきましたよね(笑)なかなかの爆笑回答でしたよ。

お礼日時:2023/08/22 15:15

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