河合隼雄さんと秋山さと子さん。
ふと思いついたことなのですが、なんだか気になるので、もしご存知の方は教えて下さい。
お二方の著書を数冊読んで思ったのですが、お二人とも同時期にチューリッヒのユング研究所に在籍されていたことがありますよね?
当時は日本人のユング研究者は数が少なかったと思いますし、ひょっとしたらこのお二人だけだったという可能性もあるかな、と想像します。
以来お二人とも著作を多く書かれ、その中にはファンタジーという共通項もあると思います。そこで、
1、顔見知り同士だったでしょうか?
2、対談・お互いのことに触れた文章などありますか?
ということについてもしご存知の方は教えてください。知り合いだったからどう、ということはないので……「知り合いだとしたらお互いをどう見ていたのかな?」と思ったものですから。
更に二つ目の質問として、秋山さと子さんは日本のユング心理学関係者としては、どんな位置にいる方だと思われますか?
わたしは本を読んで面白いと思うのですが、少々心許なさを感じたりするもので。
一概には言えないことだとも思いますので、ご感想などでもけっこうです。
お時間のある時に答えていただければ嬉しいです。よろしくお願いしますm(__)m。
回答(3件)
- 最新から表示
- |
- 回答順に表示
- |
- ベストアンサーのみ表示
もうひとりというのは、目幸黙僊(みゆきもくせん)先生のことだと思います。
秋山さと子さんは、最初は、秋山達子(さとこ)という名前だったのですが、同名の人がいるので途中から仮名書きになっています。1923年、東京生まれで、19歳の時、結婚し、28歳で離婚。その後、歌手、デザイナー、マスコミなどの仕事を経て、35歳で大学入学。その後、スイスへ留学しますが、資格取得までは行きませんでした。彼女は、婦人運動の市川房枝と一緒に婦人参政権運動をした友人の息女です。
そんなわけで、臨床家と言うよりは、ユングの考え方を広めることに貢献したものの、学問上は、「ヨブへの答え」ルガール社版のあとがきで誤った解説をするなど、貢献は少なかったのです。
この回答へのお礼
ああ、この方、この質問をするきっかけになった「ユング心理学と仏教」に出てきます。面白い経歴の方ですね。
ご回答ありがとうございました。
No.2ベストアンサー20pt
一つ目の質問
秋山さと子さんの『チューリッヒ夢日記』(筑摩書房1985年)という本に、
詳しく載っております。また秋山さんを知る上で重要な本だと思うので、
古本屋なり図書館なりで探してぜひ読んでください。
その本によりますと、顔見知り同士どころか、河合先生の分析を受けているのです。河合先生が留学を終え、日本に帰ることになったため、ほんの数ヶ月ですが…これも重要な事だと思います。
河合先生が秋山さんに触れた文は、秋山さんが亡くなられた11年前に追悼文を読んだ気がするのですが、記憶が定かではありません。
二つ目の質問
単なる読者としての、感想です。
秋山さんは経歴が特殊だし、how-to本も沢山書かれているので
日本の関係者の間では異端では無かったのかと想像します。それが読者としては惹かれますが…
この回答へのお礼
これは主な著書のうちの一つですよね。まだ読んでませんでした。直接関わりがあったと知って、なんかすっきりしました。(だからどうだというわけではないのですが)
むむ、やっぱり辺縁部の方ですか……。
個人的には「女性の生き方」的な本一般は苦手だったりします(^_^;)。「聖なる男女」は面白くて好きでした。
ご回答ありがとうございました。
No.1ベストアンサー10pt
お二人以外にもまだいたようです。当時河合さんぐらいがまともに心理学を学ぶ事を目的として留学してきた日本人で、秋山さんの方は仏教が本来専門だったらしく、その延長でユングを学ぶことになったらしいのです。それでそのほかの日本人の方たちですが、樋口和彦さんというおそらく神学のほうからこられた方がおられました。この方は河野博臣さんというお医者さんの心の治療をされていて、それからは、その河野さんはユング派の解釈を取り入れた治療法で末期ガン患者の心のケアに当たられている方なのだそうです。たまたま河合さんが日本人初の正式資格を取得して帰国されたので、あまり目立ってはおりませんが、ちゃんとした資格者だと思われます。それで私の漠然とした記憶だともうひとかたおられるのですが、残念ですがなかなか名前が出てきません。その人はたしか禅仏教の坊さんで、アメリカで開業されている方だと思いました。
それで気になるのは河合・秋山の仲が良いかということですが、それがどうも良く分からないのです。私もいろいろ読んでるのですが一対一の対談には出くわすチャンスに恵まれてません。しかし一度だけ日本人を論じる会合で、二人が同席しているのを記載した記録を古本屋で立ち読みした記憶があります。またまた残念なことにタイトルは忘れましたけれど。この本での印象では、他のコメンテーターの人たちは「日本人は・・・」だなどと非常によくしゃべるのに、秋山さんだけは二回か三回だけしか発言してませんでした。ひょっとして対談集も無いのではないですか。この事から推測するに、秋山さと子さんという人は、例えばJ・K・ローリングみたいにかなり内向的で、人前に出て人とべらべらしゃべる人では無いのではないか、とも考えられます。とはいうものの一人で一方的にしゃべるのは好きらしく、女性向けに書かれた本などはしゃべるように書かれていて、読みやすいのではないかと思います。ちなみに日本における位置づけですが、彼女のお弟子さんたちは、伊賀順子さん以下全員女性なんですね。このことからみても支持層に偏りが感じられて、損な印象を受けます。しかも正式資格を取らずに帰国しているので、専門家の名を前面に押し出しにくくなってしまったのではないかとも思われました。
この回答へのお礼
ああ、けっこういたのですね。他の方の名前は初めて聞きました。
日本人二人だけだったとすると良きにつけ悪きにつけ意識したかなと思ったのですが。
正式資格という視点はまるでありませんでした。なるほど、そのあたりが心許なさを感じる要因だったのでしょうか。しかし著書は面白いですよね。わたしが夏目漱石を好きになったのは彼女のおかげなので、愛着があります(^。^)。
ご回答ありがとうございました。
- 最新から表示
- |
- 回答順に表示
- |
- ベストアンサーのみ表示











