プロが教えるわが家の防犯対策術!

短文だと逆に何が聞きたいか伝わりませんため、長くなってすいません。まだ登録間もないのですが、こちらはかなり専門家の方の立派な答えがあるみたいですので、聞かせてください。

放射能や放射線物質の害とは、と検索すると、原発による魚介類、農作物汚染、天然に存在する放射線、放射線照射食品などが並びます。
例えば、http://blog.livedoor.jp/nymy_4671/archives/40097 …
などを一般に、買い物など生活での不安があるレベルで考えるに、半減期が長いものが体内に入った時、それは速やかに体の外に出るのかどうか、という疑問が強くあります。

トリチウムやプルトニウムなど半減期が長いものが農作物や海産物を汚染する、堆積するというサイトが多く、それによれば半減期が人間の寿命より長い毒が体内に入る、それが排泄もされない、そういうものが体に入る農作物や魚介類、あるいは海藻などを売っている、という事になりますよね。http://www.med.nagasaki-u.ac.jp/renew/informatio …
に、α線は食べ物に混ざって口に入っても、皮膚でも体が吸収する事はないが、肺から入ったらよくない、とあります。これもよくわからないのですが、肺に入ったら排出する方法はないものなのですか。六ヶ所村や玄界灘原発汚染量や広島長崎の残留量レベルでの問題です。

佐賀県の原発により玄界灘、佐賀や長崎、福岡の海を泳ぐと汚染がどうとかいうHPもあります。メインである玄界灘と三陸の海のものにそれだけ消えない毒が体内に入る、という事が本当なら買うものがありません。それに原爆時の残留放射能で広島や長崎のものがアウト、本当かな。

半減期が何万年先の放射能、放射性物質は微量であれば、体は排泄する能力を発揮できるレベルであるのか、という事ですね。それも、速やかに、という事が問題ですよね。長く体内に滞在するのであれば、これまた恐怖です。

半減期が長い放射能や放射性物質が残っていても広島や長崎が発展を遂げていますね。それは拡散で薄まり微量になっているからだとすれば、では、原爆跡地であれ原発汚染地域であれ放射能や放射線物質が微量であれば天然に解毒というか治癒というか無害化する、人体であれば排泄など何かそういう事が働く、というのであれば何も不安はないのですが。量は微量でも長く体内に残ったまま時を経るという事であれば、これは甚大な恐怖ですよね。ただ国がそんなものを許可するんですか。


http://www.naka.jaea.go.jp/forum/aomori_sympo/ic …
では、マウスの実験で、本来半減期が12年強のトリチウムを水に混ぜて与えたところ半減期は10日だったとありますが、10日って大変長いです。それとも六ヶ所村などの地域の放射能はそれと対比できるものではなく、比べる数値が違い、原発地域汚染はもっと微量であり、そこでとれた海産物を食べても速やかに排泄できるレベルになるんですかね。


また、世界には他地域とは比べ物にならないほど天然に存在する放射線が多い地域がありますよね。そこでとれた農作物(アジアや南米の高地でとれたバナナなどなど)は、放射線が残っているか、他地域産のものより、食べたら何か影響があったりするものなのかもわかりません。

A 回答 (3件)

放射性物質を体内に取り込んでも排泄すればOK?



生体への影響は単純なものではありません。
放射線で、染色体を傷つけガン化する。
あるいは、細胞内の機能体を構成する元素が
別の元素に置き換わり生命機能を阻害する。
等々、いろんな形で体をむしばみます。

だいたい体が放射性物質を識別して排泄する機能なんて持ち合わせていませていません。
元素の化学的性質から必要なものは取り入れ、でないものは
拾われずに、排泄されるかどこかにとりのこされるかです。
とりいれたところ、それは放射性元素だったというにすぎません。

多量の放射線を浴びてその場で苦しみ出す(東海村臨界事故)、
微量の放射線で、長い年月のあと影響がでてくる(チェルノブイリ事故遠方の子供たち)、
有馬温泉あたりの被爆でも影響無しと、
さまざまです。
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>半減期が長いものが体内に入った時、それは速やかに体の外に出るのかどうか


体内から排泄されるかどうかは半減期の長さではなくその物質が何の金属なのかに由来します。どの程度の速さで排泄されるかはものによります。
半減期が長い=放射線障害が大きい
ではありません。半減期が長いということは同じ時間当たりに出す放射線の量が少ないということでもあります。
結局はその物質の放射能の強さと、その物質をどれだけの量体内に取り込んだか、を総合して考える必要があります。

>α線は食べ物に混ざって口に入っても、皮膚でも体が吸収する事はないが、肺から入ったらよくない
若干間違っているとおもいます。
放射線の有名どころに、α線、β線、γ線があります。
これらの放射線の持つエネルギー≒放射線障害の大きさは
α線>β線>γ線 ですが 物質透過力は α線<β線<γ線 です。
α線の透過力は非常に弱いので直接体内に取り込まれさえしなければそこまで問題が無いのですが、皮膚に直接α線を出す物質をつけたら、さすがにその接触面は障害を受けるでしょう。
肺の奥まで入ってしまった物質を排泄する方法は殆ど無いといっていいでしょう。ある程度の大きさ・重さの物質は肺に沈着します。故に放射性物質が肺の奥まで入ってしまうと長い期間直接的に放射線障害を受けることになります。
肺の入り口の気管支あたりでは排泄する方法があり、普通は気管に入ってきたものは痰として排出されますが、細かい粉塵などは排出しきれず肺の奥に行ってしまうことがあります。喫煙者の真っ黒な肺の写真などを見たことは無いでしょうか? ある程度は肺の血管に取り込まれていくでしょうが、ある程度の大きさがあると血管に取り込めないので肺に沈着します。
アスベストの問題も似たようなものです。アスベストの細かい粉塵が肺に沈着し、刺激を与え続けることで肺がんになるのです。

>量は微量でも長く体内に残ったまま時を経る
放射線による障害が体の修復機構の限界を超えなければ問題はありません。紫外線などと同じです。浴び続ける、もしくは一時的に強力なものを浴びるといったことが無ければ人体はある程度の傷ならば修復します。
ただ、年齢を経て修復能力が弱ってくると発がんリスクは高くなるでしょう。

>マウスの実験で、本来半減期が12年強のトリチウムを水に混ぜて与えたところ半減期は10日だった
半減期の意味合いが違います。トリチウムが放射線を出しながら壊れていく半減期が12年強であり、10日というのはマウスの体内からトリチウムが排泄される早さについての半減期です。これは全く別のパラメータです。
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まず、


1.「放射能」という言葉は意味が混乱して使われているので使わない事。
2.「放射性物質」が「放射線」を出す。
3.放射性物質が出す放射線には種類がある事。
4.α線(ヘリウム原子の核)は「当たると影響は大きいが、皮膚(もう死んでいる外皮)を通過できないので外にある時は問題無い」けど、α線を出す「放射性物質」を体内に取り込んじゃうと死んだ外皮は無いから身体の重要な部分が破壊されるので非常に危険。
5.β線(電子)はかなり皮膚を透して侵入するのでヤバイ。これを出す「放射性物質」は厳重管理が必要。これは「放射性物質を作る事はほとんど無い」から残らない。
6.γ線(電磁波や光の中で紫外線よりもX線よりももっとエネルギーが高い=波長が短いもの)身体を通過する、運悪く沢山浴びると身体の組織はメチャメチャになる。が、これも後には残らない。
7.東海村の臨界事故で出たのが中性子線。臨界事故、原子炉事故、中性子爆弾以外お目にかからないので、一般人には馴染が無い。運悪く当たると「放射性物質を作る」能力があるのでかなり嫌。
8.「放射性物質」は「原子力燃料」以外に「放射性同位体」がある。トリチウムは水素と同じ性質を持っているので身体の水素と置き換わり崩壊時に放射線を出すので吸収すると被害が大きい。
9.「放射性同位体」はトリチウムを代表とするように身体の元素と同じ化学的性質があるので、身体に入ると排除するのは「薄める」しか方法がない。
10.「放射性物質」は「放射線」を出して「別の元素」に変わる。このときの寿命は半分の数になるまでの時間=「半減期」で表す。半減期は一秒の数万分の一から「宇宙の寿命」ほど長いものもある。
11.半減期が短い「放射性物質」でも、出来た「娘原子」がまた放射性の事が多い、だから非常に嫌!
12.特にウラン235を原子炉で「燃した」ときに、周りにたくさんあるウラン238から出来るプルトニウムは半減期が長い。その上放射線を出さなくても化学的毒性があるので、二重に嫌。
13.でも原子炉はみんなウラン235を使うので、プルトニウムは世界中で溜まりに溜まる。
14.だからプルトニウムを「燃やそう」というのが「プルサーマル」。
15.でも初めからその予定ではなかった。「燃えない」ウラン238からプルトニウムをじゃんじゃん作って、こいつにエネルギーを任せようと云うのが「高速増殖炉」計画だった。だが、世界中で「コケた」ため仕方ないのでプルサーマルにでも使おうと云う話しになっている。
と云うような事を細かくお知りになりたい場合、先年無くなられた原子力科学者で高速増殖炉計画に反対した高木仁三郎先生の著作集から四巻「プルトーンの火」七つ森書館をどうぞお読み下さい。
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