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というような話を聞きました(海外に比べ)。
しかし、作家と本屋が受け取る料金は海外と変わらないとか。
…はて?
となると私の考えが間違ってなければ、「間で誰か儲けてる人が居る」ということになると思うのですが?

個人的に思ったんですが、今はインターネットもあるしブログもあるので、ネットで小説を公表しそれを自費出版という形で出せないのでしょうか?
そうすれば人気の作品が世に出回るし、面白い作品が増えて読者にも良いような気がするのですが。
毎度毎度、何とか賞とかとる人の作品は大抵面白くないものが多い気がしますし(無論、東野圭吾先生や貴志祐介先生など他沢山の実力作家さんが取られてるのも確かですが、こういった実力派はむしろ叩き上げで賞を取る時には既に有名な方が多い気が…)。
審査委員と出版社側が工作してるという話もしょっちゅう聞きますし…。
選考も読者が加わるようになれば、より読者の意思が反映させて面白い作品が出回るようになる気がするのですが。

ただ、以下悪いと思われる点は
・「恋空」みたいな本が出回る(そもそも組織票や工作がかなり出回ったという指摘もある)
・結局、本を読んでる人は少ないのであまり変わらないか、逆に本の質が結果的に下がる
・読者に工作させるので今まで以上に‘やりやすく’なり、今までと変わらないか余計酷くなる。

小説だけでなく、漫画(雑誌)とか、ドラマ(TV)とか、今後どうなると思いますか?
ドラマについてもTV局や代理店に製作側がかなりのみかじめ料払ってるようですし。。。
漫画に至っては、出版社側の意向によって読者に人気の作品が一方的に打ち切られたり、逆に無理難題を言われて違う作品を書かされ続けたり、最近作家による出版社を相手取った訴訟が増えてきてますし。。。(そういや、ゲーム業界も似たような話を聞きました)

A 回答 (3件)

日本の本が高いのは、再販制というカルテルが例外的に認められているからです。

カルテルは独占禁止法により禁止され、違反した場合は公正取引委員会が解散命令や罰金を科すことができます。出版業界は、その適用対象外になっているのです。これを廃止して、本の価格も他の品物と同じように発行元が制限できない様にすればいいのです。そうすれば、本の値段はある程度下がると思います。
ただ、日本は中古市場が発達していますよね。これは、新刊本の価格が硬直的なため、再販制の枠外である中古本の取引が経済的な優位性を持っているからです。
当然、これでは新刊本の潜在需要を中古本に奪われるのですから、発行部数を押し下げる要因になります。当然、出版社は儲からないので、中古本を規制をしたがっています。しかし、古本の売買は本という品物の売買とみなされ、長年合法でした。そもそも、デジタルコンテンツにおける著作財産権のあり方が新参者であり、特殊なのです。
結果的に著作権者や業者の取り分が少ないのは、こうした事情があるからではないでしょうか?

ちなみに自費出版は昔から存在しますし、ブログを本にすることを専門とする業者もいますよ。ただ、著者がお金を出資するという形式が多いようです。
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この回答へのお礼

>中古市場が発達していますよね
>新刊本の価格が硬直的なため、再販制の枠外である中古本の取引が経済的な優位性を持っているからです
>当然、これでは新刊本の潜在需要を中古本に奪われるのですから、発行部数を押し下げる要因になります
なるほど。。。中古が再販の代わりだったんですね。
しかし、価格を据え置けば中古が流行り、価格を下げるとそれだけ本を沢山売らねばならず…う~ん、難しいですね;

>ただ、著者がお金を出資するという形式が多いようです
確か数百万からなんですよね…。
しかも、収益比率も一般に比べ作家の取り分が少ないようですし…。
これじゃあ、自費出版が流行らぬわけです…。
なんとかならぬもんでしょうか…。

お礼日時:2008/11/25 03:03

 実際の所、日本は取り立てて書籍が高い国ではないと思います。

むしろ安い国ではないでしょうか。日本で売れる本の多くを占めているのは文庫本ですが、欧米には文庫本はなく、ハードカバーの単行本か新書サイズのペーパーバックになります。
 この安い方のペーパーバックでも15ドルくらいですから、日本の文庫本はおろか新書よりかなり高いです。ハードカバーに至っては30~40ドルくらいはします。だいたい日本の倍くらいと見ていいでしょう。

 ただし、日本のような再販制はないため値引き販売が行われますので、このままの値段というわけではなく、安い本に関しては日本よりも安く売られることはありますが、高い本はやっぱり高いので、トータルでみると、決して日本より安いとは言えないと思います。
 例えば村上春樹の作品はアメリカではペーパーバックで15ドル弱、実売2割引くらいで売られていますから12ドルほどです。日本で海外の翻訳作品の文庫本を買っても1000円弱くらいですから、少なくとも「日本の本は高過ぎる」ということはないと思います。
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この回答へのお礼

つまる所、日本は「安定した供給」に主眼を置いてるという事ですかね。
私も海外で書籍を購入しようとした時に、店によって値段が違ったりして驚いた事があります。
なんでも、人気のない商品(書籍)は1ドル2ドルでワゴンですぐ売られるそうで。
結局、どっちを取るか?といったところですかね。
確かに、据え置きは据え置きでメリットがある気がします。

個人的にはもっと本(新書)が安く買えて、かつ作家と出版社に効率よく利益が回ればみんな得しそうな気がするんですが、そういうのはもう無理(限界)なんですかね。

お礼日時:2008/11/25 19:47

再販制に加え、委託販売制度というものもあります。


これは書店が本を仕入れたものの、売れなかった場合は仕入れ値で取り次ぎ会社(ニッパンやトーハンなどの、言わば本の商社)に返品できる、というものです。書店は他の産業と異なり、買い取って販売するのでなく商品を預かり、委託されて売っているという事です。これにより、書店はリスク無く豊富な種類の書籍を店頭にそろえる事が出来ます。
これは「書籍により得られる知識は全国民に平等に与えられるべきだ」という考えが背後にあるようです。
書籍の流通は「出版社→取り次ぎ→書店」というのが一般的ですが、売れた本の利益の配分は出版社7、取り次ぎ1、書店2程度だったと思います。
出版社の利益率がやたら高く見えますが、再販制度・委託販売制度による返品率は約4割です。書店にある本の半分近く売れないまま返品されるのです。出版社はそれを処分するコストも負担しますし、作家への原稿料や出版費用もかかっています。ですから最終的な利益は他の2者と大差ないようです。
しかし、そのせいで書籍の価格が高いままであるという指摘は確かにあります。

以上の2つの制度により書籍は保護されている訳ですが、これらの制度に似たものは海外にもあります。それを撤廃した国もあるのですが、かえって書籍の価格が上がった例もあります。
これらの制度が市場主義経済下で適正なのかどうか、難しいところですね。
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この回答へのお礼

>再販制度・委託販売制度による返品率は約4割です
>書店にある本の半分近く売れないまま返品されるのです
なるほど。。。けっこう難しいんですね;

>これらの制度が市場主義経済下で適正なのかどうか、難しいところですね
確かに仰るとおりですね。
>「書籍により得られる知識は全国民に平等に与えられるべきだ」
この考えはすごく重要だと思いますし。

お礼日時:2008/11/25 03:07

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