プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

私が使用しているVoIPアダプタ(PLANEX VTL-TA02X)の設定画面に、「NAT IP Address」を設定するところがあります。同じ画面に、IP Address (DHCP/Static/PPPoE)とDNSサーバのアドレスを設定するところがあります。

現在、IPアドレスには「192.168.1.4」を割り当ててあり、上位のルータのLAN側アドレスは「192.168.1.1」です。ここで、設定画面の「NAT IPアドレス」ですが、NATテーブルなどはそのルータで設定をするので、「192.168.1.1」と設定すれば良いように思うのですが、取説によると「192.168.192.200」にしておくように指示があります。おまけに、変更すると外部からのアクセスができなくなるので絶対に変更するなという警告付きです。このアダプタには、リセットスイッチによる工場出荷時状態へのリセット機能は無く、管理画面からのリセット機能しかありません。したがって、もし外部からアクセスできなくなると全くのゴミと化してしまうので躊躇しています。

現在、このアダプタには「192.168.1.4」でLAN側(公式取説p18)からアクセスできているので「アクセスできなくなる」という警告の意味が理解できません。なお、取説には、管理画面へのアクセスは「PCのIPアドレスを192.168.192.100に変更後、PC側(公式取説p18)から192.168.192.200にアクセスせよ」と書かれており(公式取説p22)、このアドレスがNAT IPアドレスと同じなので、変更するな、という意味かとも取れますが、「変更するとアクセスできなくなる」という警告の意味はそれでも不明です。

実は、このVoIPアダプタでSIPの設定をしているのですが、うまくいかないのでいろいろ調べてみたところ、このNAT IPアドレスの値が腑に落ちないことに気が付きました。IP電話がうまくいかない原因は他のものかもしれませんが、質問させていただきました。よろしくお願いします。

最後に、このアダプタの公式取説は
https://www.planex.co.jp/support/pdf/VTL-TA02X.pdf
で見られますが、私が使用している取説は、M2X社から提供された、TaRaBa以外のIP電話サービスに接続する場合のもので、SIPアカウントの設定方法などが追加記載されています。

A 回答 (2件)

 お尋ねの件ですが、マニュアル確認しましたが、こういったVOIPアダプタの仕様として、基点ルーターに合わせてIPアドレスは変更しないといけません。

マニュアルにあるIPアドレス「192.168.192.200(ポート番号9999)」はあくまでもVOIPアダプタの規定値というだけであり、別途DHCP機能付きのルーターやゲートウェイが付いていなければ固定IPを使ってくださいという趣旨だけであり、そのIPアドレスを変更してもアクセスは可能です。
 IPアドレスを変更するとその変更数値でアクセスは可能ですが、設定の際にはVOIPアダプタのPCという端子に接続します。通常のVOIP通信に使用するポートはLAN端子をルーターのハブへ接続します。
 VOIPアダプタのネットワーク設定は、基点ルーターに合わせて192.168.1.254等デフォルトゲートウェイ設定箇所があれば192.168.1.1、優先DNS192.168.1.1を指定設定して下さい。(勿論モードは「Static」モードにしてください)
 それと、基点ルーターに対してポートフォワード設定(静的IPマスカレード、バーチャルサーバ、アドレス変換とも言います)を実施するのですが、指摘VOIPアダプタの仕様でUDP5060、UDP5090、UDP41000、UDP41001の番号を上記で設定した固定IP(例192.168.1.254)へ転送するように設定して下さい。
 VOIPアダプタの設定に戻りますが、SIPサーバ登録、SIP用接続ID、パスワード登録、IP電話番号設定をプロバイダの指定に合わせて設定して下さい。
 上記までが回線及びルーターに合わせた設定となりますが、他社メーカー製VOIPアダプタも基本的には同じ設定を実施するのですが、基点ルーターにポートフォワード指定があるのはこちらの機器の仕様ですね。
 他社メーカーのVOIPアダプタですと、大抵UPNP機能を有効にしてあればOKなので、安定性を重視した内容になっている様ですね。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

丁寧な説明ありがとうございます。大変参考になりました。

お礼日時:2009/01/14 10:23

 先ほど言い忘れました。

VOIPアダプタのマニュアルに有る初期値IPアドレス「192.168.192.200:9000」は勿論VOIPアダプタ自体の出荷時IPアドレスですが、これは、VOIPアダプタのPC端子にPCを直接接続した際の設定画面を開くIPアドレスとなっており、そのPC端子にLANケーブル(恐らくクロスケーブルかと思われます)を接続した際に、PCのIPアドレスを一時的に固定(192.168.192.100等)し、設定画面を開けるセグメントへ変更する趣旨をマニュアルに掲載されている形ですね。
 通常のLAN通信の指摘IPアドレス「192.168.1.4」はVOIPアダプタのLAN端子側の固定若しくはルーターのDHCPにて振られているIPアドレスです。よって、機器設定のIPアドレスとは区別しないといけません。
 このLAN端子側にて振られているIPアドレスは任意に設定しても可能ですが、他の機器と重複してもダメなので、先ほどは192.168.1.254を例として提示しました。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

 いろいろ説明ありがとうございます。

 私もそのように解釈したのですが、質問の通り意味不明な取説の警告があり、混乱しました。

お礼日時:2009/01/14 10:21

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!