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「寒冷前線」について学んだとき、
「寒気団が暖気団に向かって突っ込むと、寒気が暖気の下にもぐりこみ、
暖気が上昇気流となって、積乱雲を発生させる」といった説明を読みました。
もしそうだとしたら、日本では、シベリア寒気団などが北から張り出してくる冬ころに
積乱雲が多く発生するのでは?と思ったのですが、実際には夏の風物詩ですよね。
これはどう理解すればよいのでしょうか。

A 回答 (3件)

>シベリア寒気団などが北から張り出してくる冬ころに


積乱雲が多く発生するのでは?と思ったのですが

 その通りですよ(^_^)
http://www.photolibrary.jp/img74/6423_220063.html
http://blogs.yahoo.co.jp/otenki_bosai/51363917.h …

 わたしは子どものころ雪の降る地域にいたのですが、その地方では、冬に発達する積乱雲による雷を「雪おこし」といっていました。

>実際には夏の風物詩ですよね。

 夏の積乱雲は、寒冷前線によるものではなく、地面が熱せられて生じた上昇気流によるものです。「寒気によって持ち上げられる」か、「地面が高温になって上昇気流で持ち上げられる」かという違いがある、といっていいでしょう。

 Wikipedia には「積乱雲は多くの場合、地上と上空の温度差が大きくなる夏場に見られるが、日本海側では冬に強い季節風によって生じることもある。」とあります。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A9%8D%E4%B9%B1% …
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この回答へのお礼

分かりやすいご説明、ありがとうございます。よく理解できました。

>「寒気によって持ち上げられる」か、「地面が高温になって上昇気流で持ち上げられる」かという違いがある、といっていいでしょう。

なるほど~。空気が上昇するには、
「自分より重い奴が来る」か「自分が軽くなる」かのどちらか、ということですね。

参考URLに挙げていただいたブログの1行目に「太平洋側にお住まいの方には信じ難いかもしれませんが…」とあって、
和歌山県出身の私は目から鱗が落ちてしまいました(^^;)

お礼日時:2009/01/19 13:22

> 冬ころに積乱雲が多く発生するのでは?


その通りです。
積乱雲とそれにつきものの雷日数の全国統計を見ると明瞭です。
太平洋側では夏に、日本海側では冬に雷発生のピークを迎えます。
雷の性質なども冬の日本海側モノと夏の太平洋側のモノとは違っている場合があるなど、調べるとおもしろいです。
冬季雷として、これだけを調査研究した本も幾つも出ています。

手始めの参考に。
http://www.rikuden.co.jp/kaminari/tokucho.html
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
データを目の当たりにして、実感が湧いてきました。
もう少し自分でも調べて勉強したいと思います。

お礼日時:2009/01/20 19:14

夏は狭い地域での激しい上昇気流によって積乱雲が発生します


局部的なもので広い範囲に雲が無いので遠くからでもよく見えます

冬は広い範囲特に日本海で発生して陸地に移動してくるのであまり目立ちませんが規模は大きいです
豪雪は積乱雲によるのです
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この回答へのお礼

なるほど、本格的な積乱雲は大規模すぎて視野に収まらないから、
逆に夏のマイナーな(?)ほうが馴染みが深くなってしまっているわけですね。
ありがとうございました。

お礼日時:2009/01/20 19:17

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