何を以って、マイナーな曲や秘曲と呼ぶのかは定義が曖昧であるとのご指摘覚悟の上で質問いたします。
あなた様がご存知の「これは知られざる名曲」だと思われる曲を教えて頂けませんでしょうか?
私は、ベートーヴェン、モーツァルト、チャイコフスキー、ドヴォルザーク、ショパン、マーラー、ブルックナー、バッハ等々のいわゆる有名な作曲家の有名な曲は聴いているつもりです(これらの作曲家の全作品を聴いているだけでも人生足りないかもしれませんが・・)。
年代や様式にはあまりこだわらないつもりです。強いて言えば、管弦楽で美しいメロディーや勇壮な曲を好みますが、渋い魅力の曲や管弦楽曲以外も歓迎いたします(声楽曲やオペラは除かせて頂きます。ただし、序曲や間奏曲ならば歓迎いたします)。
作曲家と作品名を教えて頂ければ、聴いて見たいと思います。
有名な作曲家でも「あまり演奏機会の無い曲」でも構いません。
贅沢を申せばCD情報も教えて頂けますと助かりますが、作曲家と作品名が分かれば自分で探してみます。
勝手を申し上げて恐縮ですが、何卒宜しくお願い申し上げます。
No.1
- 回答日時:
私も質問者様と同じ様な聴き方で、何時の間にやら還暦になってしまいました。
好きで聴いていた父の傍らで、曲名も作曲家も知れぬまま、色々なフレーズを摺りこまれましたが、自発的に聴く様になったのは20年以上も後の事です。その様な成り行き任せのクラシックとの付き合いでしたので、何時の間にか父所蔵と私自ら求めたレコードと併せ4000枚位になってしまいましたが、未だに、部分的メロディーは覚えているのに曲名も作曲家も解らない曲が表れます。つまり、私自身では父から引き継いだレコードに未だ一度も針を落としていない盤があるのです。そんな私の心持として、この質問は本当に難しいです。
私が時々思う事の中に「私如きが知っているのだからクラシック好きの方々なら殆どの皆さんは御存知の筈」
とか、
子供の頃から記憶していたフレーズの正体(曲名&作曲家)が解ると「あんな魅力的なフレーズの曲。私が知らなかっただけで、クラシック好きの方々なら殆どの皆さんは御存知の筈」
と・・・・
そんな感覚を持つと、余程カルト的な曲か、重箱の隅を突く様にして見つけた曲でなければ通用しない気にも成ります。が、普段その様なマニアックな聴き方をしておりませんので、珍しくも無い曲しか挙げられないと思います。前以ってお断りして置きます。
では、本筋に入ります。
《今日、今現在の一押し》
●ビゼー:交響曲第一番ハ長調(試聴が二つ有るのは試聴できるフレーズの部分が異なりますので・・・)
(試聴.1)http://www.amazon.co.jp/%E3%83%93%E3%82%BC%E3%83 …
(試聴.2)http://www.neowing.co.jp/JWAVE/detailview.html?K …
(曲の対する感想)
第一楽章アレグロ・ヴィーヴォは、ソナタ形式で書かれ、古典的なスタイルによっていて、軽快で華やかなところがいい。モーツアルト的なところやベートーヴェン風な部分もある。
第二楽章アダージョは、三部形式で書かれた有名な楽章。オーボエが奏でる哀愁のある旋律はとても印象的であり、中間部のゆったりとした弦楽中心に奏される旋律とは対照的で、この中間部もフランス的な抒情的な部分を感じさせる。
第三楽章アレグロ・ヴィヴァーチェは、スケルツォ楽章で力強い第一主題はベートーヴェン的である。もうひとつの主題はイタリア歌劇風の華やかさがある。トリオの部分は舞踏的でありながら牧歌的でいい。最後は冒頭の力強い第一主題と、流れるような第二主題が奏されて終わる。
第四楽章アレグロ・ヴィヴァーチェは、ソナタ形式で書かれ、せわしない感じで始まる第一主題は、華やかさもある。やさしい感じの第二主題は、フランス的であり、その二つの主題をもとにした展開部を経て、
最後まで明るく華やかな感じで終わるのがいい。
(私の所持する演奏)
「ジャン・マルティノン指揮シカゴ交響楽団 録音:1968年4月11日 メディナ・テンプル、シカゴ」
併録の「アルルの女」組曲がつまらない演奏だったのでまったく期待しないで聴いたら、その予想は大はずれ。凄く良い。若々しい躍動感を感じさせ、速めのテンポでキビキビと進みます。この成功に大きく貢献しているのがオーケストラの機能性。乱れやもたつきがないのは当然として、細かい部分の粋なニュアンス、ちょっとした表情付けなどもいちいち気が利いており、おそらく指揮者の意図、指示が完璧に再現できているのでしょう。当コンビは相性がよくなかったと言われ、確かにそう感じさせる録音もありますが、最末期にはかような高みに到達していた事を示している様です。多くの人に聴いてほしい演奏です。
こういう演奏で聴くと、破棄された聞く第2番と第3番がどこかから発掘されないものだろうか・・・と、ないものねだりをしてしまいます。ああ、いったいどんな曲だったのでしょうか。
《趣味的ジャンルに問題か?》(声楽曲やオペラは除く!に抵触か?でも、元気度・快活度・美しさ・解り易いメロディーラインとサウンド!一度でいいから騙されたと思って聴いてみて欲しい)
●プッチーニ:四声のためのミサ曲 「ミサ・ディ・グローリア」
(試聴.1)http://www.geocities.jp/joc255/netcon.htm <一番下の曲>
(試聴.2)http://ml.naxos.jp/album/HCD31399
(試聴.3)http://ml.naxos.jp/album/8.555304
オペラを作曲し始める大分前の若いプッチーニが、宗教の為ではなく、故郷の音楽院の卒業制作&次のミラノの音楽院へ進学資金の為のパトロンをゲットする為に書いた曲!作曲者の命により演奏はおろか楽譜も公にされる事を拒み、存在さえ忘れられていたが、アメリカの牧師がイタリアに探索をし楽譜を発見。20世紀半ばに遺族の承諾が降り、漸く日の目を見た曲。
(曲の対する感想)
南ヨーロッパらしい明るさ、イタリア人のオペラ作曲家が宗教曲を書くとこんなにもドラマッチック!でも同国のヴェルディーとは、又、違うおおらかさ!明るく、優しく、伸びやかで、ダイナミック!そして美しい!理屈抜きに元気が出ます。顔がほころびます!
(私の所持する演奏)
ミシェル・コルボ指揮/リスボン・グルベンキアン管弦楽団・合唱団、テノール:ウイリアム・ジョーンズ、バス:フィリップ・フッテンロッハー
《これもご希望通りではないかも?》(勇壮では有りませんし、山谷も少ない!聴き人に因っては退屈か?・・・・・でも、私は癒されますし、何かをしながらのBGMとしても楽しめています)
●ロッシーニ「弦楽のためのソナタ 第一番~第六番」
(試聴&所持演奏)http://www.hmv.co.jp/product/detail/753253
※ 2枚組みの為、試聴が、第一番~第四番、までと、第五番・第六番&その他、とに、二つに分かれていますので注意して下さい。
各番号で独立した曲です。私の場合は、どの曲がより楽しいかは、聴く時の精神状態・気分で違います。言葉にすると「明るく・温かく・爽やか」・・・・
ハイテンポという訳でもなく、風変わりなメロディーでもない、押し付けがましい楽しさでも明るさでもありませんが、私にとっての、暗くなりがちな時に気分を明るく、楽しくしてくれる曲としては、最有力候補の一曲です。
イタリアの明るさにロッシー二の明るさが加わって、作為的なそれでは無く、素直に明るく、私には清涼感も加味されて好感を感じます
今日は、屈託の無い明るめ。難しい事はひとまず置いて楽しみましょうと言っている様な曲を選んでみました。
そんなにマイナーではないのだろうな、と、思いつつ書きました。御存知でしたら御免なさい!
hossannpap様
クラシック音楽の大先輩からのご回答、大変恐縮し、また感謝いたします。
4000枚以上もの曲を聴いていらっしゃるとは、私はまだまだ足元にも及びません。
まず、ビゼーの交響曲ですが、これは明るく楽しい曲ですよね。ただ、ご指摘の演奏は聴いておりませんので、もしも、その演奏が手に入るようでしたら聴いてみます。2番と3番もあったのですか?知りませんでした・・!でも破棄されたのですね?残念です。
プッチーニ:四声のためのミサ曲 「ミサ・ディ・グローリア」これは大発見です、ありがとうございました!
各曲の冒頭しか聴けませんでしたが、それでも美しさは伝わってきます。
声楽曲はNGという趣旨の発言をしましたが、例えばフォーレのレクイエムなどは大好きでして、実は少しは聴きます。
それと、交響的前奏曲は多分CDを持っていると思います。
しかし、ご紹介頂いたCDに収録されている「菊」という曲は「拾い物」でした!冒頭を聴いただけでも美しい曲と思われます。
このCDは購入してみたいと思います。
ロッシーニに関しては、第一番は聴いておりますが、全曲は聴いていないと思いますので、こちらも挑戦してみたいと思います。
よくぞ12歳でこういう曲が書けたと感心してしまいます。私なんぞ、12歳当時は未だ洟垂れ坊主でしたから・・
恐らく、まだまだ私の知らない曲をご存知だと思いますので、宜しければ、また他の曲もご紹介頂けますと大変嬉しく思います(贅沢言うな!と言われそうですね)。
ありがとうございました。
No.2
- 回答日時:
それだけ有名なものを聴いているのに、フランス近代(印象派)に手を出さないのはなぜでしょう。
フランス近代は西洋音楽の大きな分岐点の1つで、それまで西洋音楽の中心だったドイツ音楽には無かった新たな表現法が積極的に開拓され磨かれていった音楽です。ハマれば他に代えられないジャンルになると思いますよ。なにより、それまでの西洋音楽を見通された上で作られた最後の調性音楽という意味で、精緻さ・成熟感・芸術性という点でも1つの到達点とも言えるでしょう。
とはいえ、その精巧さや芸術性は、ドイツ音楽慣れした多くの日本人リスナーには敷居が高く感じられるのも確かかもしれません。まずはドビュッシー「牧神・・」「海」やラヴェル「ボレロ」「ラ・ヴァルス」等の人気曲からでいいと思いますので、是非聴いてみてください。クラシック音楽への新たな視点が切り開くかと思いますよ。
gldfish様
丁寧なご回答誠にありがとうございます。
フランス近代ですね、分かりました。その辺りにもチャレンジしてみます。一応、ドビュッシーのピアノ曲の有名所と「牧神の・・」、「海」、ラヴェルの「ボレロ」は聴きました(「クープラン」の墓も展覧会の絵と同じCDに収録されているのを聴きました)。「ラ・ヴァルス」は名前しか知りませんでしたので、今度聴いてみます!
ちなみに、プーランクとかミヨーはフランス近代と呼んで宜しいのでしょうか?プーランクも中々素敵な曲を残していますし、ミヨーも交響曲の最初の方は聴きやすかったと記憶しております(しかし、彼らの曲もほんの数曲しかしりませんので、もしお勧めの曲がございましたら宜しくお願いいたします)。
以上、フランス近代という視点をご教授下さいましてありがとうございました!
No.3
- 回答日時:
>年代や様式にはあまりこだわらないつもりです。
強いて言えば、管弦楽で美しいメロディーや勇壮な曲を好みますが、渋い魅力の曲や管弦楽曲以外も歓迎いたします(声楽曲やオペラは除かせて頂きます。ただし、序曲や間奏曲ならば歓迎いたします)。ということで、何の脈絡も無く、
●ピアソラ/バンドネオンコンチェルト
http://www.amazon.co.jp/%E3%83%90%E3%83%B3%E3%83 …
天才ピアソラ自身のバンドネオン演奏。必聴♪
●リヒャルトシュトラウス/メタモルフォーゼン
http://www.hmv.co.jp/product/detail/340517
弦楽23重奏という、奇抜な楽器編成ですが、聴いても弾いても面白い曲です。
カップリングの「4つの最後の歌」も声楽が嫌いでも、惹かれると思います。
●ヴィラロボス/ブラジル風バッハ全曲
http://www.hmv.co.jp/product/detail/1421867
「もしもバッハがブラジルに生まれたならば・・・」
な~~んて楽しくも美しい音楽。
1番はチェロオーケストラ、5番はチェロオーケストラ+ソプラノ
●ヴィラロボス/ハーモニカ協奏曲
http://ml.naxos.jp/album/PPC9050
懐かしくも楽しくなるハーモニカの調べ♪
●コルンゴルト/ヴァイオリン協奏曲
http://www.amazon.co.jp/%E3%82%B3%E3%83%AB%E3%83 …
ハリウッド音楽だけじゃなく、コルンゴルトのヴァイオリン協奏曲や室内楽(ピアノ五重奏など)は、美しいです。
ま、、、秘曲でもなくメジャーですが♪
bagnacauda様
ご紹介頂きまして有難うございます。
1.ピアソラ/バンドネオンコンチェルト
2.リヒャルトシュトラウス/メタモルフォーゼン
3.ヴィラロボス/ブラジル風バッハ全曲
4.ヴィラロボス/ハーモニカ協奏曲
5.コルンゴルト/ヴァイオリン協奏曲
1,4は初めて名前を知りました。2は名前だけしか知りませんでした。有難うございます。今度聴いてみます(ちなみに、本日はRシュトラウスの交響曲ヘ短調を買ってきました。Rシュトラウスには、はまりつつあります)。
3は全曲ではありませんが、有名所と思われる曲は聴きました。結構面白いですよよね。全曲は聴いていないと思いますので、今度聴いてみようと思います。
5は美しい曲ですね。コルンゴルトも美しい曲をたくさん残していますね。コルンゴルトにもはまりつつあります(あいにく交響曲は好みに入りませんでしたが)。
以上、新しい発見が出来ました。ありがとうございます!
No.4
- 回答日時:
こんにちは。
フィビヒって渋いですね!
・・・想像力が乏しいのか、私はチェコつながりでフィビヒより40年遅れて生まれたマルティヌーを連想してしまいました。
マイナーと言い切って良いのかどうかわかりませんが、ヤナーチェクより知名度は低いし、そこそこ有名だがあまり演奏される機会がない作曲家の一人だと思います。
私のお勧めは
ピアノ五重奏曲 一番 H229
ピアノ五重奏曲 二番 H298
で、一番はフランス音楽の影響が強く、もしショーソンやフォーレのピアノ五重奏曲がお好きなら耳にスルリとなじむと思います。二番はもう少しマルティヌーらしい(ん?)感じになっています。少し試聴できます↓
http://www.hmv.co.jp/product/detail/2571154
また、マルティヌーは交響曲も書いていて(いや、これが多分最も有名)、こちらもそれぞれの性格が違って面白いかと思います。こちらで少し試聴可↓
http://www.hmv.co.jp/product/detail/1069032
私が持っているのはこれ↓
http://www.hmv.co.jp/product/detail/1490769
・・・でも今ならヤルヴィ/バンベルクがお買い得だなあ、と貧乏性(単なる貧乏?)の私は思いました。
あと思いつくのは作曲家自体は普通に有名ですが、ダリウス・ミヨーは交響曲はあまり聴く機会がないような気がします(と私が勝手に思い込んでいるだけかもしれませんが)。これしか知らないのですが、ミヨーの南国的な気分が満喫できます↓
http://www.hmv.co.jp/product/detail/1994909
この回答への補足
自分で、ミヨーの交響曲第1番は良いと言っておきながら、久しぶりに聴いてみようと思ったのですが、CDが見つからず、ちょっと自信がなくなりました。
しかし、「屋根の上の牛」というバレエ音楽は軽快な楽しい曲ですので、ミヨーを聴くなら、この曲から聴いてみると意外に良いかもしれませんよ。
済みません、質問しておきながら、こちらから余計なお節介でした・・
monyo213様
お勧めの曲をご紹介頂きましてありがとうございます。
少し横道に逸れますが、この画像のCD(フィビヒ)は店頭で偶然見つけた1枚でした。この中には「交響詩 春」とか「夕暮れ時に」(だったかな?)など、滅多に聴けない曲が入っております。これぞ、私の中の秘曲!だと思っております。
そして、気が付いてみたら現在は廃盤で、他の録音も今のところ国内では見当たりません。出来れば、他の指揮者、オーケストラでも聴いて見たいのですが、残念な事に、このCDでしか上記の曲を聴く事が出来ません(交響曲は複数出ておりますが)。
と、話を戻して、チェコ繋がりでマルティヌーをご紹介頂きました。
実は、マルティヌーの5番、6番を試聴した事があるのですが、現代音楽のような不安をそそる様なメロディーが私をマルティヌーから遠ざけておりました。
しかし、ご紹介して頂いた試聴コーナーで聴いてみた所、
ピアノ五重奏曲 1番、2番は意外と行けるかも知れません!
ショーソンやフォーレのピアノ五重奏曲は聴いた事がありませんので、そちらもお勧めなのでしたら是非聴いて見たいと思います(実は室内楽はこれから開拓の分野なのです)。
それと、マルティヌーの交響曲第2番も、ひょっとするといけるかも知れないと思いました。
第2楽章のメロディーラインには何とか付いて行けそうな気がします。
なお、チェコ繋がりだと、スークという作曲家もいますが(チェコ繋がりで合ってますか?)、何かお勧めの曲はございますでしょうか?
念のため、「アスラエル交響曲」と交響詩「おとぎ話」「夏物語」「冬物語」「人生の実り」は聴いた事があります。
あと、質問しておいてなんですが、ミヨーは確かに取っ付きにくいと思いますが、交響曲第一番などは結構行けると思いますよ。
それと、今日たまたま中古CD屋さんで発見したRシュトラウスの交響曲ヘ短調を今聴いているのですが、中々素敵な曲です!(まだ聴いている最中ですが)。質問しているこっちが色々と、済みません。Rシュトラウスの交響曲ヘ短調は久々のヒットだったので、つい嬉しくて・・・。
ご紹介頂きましたマルティヌーを見直してみます!
ありがとうございました!
No.5
- 回答日時:
皆さん近現代ものが多いようですので、私からは古楽をどうぞ。
室内楽になりますが。絶対に買って損は無いです。J.B.ルイエ/ベオン編曲 トリオソナタ ロ短調(エロイカトリオ)
これはもとはバロックのトリオソナタですが、ピアノトリオの形にアレンジされています。とにかく美しく、聴いていると体が溶けそうになります。
デュランテ 協奏曲ト短調(イル・ジャルディーノ・アルモニコ)
極上の格好よさで、これぞ協奏曲と思える作品です。
ロベール・ド・ヴィゼー シャコンヌ(youtubeで聞けます)
http://jp.youtube.com/watch?v=UhKuL75sLfQ
テオルボ独奏曲の名曲中の名曲(と私が思っている曲)です。
dipearl様
古楽のご紹介ありがとうございます!
ご紹介頂きました作曲家は全て初めて知りました。是非聴いて見たいと思います!
古楽というか、バロックも私はこれから開拓の分野なのでとても嬉しいです。
・J.B.ルイエ/ベオン編曲 トリオソナタ ロ短調(エロイカトリオ)
・デュランテ 協奏曲ト短調(イル・ジャルディーノ・アルモニコ)
→フランチェスコ・デュランテで宜しいのでしょうか?
・ロベール・ド・ヴィゼー シャコンヌ
→youtubeで視聴しました。哀愁が漂うなメロディーですね!
関係ありませんが、今年の元旦に放送された「芸能人格付け」番組で
使用された曲を知りたくて探していたら「ムーレ」に辿り着きました。
しかし、それは間違い(映画のサントラが正解)との情報をもらって
少し残念な思いをしました。しかし、「ムーレ」という作曲家を知るきっかけになったので、それはそれで良いと思いました。
バロックも奥が深そうですね!
貴重な情報を有難うございました!
No.6
- 回答日時:
>古楽というか、バロックも私はこれから開拓の分野なのでとても嬉しいです。
「クラシックを聴く人」は、ほとんどの人が古典派以降しか聴いていなくて、せいぜいバッハやヘンデル、ヴィヴァルディくらいなので、バロックを聴くようになると「クラシック音楽」の概念がかわると思いますよ。使用する楽器やピッチや調律も、今とは全然違いますし。古楽はクラシックよりも、埋もれた名曲が膨大です。とにかく一人の作曲家が残す作品数が多く(例えばテレマン一人でカンタータだけで1000曲以上、管弦楽組曲だけで1000曲以上書いていると言われ、有名作曲家であるにも関わらず膨大すぎて整理がまだ出来ていないほどです)、作曲家数も多く、眠っている作品(今世紀初演とか)が多いからです。また同じ作品でも、演奏者によって全然違います。「クラシックだって演奏者で違うよ」と言われそうですが、古楽の場合は演奏者によって音(楽譜)そのものが違います(つまり即興演奏的ということです)。
>・J.B.ルイエ/ベオン編曲 トリオソナタ ロ短調(エロイカトリオ)
>・デュランテ 協奏曲ト短調(イル・ジャルディーノ・アルモニコ)
> →フランチェスコ・デュランテで宜しいのでしょうか?
そうです。
なお、括弧内は、私の「これは良い」と思った演奏者です。Viseeは、もっと良いのがyoutubeにあったのですが、どこか分からなくなってしまったので、そちらでもyoutubeサーフィンしてみてください。theorb とか visee とかのキーワードやそのリンクに有ると思うのですが。
あと、この曲は有名なのですが、バロック初心者なのでしたら、聴いたことが無いかもしれません。リュリの「町人貴族」から行進曲です。
http://jp.youtube.com/watch?v=grbq6AoquhI&featur …
再度のご丁寧な回答ありがとうございます。
バロックの奥深さが垣間見えたような気がします。
お教え頂いた曲はもちろんの事、それ以外もバロックを今後聴いて行きたいと思います。
良いきっかけ作りになりました。
ありがとうございます!
なお、釈迦に説法でございますが、私からのお礼として「ムーレ」のロンドです。
http://www.youtube.com/watch?v=YL6rNc6H6ZE
私は、「芸能人格付け」でこの曲が使用されたと思っておりました。冒頭部分がそっくりなので。結果は違う曲でしたが、この曲も素敵な曲ですね。
No.7
- 回答日時:
#3です。
秘曲中の秘曲で印象に残っているのは、約30年前に文化大革命後に4人組の支配から抜け出した中国が、開放政策の一環としてアメリカと国交を再開し、小澤征爾率いるボストン交響楽団が中国を訪れた際に演奏した、
●呉祖強 作曲 琵琶協奏曲「草原の小姉妹」/琵琶 劉得海 指揮 小澤征爾 ボストン交響楽団
30年前に、テレビ放送でこの演奏を聴いて、中国の琵琶奏者の文化を越えた音楽性に背筋がゾクゾクするような感動を覚えたことをいまでも鮮明に記憶しています。
オーケストラと中国琵琶という考えられない構成なのに、まさに音楽だった。
CDも出ているようですが、それは聞いていません。
出来ればDVDかTV再放送で聴いてみたい!
音楽って、目と耳で聴くということを思い知ります。
民族音楽とクラシックの融合というのは、20世紀の潮流。
日本の作曲家の作品も聴いてみたいと考えながら、今は南米系やジャズに興味を持っています。
この回答への補足
bagnacauda様
お陰様で「中国」という新たな視点をご教授賜ったお陰で、陳 鋼&何 占豪作曲:ヴァイオリン協奏曲「梁山伯と祝英台(蝶の恋人達)」に出会えました!素敵な曲ですね!
この場を借りて感謝いたします!
bagnacauda様
中国とは、ちょっと新たな視点ですね!
呉祖強 作曲 琵琶協奏曲「草原の小姉妹」/琵琶 劉得海 指揮 小澤征爾 ボストン交響楽団
→探してみます!ありがとうございました。
No.8
- 回答日時:
こんにちは。
お礼を拝見するに,かなりいろいろご存知の様子ですが,頑張ってみます(笑)
私の頭の中が国・地域別で整理されているので,それに沿って紹介させていただきます。
涙をのんで各地域から管弦楽曲を数曲程度に絞りました。
(それでもたくさんになってしまいましたが)
では,どうぞ♪
【ドイツ・オーストリア】
☆ロット 交響曲第1番
マーラーとともにブルックナーに学んだ経歴がありますが,若くしてなくなってしまった人です。まさにブルックナーとマーラーの中間の雰囲気。
一部,マーラーのパクリ?という部分がありますが,こっちの方が先に作曲されています。
☆ツェムリンスキー 交響詩「人魚姫」
こちらはマーラーの後・シェーンベルクの前に位置する作曲家で,ワーグナー,マーラー,R・シュトラウス風の作風と思います。マーラーの「大地の歌」風の構成の「叙情交響曲」という作品もありますね。「大地の歌」が中国の詩が元ネタなのに対して,こちらはインドの詩が元ネタらしいです。
【イタリア】
☆レスピーギ 「シバの女王ベルキス」「教会のステンドグラス」
「ローマ三部作」や「リュートのための古風な舞曲とアリア」で有名な作曲家の管弦楽曲です。
派手で壮大な雰囲気。もう少し軽快なものでは,「風変わりな店」というバレエ音楽もあります(ロッシーニの音楽をレスピーギが編曲)。
【フランス】
☆オネゲル 交響曲第3番「典礼風」
マニア筋ではそこそこ有名な曲のはずです。内容はシリアスですが,モダンな響きによるとてもかっこいい作品と思います。
☆ショーソン 交響曲
上に挙げたオネゲルもそうですが,かなり重厚な作品で,フランス音楽は印象派だけではないぞ,というのが分かります。フランクの交響曲をイメージすると近いでしょうか。
CDではカップリングされていることが多い「詩曲」(実質ヴァイオリン協奏曲)もまずまずオススメと思います。
【ロシア・ソ連】
☆カリンニコフ 交響曲第1番,第2番
チャイコフスキー後のロシア音楽を背負ってたつのは彼か?・・・というところで早世してしまった作曲家。ロシア風と西欧風が絶妙にブレンドされた,いかにも日本人が好みそうな美しくロマンティックで勇壮な部分もある曲です。
☆ラフマニノフ 交響的舞曲,交響曲第2番
ピアノ協奏曲が大変に有名なラフマニノフの管弦楽曲です。甘く美しい旋律はさすがラフマニノフ。
【東欧】
☆コダーイ 孔雀の主題による変奏曲,ガランタ舞曲
有名な組曲「ハーリ・ヤーノシュ」が好みに合うならばこのあたりもよろしいかと思います。
☆ヤナーチェク シンフォニエッタ,タラス・ブーリバ
東欧とアジアの交わりと感じるような独特の響きが面白いです。
【北欧】
☆ニールセン 交響曲第4番「不滅」
これはマイナーというのはちょっと失礼かも?壮大・勇壮な雰囲気の堂々たる曲です。
これはもう知ってるよ,ということでしたら,
☆組曲「アラディン」
なんかも。
【英国】
☆ウォルトン 「スピットファイア」前奏曲とフーガ,行進曲「王冠」「宝珠と王杖」,ヴァイオリン協奏曲,ヴィオラ協奏曲,交響曲第1番,オラトリオ「ベルシャザールの饗宴」など
一通りのジャンルでいい作品を残しているオススメの作曲家です。例えばエルガーの威風堂々やエニグマ変奏曲がお好きでしたらぜひ。エルガーをより都会的でモダンに洗練した感じです。
☆ブリテン 鎮魂交響曲(シンフォニア・ダ・レクイエム),四つの海の間奏曲
鎮魂交響曲は戦時中の日本政府から皇紀2600年記念として依頼されて作られたといういわくつきの曲で,かなりシリアスな雰囲気です。
四つの海の間奏曲は,彼のオペラ「ピーター・グライムス」の中の曲を組曲形式にしたものです。
【米国】
☆コープランド 交響曲第3番
かなり派手でドラマティック。第4楽章にはそこそこ有名な「市民のためのファンファーレ」が登場します。
もうちょっと気軽に聴けるものとしては,組曲「ロデオ」などもいいように思います。
☆バーバー メディアの瞑想と復讐の踊り
「弦楽のためのアダージョ」のバーバーによる管弦楽曲。なかなかに激しいです。
【南米】
ヴィラ=ロボス,ピアソラはもう挙がってるようなのでこちらを。
☆ヒナステラ バレエ「エスタンシア」
バーンスタイン「ウェストサイドストーリー」の「マンボ」や「アメリカ」に近い雰囲気です。
熱いです。燃えます(笑)。
【アジア】
あまり詳しくないのですが,例えば,
☆黛 敏郎 「涅槃交響曲」
は,管弦楽曲としてはかなり大規模で聴き応えがあると思います。(若干ホラー系ですが)
【オーストラリア】
無理して全世界あげなくってもいいような気もしますが,一応(笑)。
☆グレインジャー 「戦士たち」
その昔シドニーオリンピックのときよく聴いたような気がします(開会式の入場行進に使われていた?)。タイトルの通りの勇壮な雰囲気の曲です。ガーディナー指揮の「惑星」にカップリングされています。
アフリカは私には思い当たりませんでした。残念(笑)。
個別のCDや選にもれた作品にもご興味があれば別途紹介させていただきます。
では。
この回答への補足
・オネゲル 交響曲第3番「典礼風」
交響曲全集を持っていますが、きちんと聴いていないので改めて聴きなおしてみます!
・ショーソン 交響曲、「詩曲」
ありがとうございます。フランクの交響曲の形式(循環形式?)のような作りですよね?大好きな曲の1つです。「詩曲」は聴いた事が無いので有り難いです!
自転車事故さえなければ、もう1曲くらい交響曲を聴けたかもしれませんね・・。
・カリンニコフ 交響曲第1番,第2番
こちらも美しい曲ですよね。この方も早世が惜しまれます。
・ラフマニノフ 交響的舞曲,交響曲第2番
交響的舞曲は聴いておりませんので、ありがとうございました!
2番は良いですね!
→私、ロシア系には飛びついて聴いております。グリエールは1番が好きです(3番は有名ですがNG)。リャープノフはダメでした。バラキレフは1、2番、グラズノフは1番、5番、グレチャニノフは1、2、4、5番、アレンスキーの1番、2番、ルービンシュタイン(チャイコフスキーの先生の方)はヴァイオリン協奏曲がお勧めです。あとは、ボロディンの2番ですかね、思いつくままに。
ロシアもまだまだ開拓中なので、お勧めの曲があれば是非お願いします。(ボルトキエヴィッチも思い出しました)
・コダーイ 孔雀の主題による変奏曲,ガランタ舞曲
「孔雀~」先日CDを買ったは良いのですが、まだ聴いておりません、早速にでも聴いてみます。
「ハーリ・ヤーノシュ」「ガランタ舞曲」も同じCDに収録されております。
・ヤナーチェク シンフォニエッタ,タラス・ブーリバ
こちらも、シンフォニェッタは好みの1曲です。タラス・ブーリバ、CDを持っているのですが
今一つメロディーが思い出せません。改めて聴いてみます。ありがとうございます!
・ニールセン 交響曲第4番「不滅」
これは、最初取っ付きにくかった曲です。しかし、聴けば聴くほど味の出る曲ですね!先日全集を買ってしまいました。
・組曲「アラディン」
済みません、こちらの曲はあまり好みに合いませんでした。聴き足りないのかも。
・ウォルトン 「スピットファイア」前奏曲とフーガ,行進曲「王冠」「宝珠と王杖」,ヴァイオリン協奏曲,ヴィオラ協奏曲,交響曲第1番,オラトリオ「ベルシャザールの饗宴」など
ウォルトンの交響曲は名曲と聞きますが、私は何度聴いても魅力を感じることが残念ながら出来ませんでした。2番も同様でした。
しかし、確か好みの曲もあったと思いますので、ご紹介頂いた曲はチェックしてみます!
・ブリテン 鎮魂交響曲(シンフォニア・ダ・レクイエム),四つの海の間奏曲
ブリテンは、「青少年のための~」以外は、・・・でした。
春の交響曲などを聴いてみましたが・・。しかし、ご紹介頂きました上記の曲は聴いた事がないのでチェックしてみます!
→ブライアンの交響曲でお勧めがありましたらご教授頂けますと有り難いです。17、18、32番は所有しております。1番を勧められても「ちょっとそれは・・」となりますが。
・コープランド 交響曲第3番
市民のためのファンファーレ、かっこよいですね!「アパラチアの春」なども好きです。
・バーバー メディアの瞑想と復讐の踊り
これは初耳の曲です!
グルックの「復讐の女神の踊り」を思い出してしまいました(笑)
→ハンソンの交響曲第1番、2番なんかも良いですね。ロマンティックで。
・ヒナステラ バレエ「エスタンシア」
この曲を聴くと、何故かアニメ「ガンダム」を思い出します。宇宙空間に漂うスペースコロニーを敵が攻撃しているイメージが何故か浮かんで来てしまいます(苦笑)
・黛 敏郎 「涅槃交響曲」
実は、日本の作曲家は未開拓分野なのです。「ゲンダイ音楽」と勝手に決め付けており、「こういう曲をもう一度聴けって言われても・・」などと言う偏見を持っております。しかし、以前試聴したピアノ協奏曲(作曲家を失念しました)は結構素敵でした。
「涅槃交響曲」は、若干ホラー系なのですね?試聴できそうな所を知っておりますので、まずは試聴してみたいと思います!
無理して全世界あげなくってもいいような気もしますが,一応(笑)。
→いやいや、有り難いです。
・グレインジャー 「戦士たち」
初耳の曲です。要チェックですね!
お礼に、ニュージーランドの作曲家、リルバーンの交響曲(3曲有り)をご紹介しておきますね。
第1番の冒頭なんか、もうカッコいいです!ご存知かもしれませんが。
アフリカは私には思い当たりませんでした。残念(笑)。
→アフリカ人作曲家は存じ上げませんが、アフリカ系アメリカ人の作曲家、スティルの交響曲第1番はお勧めします!
まだまだ、私の知らない曲がたくさんありますので、更にご紹介頂けましたら幸いです!
Ta595様
ご回答頂きまして有難うございます。こんなに回答いただけるとは正直思っていなかったので胸がジンジン来ています!
・ロット 交響曲第1番
私もお気に入りの1曲です。ブラームスに無茶苦茶言われたせいで精神的に参ってしまった人だったと記憶しております(その後は残念な結果に・・)。
冒頭を聴くと昔の映画「エデンの東」のメロディーを思い出すのは私だけでしょうか?
・ツェムリンスキー 交響詩「人魚姫」
こちらもチャーミングで素敵な曲ですね。この方の「抒情交響曲」は何度か挑戦してみましたが、マーラーの「大地の歌」ほどには魅力を感じませんでした(聴いた演奏なのか、私の方の問題かは不明ですが)。
ちなみに、通常の交響曲(2曲)は、私の好みでございます。
・レスピーギ 「シバの女王ベルキス」「教会のステンドグラス」
シバの女王ベルギスはコンサートで1回しか聴いた事がありませんし、「教会のステンドグラス」は初めて知りました。
是非、聴いてみます!なお、「風変わりな店」はCDを所有しておりますので、聞きなおしてみます!ちなみに、レスピーギでは組曲「鳥」もお気に入りの1曲でございます。
→マリピエロで良い曲があればご教授頂けますと有り難いです。
交響曲は何曲か聴いてみましたが、自分としては「うーん」という感じでした。
文字制限のため、一度ここまでとします。
No.9
- 回答日時:
やっぱり回答が多いですね。
最初にこの質問を見かけた時から「これは相当くるだろうな」と思いました。そんな一人に加えさせていただこうと思うのですが、クラシック音楽を聴く一つの楽しみって
こういう自分だけのお気に入りの曲や、まず実演は聴けないだろうけど「これはいい!」と
思えるような曲を探すところにもあったりしますよね。
classic406さんもいろいろな作曲家や作品に触れられているようですが、以下にメジャーな
作曲家なのに聴く機会がまず少ない、「もっと演奏して欲しい!」と私が思う曲を挙げたいと
思います。(メジャーなんだけど、マイナー?みたいな)
ベートーヴェン 「献堂式」序曲 「シュテファン王」序曲
モーツァルト セレナード第4番 第6番 「ノトゥルナ」
チャイコフスキー マンフレッド交響曲 交響詩「フランチェスカ・ダ・リミニ」
ドウォルザーク 交響曲第6番 「管楽セレナード」 「スケルツォ・カプリツオーソ」
今年メモリアル・イヤーの作曲家では、
ハイドン 交響曲第86番
メンデルスゾーン 弦楽のための交響曲
それと、こうしたマイナーな曲を探す手段として、下のリンクのレーベルのCDをオススメします。
「誰これ?」というような全く未知の作曲家の作品を堂々と出していて、新譜が出ると「宝探し」
のような感覚になります。その上、値段も普通の新譜よりは安いのうれしいです。だからハズレでも
私はあまり損した気分にはなりません。
参考URL:http://www.naxos.co.jp/
keyyoh様
色々とご紹介下さいましてありがとうございます!
・ベートーヴェン 「献堂式」序曲 「シュテファン王」序曲
→ありがとうございます。実は先日ベートーヴェンの序曲集を購入しまして、こちらの2曲が収録されておりました(済みません、まだ聴いていないので早速にでも)
・モーツァルト セレナード第4番 第6番 「ノトゥルナ」
→勉強になりました。ありがとうございます!
・チャイコフスキー マンフレッド交響曲 交響詩「フランチェスカ・ダ・リミニ」
→こちらは両方とも聴いた事があります。演奏が好みでなかったのか、マンフレッド交響曲は期待外れだった感があったのを覚えております。名演があれば再挑戦したいと思います!
・ドウォルザーク 交響曲第6番 「管楽セレナード」 「スケルツォ・カプリツオーソ」
→ドヴォルザークの交響曲は一通り聴いてみました。7、8、9以外ももっと取り上げられても良いのでは?と個人的に思います。2番目の曲は、よくチャイコフスキーのものとカップリングされている曲でしょうか?3番目の曲は確か楽しい感じの曲でしたよね?
・ハイドン 交響曲第86番
→ありがとうございます!
ハイドンは100曲以上の交響曲を残しているので、それを全て聴くだけでも大変ですよね!
・メンデルスゾーン 弦楽のための交響曲
→これは、偶然です。昨日「ロッシーニの弦楽ソナタ」をご紹介頂きまして、本日購入したCDにこの曲も収録されておりました。ただし、2番、3番、5番、6番だけですが。
もしかして、勘違いしていますかね?「Symphony for String Orchestra」との記載がありましたので、多分同じ曲を指しているかと思うのですが。
naxos、マルコポーロ、cpo、BIS等のレーベルは確かに「?」と言う作曲家が多いですよね。
ご教授頂きましたサイトでは曲の冒頭ならば無料で聴けるので、何となく自分に合いそうな曲だったら、挑戦してみることにしています。失敗もありますが(笑)
確かに、「宝探し」は言い当てていると思います。私は「発掘作業」と自分で呼んでいますが(笑)。
同じように「宝探し」をしている方がいらっしゃって、嬉しく思います。
ご紹介頂きました情報は是非参考にさせて頂きます。ありがとうございました!
No.10
- 回答日時:
回答番号:No.1 hossannpapです。
プッチーニ:四声のためのミサ曲 「ミサ・ディ・グローリア」 は、喜んで頂けて、私も嬉しく思いました。
ご返事の中に、フォーレのレクイエムもお好きだとか・・・
ならばと調子に乗って、宗教曲をもう一曲!
《聴き易いメロディーライン!お人好しシューベルトがそこに居る!?》
●シューベルト:ドイツ・ミサ曲 D872
(試聴&所持盤)http://www.amazon.co.jp/%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83 …
(注意=試聴入り口ページでは2曲目ですがプレイヤー画面では7曲目~終曲まで)
ドイツ・ミサと言う曲名から厳しい曲の様に感じるかも知れませんが、この曲は肌感覚が優しく感じます。
50年程昔、ステレオレコードが世に出始めた頃、25cmφステレオレコード(演奏者違い=ヘルディナンド・グロッスマン指揮ウィーン少年合唱団 他)でこの曲を聴いて以来、現在まで、何故かこの曲のメロディーが頭の中で遊ぶんですよ(苦笑)!
《次は、ご存知かも??》
●ボロディン:弦楽四重奏曲 第1番 イ長調/第2番 ニ長調
※特に第2番の第1楽章&第3楽章が知られていますね。
(試聴&所持)http://www.hmv.co.jp/product/detail/120107
(参考試聴・第2番 第1楽章)http://www.voiceblog.jp/andotowa/421984.html
(参考試聴・第2番 第3楽章 「ノクターン」)http://www.voiceblog.jp/andotowa/361118.html
●レスピーギ:組曲「鳥」/ボッティチェルリの3枚の絵
(試聴&所持)http://www.amazon.co.jp/%E3%83%AC%E3%82%B9%E3%83 …
※組曲「鳥」の第1楽章「前奏曲」/第3楽章「めんどり」/第5楽章「かっこう」が、知られていますよね・・・
●ディーリアス:曲名の指定は出来ません(私の中で、ロッシーニとは違う世界のBGM)
(試聴)http://www.amazon.co.jp/%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83 …
(試聴)http://www.amazon.co.jp/%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83 …
など!
◆以下は、無意味でしたら無視して下さい。
お好みとは大分違うかも知れませんが、あんまり可愛くて、偶に聴くと心がスキップするんです。
《モーツアルト8歳、父レオポルドの手を借りずに一人で作った曲》
●4.コントルダンス ヘ長調 K.33 B (私はこの曲が最も笑顔になります) <私のレコードでは、KV15x となっています>
他に●5.コントルダンス ト長調 K.15 e
●6.コントルダンス ヘ長調 K.15 h
●8.アレグロ へ長調 K.Anh 109b Nr.1(15a)
●9.プレスト 変ロ長調 K.Anh.109b Nr.9(15ll)
●10.ガボット ハ長調 K.Anh 109b Nr.2(15b)
●12.ロンド へ長調 K.15hh
●13.アンダンテ 変ロ長調 K.15ii
http://www.7andy.jp/cd/detail/-/accd/C1084686
(1~15までが、モーツァルトです。この中でK.15となっている曲は、ほぼ間違いなく8歳時初の作曲ですが、以外の曲が初作曲かどうかは解りません。)
【チョッと解説】
彼が8歳の1764年7月、父のレオポルドとイギリス・ロンドンに渡っていた時、父のレオポルドが高熱や下痢を伴う大病に掛かり、やむなくロンドン郊外のチェルシーに療養の為に移り住みます。
この時、子供達はクラヴィーァに触れる事を禁じられ、彼も例外では有りませんでした。
そんな中で、初めて父の手を離れ譜面筆記のみで自力作曲をし「ロンドンのスケッチブック」として43曲を作曲しています。
この43曲は、当初ケッヘル番号には入れて貰えず、後世にこの曲をアルファベットと組み合わせて整理した様です。
43曲の大半が、KV15となっています。これはa~zまでの26番目を越える曲にはaaやbbという具合に付けて行った様です。
《私の所持演奏》
ネビル・マリナー指揮/アカデミー室内管弦楽団
使用レコード PHILIPS 6527 151 外盤(尚 初版盤は6500367外盤)
尚、元は楽器指定が無く、ご紹介試聴ページの様にピアノ譜表に書いているとの事ですが、記録ではチェンバロやオルガン演奏がなされた様です。私の所持レコードでは、ネビル・マリナーが、それらを組み合わせてオーケストラ曲に仕立てたのでしょう。このオーケストラ版の演奏も可愛くて面白いのですが、試聴サイトを見つけ出せませんでした。残念!
フォーレのレクイエムもドイツ・ミサと同じ頃から好きでした。
アンドレ・クリュイタンス:パリ音楽院管弦楽団 Eブラッスール合唱団/ヴィクトリア・デ・ロス・アンヘレス(S)//ディートリッヒ・フィッシャー・ディスカウ(B)<1962年)>
のレコードは、擦り切れたり痛みが激しくなり同じ演奏を五回も買い直しました。その間も、
ルイ・フレモー:パイヤール室内管弦楽団1953年頃
ルイ・フレモー:モンテ・カルロ国立歌劇場管弦楽団1962年頃
ルイ・フレモー:バーミンガム市交響楽団及び合唱団1977年
ミシェル・コルボ:ベルン交響楽団1972年
カルロ・マリア・ジュリーニ:フィルハーモニア管弦楽団&合唱団1986年
エマニュエル・クリヴィス:国立リヨン管弦楽団&合唱団1988年
セルジュ・ボド:ロンドン・フィルハーモニ管弦楽団&合唱団 録音年不明
のレコードやCDを買ったり貰ったりして聴きました。クリュイタンスの録音より優れたものも有るのですが、何故か、私は、クリュイタンスの演奏で擱くって欲しいと家族に頼んでいます。どうも、他の優れた演奏も含めて、娑婆を彷徨いそうに思うのです。クリュイタンスでないと天国に連れて行って貰えない気がする(苦笑)!
質問者様お好みの演奏は、誰の指揮でオーケストラ&合唱団は・・???
蛇足だらけで御免なさい!書けば書く程、迷路に入り込む様ですので、この辺で出口に戻ります。
hossannpap様
ありがとうございます。
プッチーニ:四声のためのミサ曲 「ミサ・ディ・グローリア」 は、早速注文しました。しかも海外へ(円高って凄いですね!)
・シューベルト:ドイツ・ミサ曲 D872
これは、名曲と言っても過言では無いほどに美しい曲じゃありませんか!!凄いですね、初めて聴きましたが、冒頭からして壮麗にしてカッコいいです!是非、全曲通して聴きたいです。
ありがとうございました!
・ボロディン:弦楽四重奏曲 第1番 イ長調/第2番 ニ長調
仰せの通り、有名な楽章は存じておりますが全曲通しては聴いていないのでこちらもチェックしておきます!
・レスピーギ:組曲「鳥」/ボッティチェルリの3枚の絵
「鳥」は私のお気に入りの1曲です。むかーし、むかーし、FMにて「音楽の森」という番組があったのですが、その終了時に流れていました。
・ディーリアス:曲名の指定は出来ません(私の中で、ロッシーニとは違う世界のBGM)
逆に私から推薦します。「フロリダ組曲」、これはディーリアスの中で最も私が好きな曲です!
ベートーヴェンの曲をこってりとした油絵に例えますと、こちらは淡いパステルカラーの絵を見ているような、そんな違いを感じます。
モーツァルトのご紹介有難うございました。昔は、皆同じに聴こえたメロディーですが、今はきちんと聞き分けられるようになりました(笑)
ご紹介頂いた曲も今後の参考にさせて頂きます!
モーツァルトだけでも人生足りないかもしれませんね(笑)
ちなみに、フォーレのレクイエムは時々眠りに付くときに聴いています。穏やかになれますので。演奏はチェリビダッケ指揮、ミュンヘンフィルですが・・。
昨日と今日に渡りまして、色々とご教授頂き誠にありがとうございました。
もし、宜しければなのですが、これ以外にもありましたら・・(贅沢言い過ぎですね。汗)
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