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三菱マテリアルのHPと田中貴金属のHPとで本日の金価格の値段が掲載されていますが両社で価格が違います。

何故なんでしょう?金は取り扱う会社によって価格が違うものなのでしょうか?

A 回答 (3件)

金は相場性の商品で、定価という概念がつけにくいと言ったらいいでしょうか。



各社自分のところで持つ実際の金のほか、工業品の取引所で取引きする相場での金商品というのがあります。
取引所とは、日本の東京工業品取引所、NYのNYMEX(New York Mercantile Exchange)など、沢山あります。
金商品とは取引所における相場性商品(先物、オプションなど)で、実際の金を目の前ですぐに売買しているわけではありませんが、どのくらいの量をいくらで持っていていくらで売りたい買いたいか、など魚市場でいえばセリのようなことが行われていると考えてください。
取引所でセリ売買を行い、あとで実際に売買する値段を決めたり、そこからも利益を出したり損失が出たりします。

実際の店頭で売られる金の値段は、取引所で毎日決まるセリの価格から(市場価格)、今自分の持っている量を踏まえて計算し、何グラム何円で売ったらよいかをコンピュータにより算出します。

各社は、持っている実際の金の量や、取引所でのセリにかけられる量の違い、またそこから利益が出ているか損失を出しているかなど、いろんな複合要因から販売価格を決めています。

安い会社は、取引所での取引量も大きかったり、そこから利益があがっているため、個人に売るときの値段にも反映して安くできる、と考えたらわかりやすいでしょうか。

では、過去に押さえた金だけでも定価にして売っても良さそうですが、市場での価格変動が大きく、食品のようにしばらくしたら食べたりして消えるものではないため、やはり市場価格に準じた値段を各社出しています。
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金には定価がありません。

#1の方が言われるように、各社が思惑で値段を決めています。

かつて、金にも公定価格がありました。1オンス=35ドルという米ドルの価値を決めるのに、つまり兌換紙幣としてのドルの価値を固定するのに使われていました。でも30年くらい前にその制度が崩れ、いまでは自由市場で取引されています。

金の国際取引は基本的には米ドル建てで行われます。日本の小売市場での価格は円建てですが、当然外国為替相場の影響をうけます。金のドル建て価格を円建てに換算する過程でも業者はリスクを負う構造になっています。

外国為替相場には顧客むけの相場があって、米ドルに関しては一応日本中の銀行が同じ価格を出していますが、それも固定されていません。ましてやユーロやオーストラリアドルなど他の通過に関しては銀行ごとに相場が異なっています。

自由市場ですからそういうことになっています。互いに協定して同じ価格を出すことのほうが法律的には問題のような気がします。
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為替でも同じようなことがあります。

三菱マテリアルと田中貴金属の信用力と流動性(取扱高)が主要因だと考えられます。それとどの為替相場を使うかの可能性疑われます
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