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英The Spectator誌のコラムからの質問です。筆者は Hugo Rifkind氏で、2月4日の「I’m a convert to shoe-throwing, and its power. But I bet they ban shoes in public pretty soon」と題するもの。

このコラムは、イラクの記者がブッシュ大統領に靴を投げつけた事件、それをまねて温家宝首相に靴が投げつけられたイギリス、ケンブリッジでの出来事、最近のイギリスの記録的な豪雪、悪天候などを背景として書かれています。

最初から第4段落までを引用します。

Where do we stand, then, on shoe-throwing? Me, I’m in two minds. Muntadhar al-Zaidi, I dunno, I think he carried it off. At least he threw both, and at least he was in the Middle East. Whatever happened next, is my point, at least he didn’t have to hop. At least he didn’t have a clammy sock.

I do not yet know the name of the 27-year-old man who lobbed a shoe at Wen Jiabao on Monday, but I do know, from the pictures, that he only threw the one. And, more pertinently, he was in Cambridge. It can’t have been nice in Cambridge on Monday. It wasn’t nice anywhere on Monday. Did he bring a spare shoe? Was he expecting the Chinese Premier to throw his shoe back? I don’t think so. It seems to me that he hadn’t properly thought his actions through.

And yet I’m a convert to shoe-throwing. There’s a power to it. For one thing, you do always, at first, have a shoe. That’s not something you could say about every informal projectile. Your rotten fruit, your elderly cabbage, both require a degree of furtiveness on the way in. You’ve got to smuggle. With your keys, the aerodynamics will be hard to predict. Coins are expensive, and a bit football terrace. Mobile phones, a bit Naomi Campbell. The shoe is the way to go.

上記第3段落の Coins are expensive, and a bit football terrace. という文の a bit football terrace の意味するところをご教示ください。

なお、質問箇所以外の部分の意味はざっと次のようなものと思います。誤訳のご指摘も歓迎します。

「靴投げ」に関して我々はどう考えるべきなのか。私はと言えば、はっきり決めかねている。ムンタゼル・ザイディの行為はどうなのか。上手くやってのけたとは思う。少なくとも左右どちらの靴も投げた。それに事が起こったのは中東だった。靴を投げた後の状況が私の注目するところだ。少なくとも彼は片足でピョンピョンはねる必要はなかった。靴下を湿らせることもなかったのだ。
月曜日に温家宝氏に向かって靴を投げつけた27才の男性の名前を私はまだ知らない。だが、ニュース映像で彼が投げたのは片方の靴だけだったことは承知している。より重要なことは事が起こったのはケンブリッジだったという点だ。月曜のケンブリッジは天気がよかったはずはない。月曜に天気がよかったところなどない。果たして彼は予備の靴を用意していただろうか? 彼は中国の首相が自分に靴を投げ返してくれると思っていただろうか?私はそうは思わない。彼は自分の行動を徹底的に最後まで考え抜いてはいなかったと私には思われる。
とはいえ、私は「靴投げ」を信奉するに至った。「靴投げ」には有利な点がある。第一に、人は常に靴を――最初から――身につけている。これは、投げられる、特別な物すべてが備えることのできる利点ではない。腐った果物や古いキャベツ、これらは持って入る時に多少はこそこそしなければならない。人目につかぬよう持ち込まねばならない。鍵束はどうか。空気力学上の軌道予測が困難だ。硬貨は高くつく。それに a bit football terrace だ。携帯電話はどうか。ナオミ・キャンベルじゃあるまいし。結局のところ靴に落ち着くわけだ。

A 回答 (2件)

football terraceの意味は


サッカーの試合でサポーターが立って応援する、広い(大きな)階段
という意味だそうです。
ここで注目すべきなのは、「広い」という意味です。

文脈上、靴以外のものは何かしらデメリットがあるため、投げるのに
は適切ではないという事になってます。
そこで硬貨を投げて当てる事のデメリットを考えます。
(1)硬貨は高くつく→お金がかかる?という意味でしょうか。

(2)硬貨は a bit football terraceだ

硬貨は小さいから、ブッシュに投げて当てるには(投げる範囲が)「広い」

硬貨は小さいから、ブッシュに投げて当てるのは「難しい」。

こんな感じの意味になるかと思います。
ただ、訳語としては、
硬貨は高くつくし、それにサッカーのあの広いテラスに向かって(テラスにたってるブッシュ)当てるなんて少しありえないし。
こんな感じでも一応直訳としてはアリかもしれません。

あまり自信はありませんが、おそらくこういう意味になると
推測されます。
参考にして頂ければ幸いです。
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この回答へのお礼

レスありがとうございます。

なるほど、ご説明いただいた回答から筆者がこの文で何が言いたいかつかめたようです。

「多少 football terrace の気味がある」というような文章で、筆者は一体何が言いたかったのか今ひとつ理解できませんでした。

結局、「硬貨のような小さい物体を遠くの人間めがけて投げても当てるのは難しい」ということでほぼ間違いないようですね。

回答の文章を示されて、そう言われてみればしごく当然のことに思えます。いつものことですが、手品のタネ明かしのようです。

ただ、テラスに立っているのはブッシュではなくて投げつける人間の方だと私には感じられます。スポーツの試合などで、ヘマをした選手に物を投げつけるのはテラス側の観客の方ですから。その点は No.2 の回答者の方も同意見のように思われます。

しかし、「硬貨は小さいから投げて当てるのは難しい」という筆者の言いたいことの核心と思われる点については、お示しのご説明のおかげですっきりと納得できました。
ありがとうございました。

お礼日時:2009/02/19 17:35

こんばんは。



フットボールの立見席のことをterraceと呼ぶそうです。
かつてローマのサポーターが主審にコインを投げつけて怪我をさせたことがありましたが、そういった背景があっての表現ではないでしょうか

kaiyoseiさんの訳を借りれば「フットボールの立見席じゃあるまいし」
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この回答へのお礼

No.1 の方へのお礼コーナーに書きましたように、Terrace のこと自体についてはあまり悩んでいませんでした。「多少 football terrace の気味がある」という文章で筆者の言わんとするところが今ひとつ理解できなかったので質問したわけです。

「かつてローマのサポーターが主審にコインを投げつけて怪我をさせたことがありました」

なるほど、筆者もこの出来事を念頭に置いて述べているのかもしれないですね。このエピソードは非常に参考になりました。本文を読んだときにこのエピソードが頭にすぐ浮かべば意味を理解するのに悩まなかったかもしれません。

ただ、非常に参考になりましたが、筆者の言いたいことの核心について丁寧な説明をいただいた No.1 の回答者の方に高いポイントのほうを提供させていただきます(時間的にもわずかながら早かったですし)。申し訳ありません。

お礼日時:2009/02/19 17:42

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