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「以上」と「以下」は、60キロ以上、60キロ以下。その数を含んで、多いか、少ないかですよね?

「じゃあ、以内は?」と聞かれて、
「範囲」と答えましたが、1万円以下、1万円以内だと、区別が「以下」と「以内」の区別がよくわからなくなりました。

「以上」「以下」「以内」の違いの上手な説明の仕方を教えてください。

A 回答 (5件)

「以上」はいいですよね。

「基準点を含んでそれより上」という意味です。

問題は「以下」と「以内」の違いです。かなり意味が重複しているので、置き換え可能な場合がほとんどですが、一部に置き換えることができない場合もあります。つまり、微妙に意味が異なるんですよね。

「以下」は「基準点を含みそれより【下】」、「以内」は「基準点を【超えない範囲】」という意味です。ですので、「以内」を「範囲」と理解するのは、必ずしも間違っていないと思います。

「下」は、文脈により様々な意味を持ちます。値段であれば「安い」、年齢であれば「若い」、長さであれば「短い」、速度であれば「遅い」、質であれば「劣る」、前後であれば「後」などです。あとは、そのまんま「下の部分」という意味もありますよね。例えば「以下同様」、「以下同文」、「以下余白」などは「前後」のうち「後」の意味でしょう。文末を表す意味で「以上」を用いることもありますよね。

「1万円以下」は「1万円を含みそれより【安い】金額」、「1万円以内」は「1万円を【超えない】金額」という意味です。つまり「1万円以内」には「安い」という意味合いはないのです。営業などで訴求力を持たせるために「安い」という意味合いを強調させたければ、「1万円【以下】で済みますよ」という言い方の方が適切でしょう。

区別するならば、「以下」と「以内」が同時に用いられている文章を探してみましょう。例えば箱根駅伝で「次回のシード権(予選免除で出場する権利)が与えられるのは10位【以内】のチームであって、11位【以下】のチームには与えられない」。一目瞭然ですよね。
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不等式で書くなら、


 一万円以下は x≦10000
 一万円以内は 0≦x≦10000
ですかね。

「以内」という表現の場合、どこか範囲を考える基準となる点があり、そこからどこまで
離れていてもよいか、という意味になると思います。
「一万円以下」などの場合、自明な下限となる「0円」のところに意識をおいて、そこから
どれだけ離れているかという上限が「一万円」だという意味になります。
だから、同じようにある時点を基準点において「3日以内」などのように期間を表したり
「0回」を基準点において「5回以内」なとのような表現にも使えます。

それに対し、「以下」という場合はそのようにどこかを基準とする感覚はありません。
「一万円以下」という場合、あくまで意識があるのは境界となる一万円のところで、
そこから見て「ここより下」という感じですね。

だから、0が絶対的な基準として適当でないもの、例えば気温などの場合は「10度以下」
とは言えますが「10度以内」とは言えません。


あと、ご質問の内容とは直接関係ないですが、「以○」という表現は、その境界となる数値
などを含むかどうかを明確にする必要がある場合は「含む」と定義するのが普通だと
思いますが、実際に使われる場合、意識の上では境界を含んでいない場合も多いですよね。
たとえば、「一時間以上待った」と言う人がいたら、その人が実際に待った時間が一時間
ちょうどである可能性は全くないと思います。

また、明らかに境界を含まない言葉としては「以外」がありますね。
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ごめんさい、2に追記です。



「以内」は数字のみにはつかず、単位がセットになると思います。
×をつけたのはそういう意味です。
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10以上…10、11、12、13・・・


10以下…1、2、3、…9、10
10未満…1、2、3、…8、9
10以内…×

対象(?)が1人の場合は「以内」、複数の場合は「以下」かなと。
「10分以内に答える」←答えるのは自分1人
「半径2m以内に」←自分1人の半径2m以内

「5歳以下の子ども」←1歳の子ども、2歳のこども、3歳のこども…
「150cm以下」←140cmの人、141cmの人、142cmの人…

うまく言えないですけど。。。

「1万円以下」だと「罰金」
「1万円以内」だと「お買い物」なイメージですね。
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「以内は?」と聞かれて「範囲」と答えられたのでは、質問した相手の方がお気の毒な気がします。


質問者さまの「以上」「以下」の理解は正しいのですから、もったいない。
「以内」も「以上」や「以下」と同じく、基準にした数・量などを含みます。
だから、「1万円以内」というのは「1万円」も含みます。9,999円までOKということではないです。
「10キロ以内」といったら、丁度10キロまではOKです。

「以上」「以下」「以内」の3者に共通するのは、いずれも「以」という文字が入っていることです。
「以」はそこが基準点であることを示します。
ある地点に立って、「ここからこっちは俺の土地だ」と宣言する場合を想像してみると、自分が立っている地点も含まないと、そう宣言した途端に他人の土地に立っているということになってしまうでしょう。
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