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大手新聞各社に下記のような米シティバンクの救済が掲載されていましたが
米財務省は27日、経営難の米金融大手シティグループの自己資本を強化するため、最大250億ドル(約2兆4250億円)相当の同社普通株を取得することで合意した、と発表した。政府が資本注入の一環として取得した優先株の一部を転換する形で行う。シティによると、転換後の出資比率は最大約36%で、政府が最大株主になる。
どういう仕組みでシティにお金が入るのか2兆4250億円が入るのかわかりません 文面だけ読むとシティが政府向けに発行していた優先株を普通株に転換するだけで新たに株式は発行しないのでシティ側にはお金が流れないと思いますがどこから2兆4250億円がやってくるのか  
間を省略しているような気がしますが解説していただけませんか

A 回答 (1件)

米政府は資本注入として約450億ドルを優先株として取得してます。

その内、250億ドル分を普通株に転換するので新たに出資するわけではありません。普通株式数は、当然250億ドル分の株式が増えます。株式数が増えると希薄化となり既存株主が株価下落を嫌気して売るのです。
会社の価値は株価×株数ですから、単純に株数を増やしたら株価が下落となるわけです。

日本も銀行救済の為に国有化がありました。日債銀や長銀の国有化は株価0円で政府が買い取り不良債権処理に6兆円使いました。預金者は保護しましたね、もう一つがりそなです。りそなの場合は、今回のシティと同じように政府資本を注入してますが経営はそのままです。しかし不良債権減らしや収益改善への進捗への監査やらで自由度を奪われてしまいます。

この回答への補足

merkjetさん回答ありがとうございます
私が勘違いしていたのかもしれません
今回2兆4250億円がシティに増資されるわけではないんですね
優先株の一部を普通株に転換したことで将来の優先株の償却が減った
ということですね

補足日時:2009/03/01 00:04
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