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なんですが、履いている方をよく見かけます。

これは、四季を通じて3000mを歩く為と説明がありますが、
シンサーレートが入っていないそうですが、今の時期2400,500mになると
ジンジンしませんか?

A 回答 (3件)

 No.1のJagar39です。



 靴の保温材について整理すると、保温性の低い方から
デュラサーモ<シンサレート<プリマロフト
 という感じでしょう。高所用だと他にもEVAを使ったモデルもありますが。

 デュラサーモは、ライナーの内側を起毛させただけで、いわゆる「中綿」はありません。シンサレートはウエアや手袋などにも使われている「極薄中綿」です。薄い割には保温性が高い、という代物です。

 プリマロフトを使ったモデルは多くないのでここでは「中綿」としてシンサレートと一緒に説明します。冬山靴としては人気があるローバーのクリスタロXプロがプリマロフトを使っています。

 ただ、冬山用の靴では「保温性」は最重要な性能ではありません。
 アイゼンを装着するためのソールの形状や剛性、ソール剛性を出すためのシャンクの材質、足をホールドするためのアッパーの成形など、様々な要素の集積が1足の靴になっているわけで、冬靴としては特にソールの設定が最重要項目でしょう。

 シンサレートを使った靴の多くはそれだけ高所で使われることを想定しているので、行動時間の大半はアイゼンを装着しているのが前提の設計をしています。つまり、足首は深くソールはガチガチです。
 そんな靴で例えば北八ヶ岳の雪原を歩いても疲れやすいだけでしょう。
 ま、そんな感じで総合的に判断すべきものです。保温性だけなら1~2万円で売っている防寒ブーツの方が高いモノがありますし、北八ヶ岳でスノーシューでの雪上ハイクするのでしたら、そちらも選択肢としてあり、なくらいですし。

 ジンジンも、冬山だとジンジンして当たり前なので、どの程度のジンジンなら不快なだけなのか、どこから危険領域に入るのか、などの判断は経験を積まないと難しいでしょう。
 靴ならまだ良いですが、ウエアやシュラフなどを「快適か不快か」という基準で選んでしまうと荷物が重くなる一方です。荷物が重いのは夏山でもそうですが冬山では特に、それだけで大きな危険を孕んでいることになります。
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靴の保温材はシンサレートだけではないですよ?デュラサーモも立派な保温材です。

この2つが登山靴の保温材の2トップといっていいでしょう。712はデュラサーモ+オールレザーなので保温性はかなり高く、少なくとも私自身は厳冬期の2500m級までは問題を感じたことはありません(それ以上の厳冬期の山はまだ未踏の領域なので…)。

これら2つの素材は基本的に中綿+防水透湿素材という構成となっており、違いがあるとするとそれはデュラサーモは起毛素材+防水透湿素材+中綿という構成を一体型にしたゴア社の製品であるのに対し、シンサレートを使ったモデルは中綿と防水透湿素材が各々異なるメーカーの製品であることくらいでしょうか。まあどうでもいい話ですね。

712をよく見かけるとのことですが、お察しの通りかなり売れているようです。本当によく見かけるので山小屋での靴の取り違えが真面目に怖くなってしまいますね(笑)

ただどんなに性能がよかろうが足に合わない靴は無用の長物です。712は確かにいい靴ではありますが、機能や見てくれに囚われず自分の足に合った靴を選ぶことをお勧めします。

この回答への補足

なるほど。そうですか。。ありがとうございます。この間まで、ハンワグのエクスプローラーでいっか。と思っていたんですが、もう一歩上を目指し、ボリエールスーパーラトックなんか行ってみちゃおうか、とも考えたりしていますが。。なにぶん慣れない分野ですので、なかなか全容をつかむのが難しいです。

何年も取り組んだ分野なら、さらっとこれとこれというのがありますが。。

補足日時:2009/03/05 23:29
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 登山歴30年ほどですが、学生時代はいわゆる「重登山靴」でオールシーズン登ってました。

革は厚いのを使ってましたが、どれだけ厚くても革に保温性があるわけではないし、ライナーも別に保温性などは考慮していないような代物でしたが、それでちゃんと厳冬期の3,000m級も登ってました。
 ま、確かにその靴では足指はとても冷たかったし、油断すると凍傷にもなったので、夜にテントでケアすることは必須でしたが。

 なので、デュラサーモを使っている712であれば、特に不足はないように思います。いつでも快適、というわけにはいかないかもしれませんが。

 この712は、夏山でもけっこう履きやすい靴なので(冬山対応靴にしてはソールが柔らかい設定)、残雪期や場合によっては夏でも履くつもりでしたら良い選択肢だと思います。
 冬山は専用の靴を履き、残雪期や夏山は別の靴を用意するというのでしたら、シンサレートなどの中綿が入った靴の方が無難でしょうけど。

 ちょうど1ヶ月ほど前、北八ヶ岳に登ってきました。
 私は今はもう本格的な冬山はやらないので、靴はハンワグのクラックセーフティーで1年中登ってます(夏はもっと軽い靴だけど)。
 これはナイロン+革のコンビ靴で、ライニングにはデュラサーモでもないプレーンなゴアテックスを使っているのですが、一応冬山対応です。カタログには-10℃まで対応とあります。
 先月登った時はこの時期にしては非常に暖かかった日でしたので、山頂での気温が多分-8℃くらいしかなかったと思うのですが、靴はまったくのノープロブレムでした。

 私の学生時代より靴自体の保温性も向上していますが、なんといってもソックスの進歩が大きいな、と思います。
 まあ、保温性が高い靴があるのにわざわざ保温性が低い靴を選ぶこともないのですが、用途や他の靴とのコンビネーション(夏はどの靴を履くかとか)を考慮した上で冬靴を決めるものでしょうから、質問者さんの登山スタイルなどの情報が少ない私には、どれがお勧めとも712がベストチョイス、とかも言えないのですが、十分冬山用途に対応している靴だとは思いますよ。

この回答への補足

そうですか。ありがとうございます。実は、自分もクラックセーフティーを偶然3万ほどで新品購入し、使っています。冬山もいけましたが、自分が
行った日は、この冬一番寒いとか、寒波が来ているとか、の日にかぶり、
非常に、すぐにジンジンが始まります。

シリオはかっこいいんですが、シンサーレート無しじゃ、大して
変わらないスペックといえるんじゃないか?しかし、デュラサーモですか、誤解がありましたが、シンサーレートは中綿ですか。。
何かソールに挟まっている防寒ゴムと思っていました。
しかし、エクスプローラーも多少安いので、大きな差があるか?

かといって、本格的なところは今ところ行きませんが、どうゆう風に
進展するか、しないか?分かりませんで、あの足のジンジンも
なければ、もう少しスタミナが維持できるんじゃないか?など。
考えていますが。。止まると、ジンジンがおきやすくなる。
まあ、他に良く見るのは、ボリエール、スポルティバ?あとメーカー
も名称も忘れましたが、つま先がスパイダーのような網目になっている奴かなあ。まあ今年は買えないでしょうが。。

補足日時:2009/03/05 02:54
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