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たぶん類似の質問は過去にあると思うのですが、すいません。

さし歯や部分入れ歯、もしくは総入れ歯などにおいて、出来上がりの良否を決定するのに、歯科医の腕の占める部分と、技工士の腕の占める部分はどちらの比重が大きいものなのでしょうか。

もちろん両者は一体になって作用するものでしょうし、また単純に数字でその割合を表せるものでもないと思います。

漠然とした質問で恐縮ですが、詳しい方のご意見やお話しを伺えればと思います。

ちなみに最近私が通い始めた歯科医さんは
「うちの技工士さんは腕が良いから」
と自慢されていました。

部分入れ歯を入れる可能性が高いのですが、これは、こちらの歯科医さんで続行するのの決め手になる大きな要素でしょうか。

A 回答 (5件)

どちらとも言いがたいですね。


歯医者が腕が良いからと言っても、いい技工士にめぐり合わなければいい物は作れません。最近ではいい技工士はめっきり少なくなりました。
というか学校のレベルが下がっています。
腕が良い技工士がいても、模型や根の治療などがしっかりしていないと功を奏しません。
技工士の腕というのはテクニックだけでなくセンスです。
歯医者に大切なのは、医療技術だけでなく、またいい技工士を見つけるだけでなく、技工士の腕を引き上げる技術です。
どうしても人には癖がありますから、「こうすればこう作るだろう」という癖を見通して設計する事が出来れば満点です。

「うちの技工士は腕がいい」と言う言葉の裏には「私の技術を充分に引き出すだけの腕がある」「私はいい技工士を見つける目がある」という自慢がほとんど。
逆に「私の至らぬ点を補えられる」と解釈すると、これは謙遜か、或いは問題あった時には結局技工士の所為にする歯医者という事になります。最近は何でも人の所為にする歯医者も少なくありません。
つまり、その言葉だけでは判断材料になりません。
他の患者さんの評判などで人間性を考慮して判断すべきでしょう。

部分入れ歯は歯を傷つける量も極々僅かですから、やり直しもさほど苦労ではありません。通うのが面倒なだけです。
とりあえず「やめたほうがいい」という理由はありません。
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この回答へのお礼

お礼が遅くなり申し訳ありません。

とても興味深い内容をお教えいただきました。

よろしければ、No2の回答者さんにもお願いした補足質問ですが、型を作る以外にも、「設計」というようなものがあるのかお教えいただければ助かります。

お礼日時:2009/03/21 13:06

部分入れ歯には固定するバネ(クラスプ)、歯肉色の部分(床)、場合によっては反対側に渡す金属部分(バー)といった部品が必要になります。


これらを組み合わせて、安定良く、使いやすい入れ歯を作ります。
バネも様々な形があり、どれが適しているかを考えなければなりません。
床(ショウ)は出来るだけ広い方が安定しますが、患者さんにとっては邪魔にもなりますから、大きさと位置を確認します。
バーや床の端が発音する際の舌の当たる位置に来ると、発音がうまくいかなくなります。
従って、特にラ行タ行ナ行など舌が上顎に着く位置の確認や、舌が動く際に邪魔にならない下顎の内側の位置を確認します。
これは最初に取る大まかな模型で設計し、精密な方の際に確認します。これは歯医者の仕事です。

技工士はこれらのデータをもとに入れ歯を作るのですが、単に正確に作るだけでなく、デザインセンスなどが求められます。

口を開いて頬を上下に指で動かしてみてください。
頬と一緒に動く部分と、歯の近くで動かない部分があります。
動く部分を「可動粘膜」といいます。
入れ歯は、この可動粘膜まで被ってしまうと外れやすくなりますが、歳をとると骨が細くなって可動粘膜部分が多くなってしまいます。
そこで、歯医者はどこまで広げるかを考えながら型を取っていきます。
場合によっては型取りを2~3回に分けて正確にとる事もあります。
この辺のところが歯医者の力量と言えるかもしれません。
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この回答へのお礼

特に入れ歯の場合には技工士だけでなく、歯科医の細かな技量が必要とわかるお話をうかがえました

ありがとうございました

お礼日時:2009/03/24 16:52

#2です。



1について
型採りは、衛生士がやっているところも多いとは思います。
が、基本的にはドクターの仕事です。
型を採る際に重要なのは、気泡を入れないことと、一発で形を決める・・というか。(途中で動くと型が歪みます)ピンクの粘土のようなもので型を採りますよね?あれは粉状のものに水を加えて練るのですが、固まりやすいので、時間との勝負です。その点も含め、けっこう腕の違いはありますよ。

2について
設計図というのは、たとえ話です。(一応、分かりやすく表現したつもりだったんですが・・)
ただ、型を採って、それをそのまま技工士に渡すわけではありません。
型に石膏(歯科用の)を流し込み、固まって患者さんの歯の模型になったものを渡します。
技工士はその模型を元に技工物(銀歯とか入れ歯とか)を作るという流れです。
入れ歯の場合歯がないじゃないかと思うかもしれませんが、歯の無い状態になっても、歯茎の状態は患者さん一人一人違いますから、総入れ歯でもちゃんと型を採り、できた型に石膏を流し入れ、歯茎の模型を作ります。

・・・そうか、私は自分で見てきたので分かっていましたが、患者さんにしてみれば、型を採るところまでしか見えませんもんね。

歯の治療って自分で見ながら確認できませんから、確かに不安ですよね。
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この回答へのお礼

ご親切に再度お教えくださりありがとうございます。

型をとったあとに、石膏を入れるとこまで歯科医側でやるなんて初めて知りました。
私は今まで、歯科医側でやるのは型をとるまでで、石膏以下は技工士側の作業だと思っていました。

お礼日時:2009/03/22 08:15

歯科関係で働いてます。


私の見てきた限り、やっぱり、技工士がどんなに名工でも・・型を採って設計図を描くのは歯科医師ですからね。
医師の腕が悪ければ、技工士の腕も泣きます。

ちなみに、歯科医師と技工士は、歯科医師が常に上位に立っているみたいです。
なぜかよくわかりませんが、歯科医師って、技工士を見下すきらいがあります。
自分の形成(削って形を整える、型を採る前の大切な段階)が悪いのにも関わらず、技工士の腕が悪いという歯科医師はたくさんおります。
(患者の前で言うことはないと思いますが・・)
型を採るのにも、良し悪しがあります。
型の取り方が下手だったら、設計図が歪んでいるってことですから、それに伴って出来上がったものは、当然歪んできますね。

・・・これは正直、内部の人間でないとわからないかもしれません。
ただ、作ったばかりの入れ歯がどうもフィットしないとか、銀歯が噛むとあたって痛いとかがあれば、医師の腕がイマイチな可能性があると思います。

やっぱりドクターの腕が良いことが一番ですかねぇ。
職場の先輩いわく、「腕のいい歯科医師は字も読みやすくきれい」だそうで、確かにこれは素人判断しやすい材料のひとつかなと思いました。
(歯科医は手先が勝負ですので)

この回答への補足

>技工士がどんなに名工でも・・型を採って設計図を描くのは歯科医師

この点で出来ればお教えいただきたいのですが、私のような素人から見ると以下の疑問点が出てきます。

1.型をとるのは歯科医って言っても、現実には衛生士や補助者が型を患者の口に入れているだけに思える。
歯科医の腕が、型採りにまで関係あるのですか?

2.設計図なんてのが、型以外にもあるんですか?
単に採った型を技工士さんのもとに送るだけではないのですか?

補足日時:2009/03/21 12:59
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この回答へのお礼

お礼が遅くなり申し訳ありませんでした。

字の上手さがひとつの指標になるって話は興味深いですね。

お礼日時:2009/03/21 12:59

歯の噛む力は50キロ近くあり左右前後に色々な動きをしながらすり減りながら動きながら時間を掛け体全体で微妙なバランスを取っています。

100ミクロンの歯の当たりでも不整脈、無呼吸、アドレナリンの増加その他が起こります。全身状態、部分の状態、微妙な顎の動きその他は患者さんを直接診る歯医者でないと判りません。歯医者は医学的な見地で義歯の設計、調整を行う必要が有ります。物作りとして技工士さんはそれはそれで重要です。ただ技工士さんが腕がよいからと微妙な調整をしなければ上記のような問題を起こす事になると思います。

参考:
歯科医療等に伴う噛み合わせの不調和が原因で頭痛、肩こり、腰痛その他様々な事が起こります。
私達の歯は時間を掛け体全体でバランスを取りながら生えてきます。
歯科医療は自然の時間的変化に比べ大きな変化を与えますので体が付いて行けず、バランスを崩し上記の様な事が起こる事がありますので、治療は噛み合わせを変えない様に、最小限に少しずつ体を馴染ませながら行わなければ成りません。
定年間近で歯を一気に抜き、入れ歯にしたら脳溢血を起こした人、??学会認定と言う先生に16本も歯を削られ動悸、首の凝り、手のしびれ等を起こした人など色々な経験をされている方が多くいます。
また虫歯になったら歯医者に行き詰めて貰うのが当たり前と多くの方は思っていると思いますが、某国で学校に歯科室を作り子供達の歯をせっ
せと詰めたら返って虫歯が増えてしまったと言う報告もありますし、
歯医者に行けば行くほど歯が駄目になると言う統計も出ています。

自動車のタイヤに金属を被せたら振動で車が壊れてしまうかもしれません。多くの人が車には純正部品を使うのに、自分の歯には金属を平気で入れてしまいます。奥歯の噛む力は50キロ近くありますので、歯
に顎の動きと不調和な詰め物、被せものをすると歯がしみたり、痛くなったり、詰め物が取れたりします。その時症状が出なくても歯の減り方が違う為、時間を掛け骨を破壊し歯周病に成ったり、相対する歯を駄目にしたり、不調和な詰め物を避け噛み合わせが不安定になり、歯や体に様々な問題を起こす事があります。

歯科医療所詮偽物、一度に治療しない事が大切、最小限が、自然が一番です。

この回答への補足

以前聞いた話です。

人間の歯というものは、ケガや病気と違い自己治癒能力が無い。
だから少しでも虫歯になった歯はすぐにでも治療をしないとそこは悪くなるだけだ。

こう聞いたことがあります。

あなたのお話では、あまりむやみに歯科治療はすべきでないという趣旨のもとれるのですが、この点ご意見をうかがえれば幸いです。

補足日時:2009/03/21 12:54
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この回答へのお礼

お礼遅くなり申し訳ありませんでした。

非常に興味深いお話しをうかがえ嬉しいです。

お礼日時:2009/03/21 12:54

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