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はじめまして。

今年度、教員採用試験(英語)を受験しようと考えているものです。

大学在学中に英語の中高の1種免許を取得しました。現在は英語とは関係のない仕事をしています。在学中は教師になる気持ちはそれほどありませんでしたが、最近、今までの人生を振り返り、教員を目指そうと考えるようになりました。

しかし、中学校か高校の教師のどちらになりたいのかが今ひとつはっきりしません。なんとなく高校の方に気持ちは傾いていますが、決め手がありません。

(1)「英語」という「教科」の面からみた中・高校教師の魅力
(2)教科にかかわらず、「一教師」としての中・高校教師の魅力
に関して現役の先生方のご意見等を聞かせていただきたいと思い投稿しました。

よろしくお願いいたします。

A 回答 (2件)

(1)「英語」という「教科」の面からみた中・高校教師の魅力


専門性、高度な技術が求められるのは、高校。
英語の面白さを教えられることが求められるのは、中学校。
中学校で英語を好きになった生徒は、高校でぐんと英語が伸びるかもしれません。
逆に、中学校で英語嫌いになった生徒は、高校でも、きっかけがなければ、そのまま英語嫌いで終わってしまうこともあります。
どちらにせよ、「知っていること」と「教えられること」は別物です。
いかに興味を持てるように教えられるか。
いかにわかりやすく教えられるか。
いかに定着をはかるよう工夫できるか。

ちなみに私は、中学のころは英語が大嫌いでした。英語の先生が嫌いだったから(笑)。
中学生なんて、そんなもんです。精神的に、不安定な子が多いのです。担当の先生が嫌いだから、その先生の授業もまじめに受けない、そういうことも、よくあります。
そういう不安定な子たちに対して、いかに英語の楽しさを伝えてやれるか、いかに英語の必要性を説いてやれるか、が大切だと思います。

「先生は嫌いでもいい、でもだからといって、授業をまじめにうけないのは、結局あなたたちが損をする」
中学の先生にそう言われて、なるほどと思った覚えがあります。

私は、高校で英語を学んで、英和辞典でたくさんの英語の例文を見て、その表現の美しさに触れてから、英語が大好きになりました。
高校なら、中学のような精神論よりも、英語そのものの魅力を伝えてやることで、英語が大好きになる子たちもたくさんいると思います。

(2)教科にかかわらず、「一教師」としての中・高校教師の魅力
中学生は、思春期真っ只中の子ども、高校生は、ちょっと背伸びした大人、って感じでしょうか。
高校でも部活動はありますが、一般的に、中学の方が部活動も盛んです。
若いうちは、自分がやったことのない運動部の顧問になり、土日返上で部活に明け暮れる日々…なんてこともありますよ。
中学は、荒れている中学だと、本当にきついものがあります。
不良相手にできますか?
タバコすっている中学生に、見て見ぬふりをせず、堂々と立ち向かえますか。
高校は、最悪「退学」という手段がありますが、中学はそれがありません。

4時まで授業、6時まで部活、その後生徒指導、事務処理、夜10時に学年会…中学校では、日常茶飯事。

その代わり、卒業式で泣けるのは、中学校です。
尋常ではないほどに手がかかった分、子どもたちが我が子のように可愛く思えるのは、中学校です。

その点、高校の方が、良い意味でも悪い意味でも、ドライです。
帰ろうと思えば、定時で帰ることもできるでしょう。
でもその代わり、金八先生みたいな先生を夢見ているのだとしたら、高校では実現不可能でしょう。

この回答への補足

ご意見ありがとうございました。
「英語の教師」としては、確かに中学と高校では教える内容(責任?)が違ってくるようですね。これほど差のある教科は英語以外にはないのではないかと思います。「英語教師」としては、その点もよく考えなければならないですね。しかし、これは両方魅力があり、今の私にはどちらかを選ぶというのは難しいです。それよりも、「一教員」としてどのように生徒と関わることができるのかが今の私にとって決め手となりそうです。
rosavermelhaさんのご意見を拝見すると、中学校先生をしていらっしゃるように思われます。そこで再度、中学生と「一教師」との関わりについてお伺いしたいのですが、よろしいでしょうか?「一教師」として、中学生に伝えられることとは何だと思われますか?問題の多い生徒への対応の他にもいろいろとあると思います。
よろしくお願いいたします。

補足日時:2009/03/24 20:38
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中学と高校での違い、と言うことで回答させて頂きますね。

言わずもがなですが、主観的なイメージに過ぎませんので念のため。


(1)中学の場合、英語を初めて勉強するという生徒が大勢でしょうから、授業の展開は、高校で行う授業以上に難しい気はします。相手は小学生と大差ない子どもみたいな感じでしょうから、授業を飽きさせないための工夫など、高校の授業以上に授業方法を研究する必要があると思います。
高校の場合、中学よりも授業内容が高度になります。そこそこの進学校なら、教師もしっかり英語を勉強していないと生徒の質問にも対応できなくなります。英語の教師のくせに、生徒よりも英語ができないような教師もいたりしますから(笑)。
いずれの校種の場合でも、AET(ネイティブスピーカー)と英語で会話をできないでいる英語教師は、明らかに生徒からの信用を失うと思って良いでしょう。


(2)当たり前ですが、生徒の年齢が違います。中学生の方が「子ども」って感じはしてしまいますかね。高校生の方が相対的に「大人」って感じはします。部活動などを見てみますと、高校の部活動の方が、活動レベルが高いですし。生徒の人生の中でも、中学教師より高校教師の方が、記憶に残ってもらいやすいかな?とも思ったりも。

あと、中学と高校の間では、たまに校種をまたいで人事異動が行われたりします、人手が足りない場合など。

あまり深く考えず、中学生と高校生、どっちの生徒と、日々接していきたいか、それだけで判断しても悪くないと思いますよ。

この回答への補足

「中学生と高校生、どっちの生徒と、日々接していきたいか」というアドバイスのおかげで、私が教師になろうと思った経過などをもう一度整理することができました。本当にありがとうございます。私は、生徒と接することに教師の最大の魅力を感じています。生徒に伝えたいことがあるから教師になりたいと思ったのです。このことを再確認し、もう一度私がどちらの生徒と関わっていきたいのかを考えてみたいと思います。
そこで、もう少しご意見を伺いたいのですがよろしいでしょうか?アドバイスを拝見する限り、azharuさんは高校の先生をされているように思われます。(違っていたらすみません!)そこで「一教員」として、高校の先生はこんな部分で生徒と関われる!!このようなところが魅力だ!ということがありましたら再度ご意見を聞かせていただけませんか?また、もし高校の「英語」の先生でいらっしゃるのであれば、「英語」の授業を通して高校生に伝えられることとは何だと考えていらっしゃいますか?ちょっと漠然とした質問で答えにくいかもしれませんが、どうぞよろしくお願いいたします。

補足日時:2009/03/24 20:36
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