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小論文の学習をしようと、色々なコンクール入賞作品を読んでいたのですが、「これは作文なのでは?」と思うような文章が多々ありました。
例えば
タイトル 働く姿を見て
本文   「働く」という事を今まで真剣に考えた事がないと気づいたのは~
後は延々と父の仕事だとか家族の負担だとかが綴られておりました。

タイトルからして小論文としては論外だと思うのですが、これが文部科学大臣賞を受賞していました。
明らかに作文としか思えないのですが、何故このような文章が小論文のコンクールで受賞できるのでしょうか?

例に挙げたコンクールだけでなく、ほかのコンクールでも大抵作文のような文章が受賞していることがあります。

参考として、1つのコンクールのURLを書いておきます
ttp://www.shiruporuto.jp/teach/yomu/ron2008/index.html

文学に精通しておられる方等、意見をお待ちしております。

A 回答 (2件)

『論文』と『小論文』と『作文』の3つで考えてみます。



『論文』と『小論文』は『あるテーマについて学術的に論じる』、
つまり論理的な文書を作成することについては共通していますが、
章構成、研究結果等のデータ使用、他文書の引用などの要素は
『論文』にはあって、『小論文』と『作文』にはありません。

以上から『小論文』は『論文』と一見似ているように思えて、
その実体は限りなく『作文』に近いものと言えるでしょう。

では『小論文』と『作文』が明確に異なる点は何かというと、
文の主体が『自分以外』か、『自分自身』かという事です。

『小論文』はテーマに基づいて、客観的目線で論じます。
『作文』はテーマに基づいて、自身の経験や分析、感想を用いて
主観的目線で内容を記述するものが定義とされています。

質問者様が挙げた例ですと、これは『作文』に分類されます。

しかしながらコンクール等では『作文』と『小論文』を
ひとくくりにしている場合が多いです。それは形式が近いことと、
同じ人が『作文』と『小論文』を同様に評価できるからです。

コンクールで『作文』の受賞数が多くなるのは、『作文』のほうが
実体験や個人の意思などの要素面でオリジナリティに富んでおり、
『小論文』よりも共感を得やすいといった理由もあるのでしょう。

逆に『小論文』で受賞を得るためには、その時代や情勢において
ホットな話題である必要があるし、既知の内容と新しい論述を
含めて多くの人に評価される必要があるため難度は上がります。

たとえば私が小学生の頃(15年ぐらい前)では『ゴミ問題』などが
ホットな話題で、身近にあるゴミを減らす方法やリサイクル、
日本国外での事例などを取り上げて小論文を構成していました。

個人的には小論文と作文は明示的に分けるべきだとは思いますが、
それが子供たちの柔軟な文書作成を阻害するようであれば、
今のままでも構わないかなと思っています。
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小学生では「作文」を書きますが


中学生以上になると「小論文」になりますね。

作文は必ずしも意見を含まないといけない
ということはありません。
自分の夢や想像を書いてもいいんです。

しかし、小論文は事実に基づいた事柄を挙げて
それに対して必ず自分の意見を書かないといけません。
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